私が教わった糞教師の糞エピソード4編

睨む女性

20歳女性。大学生。

小学校のときの担任が、生徒の気持ちを考えて行動できない、「糞教師」であった。

 

「糞教師に、2年間教えられたおかげで、性格の悪い、目上の人に対する、耐性はついたかもしれない」

そう思えるようになった、今日このごろ。

 

 

私が教わった糞教師のエピソード1.糞教師

不審に思う女性

 

私が、その糞教師に教わったのは、小学生のまだ、小さいころのことです。

それでも、あの糞教師の記憶は、しっかり鮮明に覚えています。

それほど、彼女は糞教師だったのです。

 

彼女は、私が小学校5年生のころに、新任で私の小学校に入ってきました。

優しそうな見た目で、声もかわいらしく、彼女が担任の先生になって、クラスのみんなが喜んだのを覚えています。

しかし、現実の彼女は、そんな優しい教師ではなく、ただの糞教師だったのです。

 

私が教わった糞教師のエピソード2.いじめに関する学級会

学級活動

 

彼女の授業は、いわゆる普通の小学校の授業とは、一味違っていました。

まず、ほぼ毎回、グループをつくらされます。

 

小学校ですと、やはり、当たり前のように、ひとりぼっちになってしまう子が存在していました。

グループの人数は任意で、好きな人と組んでよい仕組みです。

なので、ひとりぼっちの子は毎回、ひとりぼっちになっていました。

 

それでも、彼女はまったく対策をしません。

毎回のグループづくりで、あぶれてしまっている子は、一人でいることが余計に、周りに認識されるようになってしまい……。

だんだんと、いじめにつながる原因となってしまったのです。

 

いじめは小学生ですので、そこまで残酷なものではありませんでした。

その子に触ってしまった、触れてしまったら、「○○(その子の名前)菌」と言って、移しあいがはじまるといった感じです。

 

あとは、その子がいないところで、陰口を言うなどといった感じでした。

それでも、その子は相当、傷ついていたと思います。

 

そんなとき、学級会が行われました。

議題は「○○くん(いつも、グループづくりで、ひとりぼっちになってしまう子)はなぜ、いじめられているのか」というもの。

 

これは、小学校でのいじめ対策としては、至るところで行われているのかもしれませんね。

ですが、内容がすごく残酷なものでした。

 

なんと、生徒一人一人に、こう聞いていったのです。

「ひとりぼっちになってしまう子のどこに、いじめられる要素があると思うか」と。

みんな小学生ですので、正直に答えました。

 

「体が臭いから」「性格が暗いから」「気持ち悪いから」

理由はさまざまでしたが、それらはそのひとりぼっちになってしまう子にとって、心が傷つく言葉ばかり。

いつも陰口で言われていたことを面と向かって、言われているということです。

 

次に、そのいじめられている本人に、どう思っているか聞きました。

「あなたはどう思う?」と。

 

その子は、気が弱い子です。

すでに、みんなから思っていたことを面と向かって言われ、傷ついていたのでしょう。

 

「ごめんなさい」

ただ、そう一言だけ口にして、椅子に座ってしまいました。

糞教師は、「謝っていることだし、いじめはやめましょう」と、締めくくって、学級会を終わらせたのです。

 

その学級会は、ただいじめがさらしあげられただけでなく、「いじめられていた子が謝る」という形で終了。

そもそも、ひとりぼっちを際立たせたのは、教師側の配慮がまったくない、グループづくりのせいです。

それに追い打ちをかけたような会でしたね。

 

その学級会は、PTAで問題になりましたが、結局、その糞教師が表立った処分を受けることはありませんでした。

 

 

私が教わった糞教師のエピソード3.給食

給食

 

小学校でいじめ以外に問題になることといえば、給食の食べ残しだと思います。

小学校5年生ですと、だんだん完食できる子が増えていく年ごろです。

しかし、やはり細身の子だったり、少食の子、食べるのが遅い子は、残してしまっていました。

 

そんななか、一人の子が糞教師のターゲットに。

彼女は、みんなの大好物のデザートを残しました。

彼女には、苦手なデザートだったようです。

 

余ったデザートはもらえると、みんながそのデザートを巡って、じゃんけんをはじめました。

しかし、糞教師はそれを止めて、こう言ったのです。

 

「みんながこんなに食べたいものをあなたは残すの? 食べられない国の子だっているのに、それを残すの?」

そういわれて、デザート争奪じゃんけんは中止になり、その子は泣きながら、頑張ってデザートを食べていました。

 

その日から、その子がなにかを残すたびに、問題視されるように。

また、掃除の時間に、その子だけ廊下に出され、完食させられるということも。

 

もともと少食で、食べるのが遅かったその子は、毎回おびえながら、給食を食べるようになりました。

「早く食べなきゃ、先生に見つかっちゃう」

いつも、そう言っていましたね。

 

私たちは、ただただかわいそうで、見ているしかありませんでした。

 

私が教わった糞教師のエピソード4.事故

交通事故

 

そんな糞教師にも罰が当たったのか、自分の愛車を壁にぶつけるという事故を起こしたようです。

ただの不注意だったようですが、そのニュースが入って、クラスの何人かが喜んでいたのを覚えています。

しかし、その日の糞教師は、生徒に対して、そのイライラや悲しみをぶつけてきました。

 

授業中に、なにを発言しても否定され、掃除もいつも通りにやっても、怒られるように。

しまいには、「私の車に傷をつけたのは誰ですか?」と、聞いてきたのです。

 

保護者やほかの先生の話から、「先生が事故にあった」と聞いていた生徒たち。

そのため、自分たちのせいにされようとしていることが、すぐわかりました。

 

自分のミスなのに、小学生に八つ当たりなんて最悪です。

 

まとめ

私が教わった糞教師のエピソードはいかがでしたか。

彼女は結婚し、教師をやめました。

 

今では、子どもを産んで、お母さんになったようです。

ですが、あのまま変わっていないのだとすれば、その子どもが、とてもかわいそうに思えます。