38歳男性。都内在住の会社員。今までの女性遍歴は1人。その彼女にもふられて、今は恋愛、結婚に希望を持てない状態。ブサメンゆえに女性恐怖症があり、女性とまともに会話ができない。趣味はカフェめぐり。
ブサメンがゆえに苦労したこと1.恋愛に消極的になる
私がブサメンなのは、幼稚園のときからです。
幼稚園のときも、軽い恋愛のことを話すことがあり「私は○○君のことが好き」とか、「僕は○○ちゃんのことが好き」なんて話もありました。
ブサメンであっても、かわいい女の子のことが好きで、一番人気があった子に淡い恋心を持っていました。
その女の子は、美穂ちゃんと言います。
ある日、遠足に出かけたときに、友だちと「だれが好きか」なんて話していました。
「僕は美穂ちゃんが好き」という話を、美穂ちゃんが聞いていました。
美穂ちゃんの反応は、とてもびっくりするものでした。
彼女は、「私はあなたの顔が嫌い」と言ったのです。
美穂ちゃんは近所でしたので、普通に話すこともありました。
だから、まさか「顔が嫌い」と言われるとは、思ってはいませんでした。
これが、自分がブサメンなんだと認識した瞬間でした。
その日は、落ち込んで家に帰り、母親にその話をしました。
母は大笑いして、「仕方ないね」となぐさめてくれませんでした。
それからは、小学校に上がっても、中高でも女の子からは相手にされませんでした。
それが原因で、恋愛に消極的になってしまいました。
とくに辛かったのは、学生の多感な時期に、女の子から「気持ち悪い」と言われ続けたことです。
私も、ブサメンだと自分で認識していましたので、できるだけ目立たないように学校生活を送っていました。
女の子からさけられたり、悪口を言われたのは、とても傷つきました。
大人になった今でも、女性恐怖症のようになってしまい、女性の目を見て話せなくなってしまいました。
仲良くなれそうな女性がいたとしても、距離を置いてしまうようになってしまいました。
ブサメンがゆえに苦労したこと2.彼女ができてもつらいことが続く
こんなブサメンでも、社会人になってから奇跡的に彼女ができました。
彼女ができてうれしかったのですが、ブサメンの辛さは解消されませんでした。
彼女が友人を紹介してくれないのです。
私としては、彼女をより一層知るために彼女の友人たちにも会ったり、遊んでみたいと思っていました。
そう伝えると、最初は「友人たちは忙しい」と、言って会わせてくれませんでした。
しかし、彼女は友人たちと遊んでいたのです。
なので、「一緒に遊びに行きたい」と言いましたが、やんわりと断られました。
そのようなことが、なんども続いて、彼女は友人にブサメンな私を紹介したくないのだと、わかりました。
彼女としても、ブサメンと付き合っているのを、友人たちにバカにされたくなかったのでしょう。
また、彼女は私とデートしているときも、ツーショットを取りたがらないことに気づきました。
私は彼女とのツーショット写真を待ち受け画面にしていたのですが、彼女はしていませんでした。
おうちデートのときは、甘えてきたりするのですが、外に出ると彼女としての振る舞いをしません。
「女友だちです」という、そぶりをするのでした。
誕生日プレゼントに、一緒にディズニーランドに行くことを計画しました。
しかし、彼女はディズニーランドが好きなのに、盛り上がらなくて、自分のブサメンをうらみました。
ディズニーランドで、アトラクションの列に並んでいるとき、ほかの人が私と彼女を見比べて、驚いた顔をするのが気になりました。
きっと、ふつりあいだと噂をしていたのかもしれません。
付き合っていても、悩みはつきませんでしたが、この悩みを彼女に相談することはできませんでした。
幼少期からの女性恐怖症が残っていて、彼女にも本音をぶつけることができなかったのです。
その後、彼女との関係も気まずくなり、別れることになってしまいました。
ブサメンがゆえに苦労したこと3.結婚にも希望が持てない
彼女とも別れてしまい、自分が結婚するというのも、イメージすることができなくなりました。
付き合っていた彼女とも、将来について話すことがありました。
「どんな赤ちゃんがほしい?」という話題になったとき、彼女が「目がパッチリした赤ちゃんがほしい」と、言いました。
そのあと、彼女が私の顔を見て、申し訳なさそうな顔をしました。
私の目は非常に細く、肌もニキビ跡が目立つ凸凹肌だったからです。
「もし、生まれた子が私に似ていたら」と、思うと悲しくなります。
そのような子どもを望む女性は、いないでしょう。
恋愛もさることながら、結婚が非常にほど遠いハードルに感じました。
まとめ
ブサメンの悲惨な人生について、知っていただけたでしょうか。
幼少時から心ない言葉に傷つき、それが大人になっても恋愛のときにあとを引くのです。
この悩みを皆さんと共感できれば、うれしく思います。