20歳女性。大学生。
大学に入って、自分と似たような出身地の友だちができるが、その友だちに、変にライバル視されるように。
その結果、服やメイクを真似されて、困っています。
周りとの関係もあって、今でも、接触を避けることも、言い返すこともできずに、日々ストレスがたまっていく一方です。
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ライバル視してくる人のエピソード1.出会い
彼女との出会いは、大学に入ってすぐの、ガイダンスでした。
彼女は、まさに「田舎から都会に出てきた子」という感じで、ほんわかした雰囲気の笑顔が可愛い女の子。
私も、田舎から都会に出てきたので、彼女に会ったとき、似たものを感じました。
だからか、それからよく一緒に、行動するようになったのです。
大学生ということもあり、大学に入る前に、ある程度そろえたメイク用品や洋服で、おしゃれを楽しむようになった私。
そのおしゃれのかいもあってか、大学に入ってすぐに、彼氏ができました。
もちろん、彼女との付き合いも、継続中です。
彼女は、よく私のことを「かわいい」、「憧れの存在だ」と、言ってきました。
そう言われて、正直、悪い気はしなかったです。
「やっぱり、大学に入ってから、頑張っているから、そう見えるのかもしれない」
そんなふうに、嬉しく思っていました。
しかし、次第に彼女は、「あなたのように、かわいくなりたい」と、言い出しはじめ……。
私の化粧や服を、真似しはじめたのです。
そして、私が入っていたサークル(男女の交流が活発なサークル)に途中参加。
それから、彼女はだんだん私に対して、ライバル視するようになってきたのです。
ライバル視してくる人のエピソード2.化粧
彼女は、サークルにくるときになると、とても濃いメイクをしてくるようになりました。
正直、「あまり似合っていない」と思いましたが、彼女なりに満足していたので、なにも言わなかったです。
おそらく、サークルには、男の子もたくさんいるので、「しっかりしなきゃ、ダメだ」と思ったのでしょう。
しかし、「自分の化粧を濃くしている」という自覚はなく、「ただ、少し丁寧にしているだけ」と、彼女は思っています。
私の場合は、朝時間があるときに限り、少し濃いめに、メイクをするようにしていました。
そんなある日。彼女から、衝撃の一言が飛んできたのです。
「今日の○○(私)、化粧濃い~!」
共通の友人を含めたグループで、私にそう言ってきました。
馬鹿にしたような、声でしたね。
「○○(私)のメイクを真似し、私にあこがれている」と言っていた女が、よくそんなことを言えたものです。
そうやって私を馬鹿にすることで、自分の株をあげたかったようで……。
「同じ田舎出身同士、自分が勝てるのは○○(私)しかいない」とでも、思ったのでしょうか。
そのような、私のメイクに対するダメだしは、日に日に多くなっていきました。
それも、全部、人の前で言うのです。
あたかも、「自分は○○(私)より、メイクがうまい」と、アピールしているようでした。
ライバル視してくる人のエピソード3.服装
私が流行の服を着て、彼女に会ったときは、いつもこう言われました。
「流行りに、おどらされてるね~」
そう言いながら、決まってその一週間後には、似たような服を着てくるのです。
「あなたも、流行におどらされてるじゃないか」
このように言っても、まったく気にする様子がありません。
「私が着てきた服と似たものを、次の週に着てくる」という行動は、しばらく続きました。
とても気持ち悪かったです。
「私は流行とかよくわからないから、○○(私)の服を参考にしてるんだ~」と、よく言ってきました。
「『流行に踊らされてる』なんて言いながら、よく言えるな」と、思いましたね。
私がまわりに服をほめられているときは、決まって話に入ってきて、こう言うのです。
「私も持っているから、今度着てこようかな」と。
ライバル視してくる人のエピソード4.彼氏
そんな彼女にも、はじめての彼氏ができました。
どうやら、相手もはじめての彼女らしく、「初々しく、かわいいカップルが誕生した」と思っていた私。
しかし、彼女は彼氏ができたことを報告する際、まったく初々しさを感じられない口調で、こう言いました。
「付き合うことになっちゃった~。○○(私)のとこよりラブラブかも~」
「まあ、私はあんま好きじゃないけど、あっちが好きだからね~」
それはもう、今までに男性経験が豊富で、百戦錬磨してきたかのような言い方でしたね。
それに加えて、「○○(私)のところよりも、ラブラブ」なんて、意味のわからないことを言うのです。
彼女は彼氏ができてから、私と彼がSNSにあげた写真を真似て、写真を撮るようになりました。
そして、私の彼と、自分の彼氏との写りを比較して、みんなに見せるのです。
また、デート場所も、真似してきました。
そして、「私のほうが、そのスポットを満喫した」と言わんばかりに、その場所のうんちくを話してくるのです。
ライバル視してくる人のエピソード5.ライバル
とにかく、いろいろなことを真似ては、「自分のほうが優れているアピール」をするようになってしまった彼女。
「○○(私)に、あこがれている」
そう言ってくれたときも、本当は心のどこかで、「こいつより、私のほうがかわいいのに」と、思っていたに違いありません。
結局、心のどこかで、私と自分を比べて、自信を保っていたのでしょう。
それが、同じサークルに入り彼氏ができ、私と立場が一緒になることで、どんどん彼女のなかから、あふれ出してきたのだと思います。
同じ大学、サークルという手前、彼女と会うことは、今でも避けられません。
ですが、変にライバル視をされて、さまざまなことを言われるので、私のストレスはたまっていく一方なのです。
まとめ
とにかく、ライバル視してくる人のエピソードは、いかがだったでしょうか。
女の嫉妬は、とても怖いものです。
「周りと比べずに、しっかり自分に、自信をもって生きていきたい」
彼女のおかげで、そう強く思えるようになりました。