45歳女性。
今は再婚して、専業主婦です。
25歳で結婚をして、27歳で離婚。
酒好きの男と結婚をして、借金癖が直らず、離婚を決意しました。
その後、9年独身生活を経て、36歳のとき、今の夫と再婚。
前の夫とは、正反対のタイプの今の夫は、真面目で素直な性格です。
以前の結婚のように、生活に追われることなく、穏やかな生活を送っています。
見出し
夫の朝帰りが原因で離婚したエピソード1.付き合っているころは、一緒に朝帰りも楽しかったが……
お酒が大好きな彼とは、友人が経営していたスナックで知り合いました。
常連だった彼は、私よりも10歳年上で、23歳の私には、とても大人に思えたのです。
私もときどき、お店に行っていたので、彼とは話をするように。
友人に聞いたところ、バツイチで、現在は彼女もいないとのこと。
彼も、私のことが気になっていたようで、付き合うようになりました。
大人の彼は、今までの彼とは違って、素敵な雰囲気のお店に、よく連れて行ってくれて……。
次第に、一緒にお酒を飲むことが多くなりました。
彼はかなり年下の私をとてもかわいがってくれたし、私も大人の彼をとても好きになったのです。
バツイチではあったけど、仕事も私生活もスマートにこなす彼が、とても魅力的でした。
夫の朝帰りが原因で離婚したエピソード2.新婚生活がはじまったものの……
付き合って、2年後に結婚。
両親はいつも、私の思ったとおりにさせる主義。
そのため、今回の結婚も心配はしていたようですが、反対とも賛成とも、言いませんでした。
とはいえ、私の両親に対して、とても感じよく接してくれていた彼。
なので、「結婚してよかった」と思っていたのです。
結婚と同時に、彼は自分で事業をするということになり、私も微力ながら、手伝いをすることに。
いきなり仕事をはじめるといっても、最初は収入もありませんので、私は、結婚前からしていた仕事を続けていました。
私は毎日仕事へ行き、休日や夜に、手伝いができるときはやるといった感じです。
それと家事をこなし、新婚生活は楽しかったですが、とても忙しい日々を送っていました。
夫の朝帰りが原因で離婚したエピソード3.はじめた事業は、軌道に乗りません
はじめた事業はなかなかうまくいかず、喧嘩をすることもありましたが、夫婦にはよくある、言い合い程度。
私のお給料と彼の仕事から得る収入で、生活はギリギリです。
しかし、私も若かったせいか、「いつかは上手くいく」と信じていました。
もともと、彼はお酒は好きではありましたが、自宅での晩酌はあまりしません。
飲んだとしても、焼酎1杯もしくは、ウイスキー1杯程度でした。
結婚をしてからは、二人で朝帰りするほど、飲みに行くこともなくなりましたね。
とにかく、普通の生活を早く確立させたかった私。
なので、切り詰めるところは切り詰めて、「事業も、早く成功してほしい」と、いつも思っていました。
彼はお付き合いで、飲みに行くことはありましたが、結婚当初は、私のために早く帰宅してくれていたのです。
「お付き合いも仕事のうち」だと思って、飲みに行くことは大目に見ているところもありました。
「そんなお付き合いで、事業がうまく進むのであれば」と、私も飲みに行くことについては、許していたのです。
しかし、事業が上手くいっていないのにかかわらず、朝帰りが増えていった彼。
かなり酔って帰ってくるので、そのときはなにも言えず、私は彼をそのままに、仕事へ行っていました。
夫の朝帰りが原因で離婚したエピソード4.借金をして、お酒を飲んでいた
生活費は二人の収入を合わせて、そこから支払いをしていました。
支払をすると、ほとんどお金は残りません。
私のお小遣いは、ないに等しいほどでした。
ある朝、また酔って帰ってきた彼の洋服のなかから、消費者金融の明細書が出てきます。
私は頭に血がのぼり、彼につかみ寄って、問い詰めたのです。
「『飲み代は、お付き合いの方が出してくれている』と聞いていたのに、どうして借金をしているのか」
「私は、毎日生活費を切り詰めて生活をしているのに、お金を借りて使っているとは、どういうことなのか」
自分が、ばかばかしくなってしまいましたね。
「こんなに私はがんばっていたのに、借金をして、お酒を飲んで、朝帰りとは……」
そう思って、仕方ありませんでした。
夫の朝帰りが原因で離婚したエピソード5.我慢の限界で離婚しました
私は、事業が上手くいくように、サポートし続けました。
手が足りないときは、夜中の作業も手伝って、翌日仕事に行くという生活を送ります。
夜帰ってこないときは、心配で眠れないこともありました。
そんな心配をよそに、私に内緒でお金を借りていたのです。
本当に悲しくて、ショックでした。
彼いわく、「借金はするが、今後仕事をして軌道にのったら、すぐに返せる」とのこと。
私も惚れた弱みか、そんな彼の言葉を信じてしまったのです。
「こんなに一生懸命働いているのだから、借金だっていつか返せる」
そう思っていた私。
一度借金の明細書を発見してから、その後は「借金をしない」と、約束をしてもらいました。
しかし、彼は借金を続けていたのです。
家では晩酌はしないものの、外では、かなり飲んでいたようで……。
だから、お金も足りなかったようですね。
「飲んでしまうと見境なくなってしまい、飲んだ日は朝帰り」というのも、普通になってしまいました。
私はもう、彼に付いていく自信がなくなり、離婚を決意。
いつか成功する日を夢みていたのですが、彼とでは、叶いそうにはありませんでした。
まとめ
付き合っているときは、一緒にしていた朝帰りも、結婚したら別です。
お酒好きも、ほどほどであれば楽しいものですが、「見境なく飲んでしまう」というものは、考え物だと思います。