離婚ラッシュが起きた時の離婚した友人のエピソード4つ

別れる

29歳女性。

自分はいまだ独身だが、23~24歳の間に、周りが怒涛の離婚ラッシュを起こし、驚いた経験のある半ニート。

 

こんな自分にも、かつて友人と呼べる人たちがいました。

ですが、後に私を都合のいい、「愚痴吐き場」に利用していたことが発覚。

 

「類は友を呼ぶ」というが、私に寄ってくる友人たちは、離婚するのも納得できるクズであった。

 

 

離婚ラッシュ時に離婚した友人のエピソード1.でき婚したが、お腹のなかの赤ちゃんは、夫の弟の子であることが発覚

妊娠

 

高校の元同級生である友人A子(離婚当時23歳)とは、縁を切ったつもりでいた私。

しかし、23歳のときにお金が足りなくてはじめた、派遣バイトの食品加工工場で、偶然再会しました。

 

穏やかな性格の影に、とんでもない悪だくみを抱えているような、性悪人間で有名だった学生時代のA子。

私も、A子に「友人だよね」という言葉と引き換えに、たびたび困らされてきたものです。

 

「関わるのは嫌だな」と思ったものの、そのときのA子は私に対して、とても申し訳なさそうにしていました。

それに、「あのときは、いじめてごめんなさい」と、謝られたのです。

 

「謝ってくれるなら」と、単純ですが、A子を許した私。

「ほかに話せる人がいないから」という理由で、つい1ヶ月前にでき婚した、A子の愚痴に付き合うようになったのです。

 

最初のころは、どの愚痴もありきたりな内容でした。

「夫の実家で義両親と同居してるけど、義母がうざくて」

「まだ妊娠2ヶ月だから、いつまでここでバイトできるか、分からないんだよね」などと。

 

しかし、愚痴を聞くようになって、3週間が経ったころのこと。

いきなり、「実はね、お腹の赤ちゃん、夫の子じゃないの」と告白されたのです。

 

A子は結婚前に半年ほど、旦那さんの実家で同棲していたそうで……。

そのときに、まだ大学生で実家暮らしをしていた、旦那さんの弟とも体の関係を持ったと言います。

 

旦那さんとも弟さんとも、行為をするときには、避妊具をつけていなかったとのこと。

また、行為の時期が被ることから、A子は「このまま出産しても、バレない」と思ったのでしょうね。

どちらの子どもかわからないまま、夫となる相手へ、「あなたの子を妊娠した」と、あっさり報告したのでした。

 

「夫の部屋で弟君とHしたこともあるけど、バレてないから、死ぬまで隠し通す自信がある」

A子はそう言います。

 

弟さんへも妊娠を報告したものの、「子どもの父親は、あなたかもしれない」とは言っていないそうです。

「現在は妊娠しているから、行為はできないけど、たまに弟君とデートしてるから、産んだらまた、Hするかも」

なんて笑っているA子。

 

「そんな上手く、バレないものなのか」と、疑っていたある日。

案の定、A子からその話を聞かされた1ヶ月後に、A子と旦那さんが離婚しました。

 

「自分の子どもかも。それなら兄の子として、育てられるのは嫌だ」

弟さんがそう思い、自分の両親と兄へ、A子とのことを告げたのです。

 

そこから、あれよあれよと、スピード離婚。

A子はバイトをバックレて、そのまま実家へ帰りました。

 

風の噂では、子どもの親権は元旦那さんに移ったようです。

 

離婚ラッシュ時に離婚した友人のエピソード2.結婚式に新婦(友人)の浮気相手の男が乱入し、即離婚

結婚

 

友人B子(離婚当時22歳)との出会いは、私が23歳のころに勤めていた食品加工工場のあとにはじめた、ピッキングバイト先でした。

出会ったときには、すでに婚約中だったB子。

 

なにかにつけて、私に自分幸せアピールをしつつ、マウンティングをする人だったのです。

「顎田さん(仮名)も、早く彼氏つくって結婚しなよ」と。

 

私はあまり関わりたくなかったのですが、向こうは私を「自分より下だから、扱いやすい友人」と思ったのでしょうね。

よくバイト終わりに「おごるから、話しに付き合ってよ」と、ファミレスで延々自慢話しを聞かされました。

 

バイトに入って、2ヶ月したころのこと。

B子から、結婚式の招待状を渡されました。

 

ほかのあまり親しくない同僚へも、数名渡しているようで、どうやら私は、人数合わせのために呼ばれたようです。

しかし、それを分かっていても、人の結婚式に呼ばれるのは、ちょっと嬉しいもので……。

当日は、自分なりにオシャレをして、結婚式へ参加しました。

 

しかし、その結婚式に、「新婦であるB子の浮気相手だ」と、名乗る男が乱入し、新郎と取っ組み合いの喧嘩になったのです。

B子は泣きわめいているし、浮気相手と新郎はおたがい顔を殴り合って、恐ろしいことになっています。

 

式場スタッフや新郎新婦の親族男性で、やっと喧嘩を止めました。

しかし、そのころにはもう、結婚式なんて続けられる状態ではありません。

 

いったん控室へ通されたものの、B子が泣き止まないうえに、新郎が式場から出ていったそうで……。

結局、その結婚式は中途半端に終わったのです。

 

その結婚式のあと、B子もさすがに出勤しにくかったのか、辞めてしまいました。

でもメールで、たびたびお花畑のような内容が送られてきていたので、心配はしていませんでしたね。

「夫君をなんとか説得して籍を入れたし、これで安泰! 顎田さんも早く結婚できるといいね」と。

 

