30歳女性、OLとして商社に勤務。ぶりっこ男子は嫌いではないが、ぶりっこ女子は嫌い。でもぶりっこすぎる男との付き合いは、正直疲れることが経験上わかっている。趣味はショッピングと映画鑑賞、最近スノーボードを練習中。
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ぶりっこすぎる男子のエピソード1.人形遊びをする
大学時代に付き合っていたA君は、見た目は普通に男っぽいのですが、いつの日からか人形で遊ぶようになっていってしまいました。
ことの発端は、私がディズニーランドでプーさんや、ピグレットのぬいぐるみを買ってきたことです。
彼が自宅に遊びにきたときに、そのぬいぐるみを使って遊んだことがきっかけでした。
面白半分で、ぬいぐるみを使いながら「今日はなに食べようかな?」、「外のお天気がいいね」なんて遊んだのです。
彼はプーさんやピグレットが、よっぽど気に入ったようでした。
ことあるごとに、ぬいぐるみを使って「俺お腹すいちゃったよ」とか「○○ちゃん、僕とあそぼ」なんて言うようになったのです。
最初は私ものってあげていたのですが、ぬいぐるみの腕をくいくいと動かし遊んでいる彼には引きました。
別にかわいくないし、「おいおいぶりっこかよ」と思いながら、うんざりしていました。
ぶりっこすぎる男子のエピソード2.言葉の語尾が「ぷー」
人形遊びにはまってしまった彼は、その後、普通の言葉も変化してしまったのです。
「僕お腹空いたぷー」、「○○ちゃんと会いたいぷー」など、語尾がいつも「ぷー」になってしまったのです。
いつも人形遊びをしている、ぷーさんから取って「ぷー」と言っているようでした。
私からすると、「ぷーさんって自分でぷーって言っていたっけ?」と疑問に感じましたが。
いつも「ぷーぷー」言ってくる彼が、とってもウザく感じるようになってしまいました。
たまにぷーというくらいなら、「ちょっとのぶりっこはかわいいな」と思いますが、正直重たすぎました。
ぶりっこすぎる男子のエピソード3.自分のことを名前で言う
ぷー男と別れてから付き合ったB君は、見た目は180㎝くらいで、いかにも男らしい印象でした。
私は彼の名前をストレートに呼ぶのが恥ずかしく、名前をもじって「よっしー」と呼んでいました。
最初B君は、自分のことを「俺」と言っていたのです。
それが、私がいつもよっしーと呼ぶせいか、B君自身も「よっしー」と言うようになってしまったのです。
正直、自分のことを名前で言うのは、ぶりっこの典型です。
「困ったことが合ったらよっしーに言ってね」とか、「よっしーはこう思うぞ」なんて。
B君のぶりっこぐあいに、付き合いきれないと思ってしまいました。
だって、B君は毛深くぶりっこが似合わないルックスだったのです。
途中からは、気持ち悪いとさえ思ってしまったのでした。
ぶりっこすぎる男子のエピソード4.メールやラインに絵文字を多用
よく女の子のぶりっこなら、メールやラインにかわいい絵文字を打つものですが、その男版がいました。
社会人になって知り合ったC君は、メールやラインにとにかく絵文字を多用する人でした。
文末にハートやキラキラの絵文字を使ってくるので、「ちょっとぶりぶりしすぎ?」と引き気味になってしまいました。
C君のルックスは、男性ながら結構かわいいほうでした。
なので、「この人なら許されるのかな」と思いつつ、絵文字にお腹いっぱい状態になってしまった私なのでした。
ぶりっこすぎる男子のエピソード5.仕事と天秤にかける
大学時代から社会人にかけて付き合ったA男は、一つ年齢が下でした。
私が社会人1年目には、まだ彼は学生でした。
私が、社会人になって受けた研修があったのですが、3泊4日で寝るまもない、鬼のような研修です。
もちろん、彼のメールも返すどころか、見る暇もない毎日をすごしていました。
研修がおわり、ケータイを見ると「メール見てる?」とか「仕事忙しいんだね、でも俺だって寂しいんだ」なんてメッセージが。
「これはまずい!」と急いで彼に連絡すると、「仕事と俺、どっちが大切なの?」と。
よくテレビや雑誌で、女性が男性に対して言うのは目にしますが、その逆バージョンを体験してしまったのです。
「なんて女々しい男なんだ!」と彼のぶりっこに、本当に疲れを感じた一瞬でした。
ぶりっこすぎる男子のエピソード6.お化け屋敷を異常に怖がる
会社の同期で、遊園地に行ったことがありました。
ジェットコースターにのったり、観覧車にのったりと楽しんでいました。
そこに期間限定のお化け屋敷があったので、みんなで入ることになりました。
すると同期のB男は「ひぇ!お、お化け?」なんて、あきらかに動揺しているのです。
「もしかして怖いの!?」なんて周りが冷やかすと、「俺お化け屋敷だけはムリムリ!」と、いきなりぶりっこ。
B男は、スイーツ好きだったり、ちょっと女子っぽいところはありました。
でも遊園地のお化け屋敷は、どう見ても子どもでも入れるようなものでした。
かたくなに、お化け屋敷に入ろうとしないB男は、同期の男性陣に無理やり連れていかれました。
「うわぁぁ!!」という声だけが、響いていったのでした。
ぶりっこだなと思いつつも、お化け屋敷を怖がるなんて「ちょっとかわいいかも」と、不意をつかれる私なのでした。
まとめ
男子のぶりっこは、たまに出すなら「ちょっとかわいいな」と、女性に思われるかもしれません。
しかし、いつもだとウザいし、面倒くさいと思われてしまうものだなと感じています。