私はいつも顔が怖いと言われる。実際に言われたエピソード5つ

悩んでいる女性

32歳女性、主婦。

子どものころから、顔が怖いと言われる。

 

学生時代はなにもしていないのに、「ケンカを売っている」と勘違いされる日々。

社会人になってからは、「顔が怖い」とクレームの原因になる。

 

化粧で少しは改善されるようになるが、いまだに、小さな子どもに「顔が怖い」と泣かれてしまいます。

 

 

いつも顔が怖いと言われるエピソード1.普通にしているだけで、ケンカを売ってると言われる

サービスエリア

 

私は、化粧をちゃんとしていないと、目が一重で腫れぼったく、分厚い唇が尖がって見えます。

そのため普通にしているのに、ケンカを売っているように思われて、怖がられることがよくあるのです。

 

大学入学時も、初対面の人に「クラス仕切ったりしてた、怖い人?」と尋ねられました。

本当はコミュ障で、学校では友だちも少なく、いつも寝て過ごしていた私。

 

大学の研修旅行で、とある県に行く途中に、立ち寄った高速のサービスエリアのトイレでも、嫌な経験をしました。

私がトイレでの手洗い場で、手を洗っていると、「なんで、そんな怖い顔で、こっち見るん?」と、見知らぬ人に怒られたのです。

 

私が「怒ってないです。こんな顔なんです」と言っても、無意味。

「こっちはなにもしてないのに、怖いんやけど」と言われ、友だちを呼ばれて、もめそうになったので、足早に逃げました。

 

「なにもしてないのに、『怖い』と言うほうが失礼だし、ケンカを売ってるのはそっちだろ」と思った私。

しかし、今まで何度も「怖い」と言われた経験があるので、「私の顔が悪いんだろうな」と落ち込みました。

 

いつも顔が怖いと言われるエピソード2.クレームになる

コールセンター

 

私が、ある会社で働いていたときのこと。

お客様から「あの店員が怖い。二度と行きたくない」と、クレームの電話が入りました。

 

電話を取ったスタッフが「なにか失礼なことを言いましたか?」と尋ねたところ、こう言われたそうです。

「なにも言われていないが、顔が怖い」と。

 

そのスタッフは、私が顔のことで悩んでいることを知っていたので、できるだけ優しく、クレームことを私に伝えてくれました。

ですが、クレームが上司にも伝わっていたので、あとあと問題に。

その後、会社で「怖い顔をなんとかしろ」と、本気で叱られたのです。

 

私からすると、好きでこういう顔ではないのに、本気で会社で叱られて、とっても辛い思いをしました。

 

いつも顔が怖いと言われるエピソード3.「性格が顔に出る」と言われる

文句を言う男性

 

私の怖い顔がクレームになったことで、私は本当に、毎日自分の顔のことで、悩むように。

 

ある日、私の顔のことで指導してきた上司に尋ねたのです。

「私も改善したいと考えていますが、どうしたらいいか分かりません。どうしたらいいですか?」と。

 

すると、上司は「顔は性格が出るから、性格をよくする努力をしろ」と言いました。

それまでは、顔のことだけを言われてきたのに、性格のことまで言われるようになって、生きた心地がしなかったですね。

 

それからしばらくは、人に優しくする方法を考えたり、自己啓発系の本を読んだりして、努力しました。

しかし、どうしたら朗らかな顔、優しい顔になれるか、そればかり考えて過ごしてしまい、とても辛かったです。

 

 

いつも顔が怖いと言われるエピソード4.接客の試験に受からない

接客

 

私が勤めていた会社では、年に数回接客の試験があります。

それに合格すると給料があがるので、全員が試験を受験していました。

 

私もその試験を受けたのですが、何度受けても不合格。

試験結果の点数の内訳を見ると、会話やマナーが高い点数でも、表情で最低点を取ります。

コメント欄には「表情で怖い印象を受けたので、改善しましょう」と書いてありました。

 

試験で落ちた人は、次回の試験に向けて勉強会が行われます。

しかし、「顔が怖いから落とされる」のは、私しかおらず、過去にもそんな人はいなかったようです。

そのため、どう対策をすればいいか分かりませんでした。

 

仕方なく、口角をあげて、月を寝かしたような笑った目にする練習を、鏡を見ながら何度も練習。

私ひとりだけが、怖い顔の対策をしないといけないことがとても悲しいし、恥ずかしかったです。

 

しかも、給料にひびく試験だったので、普段どんなに仕事を頑張っても、顔が怖いせいで、この試験に受かりません。

なので、給料があがらないのが辛くて、仕方ありませんでした。

このときほど、自分の顔を嫌に思ったことはありません。

 

普段ミスが多く、ぼーっとしたタイプの子でも、ニコニコした朗らかな顔の子は試験に合格。

まわりだけ、給料があがっていくのが、すごく悔しかったです。

 

「ニコニコさえしていれば受かるのに、なんで何度も試験に落ちれるの?」と、先輩に叱られたこともありました。

好きで怖い顔になったわけじゃないし、たしかに性格が原因なのかもしれません。

ですが、人の顔なんて短期間で変るものではないのです。

 

すぐにどうにかできない顔について、いろいろ言われることは、苦痛以外のなにものでもありませんでした。

 

いつも顔が怖いと言われるエピソード5.いつも怒っていると思われる

悩む女性

 

私が友だちと旅行に行って、あるレストランで食事をしていたら、そこの店長さんから「なにかありましたか?」と尋ねられました。

私はなにも思っていなかったので、「とてもおいしいです」と答えたのです。

すると、「怒ってらっしゃるのは、うちの食事が原因かと心配しておりました」と言われました。

 

どうやら、私は友だちと普通に話していただけなのに、怒っているような怖い顔に見えたようで……。

心配した店長さんが、話しかけてきたようです。

 

その店長さんは、なにも悪くないと思いますが、私はなにもしていなないどころか、友だちと楽しく過ごしているつもり。

なのに、他人からすると、怖い顔をしているように見える自分の顔がショックで、仕方ありませんでした。

 

まとめ

怖い顔がコンプレックスで、一時は整形まで考えたこともありました。

ですが、今はなるべく化粧をしっかりして、「怖い」と言われる顔を、少しでもマシに見えるように努力しています。

 

あなたの周りにも顔が怖い人はいるかもしれませんが、話しかけると意外と怖くない人かもしれませんよ。