でも、結婚報告メールからわずか2日後に、愚痴メールが。

「離婚しました。あいつ(旦那さん)最低! 私が結婚してやったのに、やっぱり浮気女は嫌だって!」と。

そのメールを見て、私は、「物凄いスピード離婚をしたものだ」と呆れてしまいましたね。

 

 

離婚ラッシュ時に離婚した友人のエピソード3.小遣い稼ぎにしていた援交が夫にバレて離婚

お手上げの女性

 

友人C子(離婚当時30歳既婚者子どもあり)とは、私が24歳のときに働いていた、工場の軽作業のバイトで出会いました。

C子は、そのバイト先のリーダー的存在で、バイトは誰も逆らえません。

 

学生時代から勤めているらしくて、とても仕事に詳しかったC子。

どんなにC子がヒステリックに怒っても、ただC子の機嫌を取るしかないのです。

 

そのC子に目をつけられてしまった私は、C子のお気に入りバイトを集めた派閥に、無理やり入れられました。

そして、バイト終わりや休日に、派閥で出かけることを強制されたのです。

 

その派閥は、実は主婦の援交グループで、C子はそのグループのリーダーでもあります。

私は独身であるものの、「ブス専もいるし、1回だけでもやってみなよ」と、援交を迫られたのです。

 

学生時代に、いじめで似たようなことを言われた経験があります。

ですが、派閥の主婦は、皆私より年上の30代ということで、あのときよりかなり怖かったです。

 

「私たち、せっかく友人になったのに、どうしてそんなに拒否するの?」

「友人の頼みが聞けないの?」

 

さすがに、C子や派閥の人たちにこう言われても、うなずくことはできません。

援交グループだと知る前は、ちょっと強引だけど、「大人の友人たち」という気もしていて、嬉しかったのですが。

 

私はこの時点で、「これ以上関わっていると、ろくなことにならない」と思いました。

なので、「もうバイトを止めて、C子と縁を切ろうか」と悩んでいるときに、C子が離婚。

 

C子の派閥のなかでも、私に対してそこまで態度がキツくなかった人が教えてくれたのです。

「C子さん、旦那さんにバレて離婚したみたい。私もあんなこと、そろそろやめたかったからよかった」と。

 

C子は離婚後も、同じバイトを続けていましたが、派閥は自然消滅して、私も話しかけられることがなくなりました。

「慰謝料払わないといけないんだけど、あと2,000,000円足りなくて。友人よね、貸してくれない?」

一度C子に、このように言われ、お金を無心されましたが、もちろん、渡すわけがありません。

 

離婚ラッシュ時に離婚した友人のエピソード4.夫の海外出張中に、浮気したことが発覚

電話

 

友人D子(離婚当時24歳既婚者)とは、小学生のころ、比較的仲が良かったです。

しかし、私がいじめられていると知ると、知らんふりをしはじめた、なかなかの性格をしている子でしたね

 

そんなD子とは、中学高校が別れたこともありますが、つかず離れずの関係が続いていて……。

家が近所だったので、顔を合わせたらお茶をする程度の仲でした。

今までできた友人のなかでは、私に対して、そこまでキツく当たってこない、腐れ縁な友人です。

 

そんなD子が結婚したのは、23歳のとき。

旦那さんは忙しい人なので、結婚式を挙げて1ヶ月も経たずに、海外へ出張に行ってしまいました。

 

私はときどき、D子から「旦那さんに会えなくて寂しい」などの愚痴を聞かされていたのです。

しかし、「寂しい」と言うわりには、D子が1人で出かけているところをよく見かけていた私。

 

そのD子と私が、24歳のときのこと。

私はたまたま、D子が誰か知らない男の人と、腕を組んで歩いているところを見てしまいました。

 

「え?」と、つい声に出してしまった私に気づいたD子も、「え?」と慌てた様子。

ですが、夜中だったので、相手の男性の顔はよく見えません。

 

そのとき私は、「旦那さんが帰国したのかな?」と思いながら、D子に「またね」と声をかけて、家に帰ったのです。

問題はそのあとでした。

 

翌日に、D子の携帯番号から着信があったので、出てみます。

すると、D子夫と名乗る男性からで、「妻の最近の様子を聞かせてくれませんか?」と言われたのです。

 

どうやら、D子の旦那さんはあの夜、D子に内緒で家に帰っていたそう。

そんなサプライズを知らない、D子と浮気相手が仲よく帰宅したことから、修羅場になったのです。

 

私は、D子の旦那さんから、こう言われます。

「携帯に、あなたの着信履歴が一番多く残っていたので、なにか事情を知っていたら教えてほしい」と。

 

D子は友人ですが、実は結構執念深い私は、昔のD子の行いに腹を立てていました。

ですので、D子が1人で出かけることが多かった件などを旦那さんに教えたのです。

 

旦那さんはそのあと、弁護士を交えてD子と離婚。

D子からは「あんたが余計なこと言ったせいで離婚したじゃない! 友人だと思ってたのに」と罵られました。

ですが、「そもそも、浮気しなければよかったのに」と、心の底から思いました。

 

まとめ

私の周りで起きた離婚ラッシュは、23~24歳の間に合計4回。理由も、友人たちの不貞が原因です。

浮気をしたことがないどころか、誰とも付き合った経験のない私にはわかりません。

ですが、浮気は人に自慢したいほどに楽しいのでしょう。

 

でも、浮気は絶対バレます。

離婚ラッシュの当事者にならないよう、心当たりがあるなら、気を付けてください。