29歳女性。クラウドワーカー。
27歳より、実家暮らしをしながら、個人事業主として、クラウドソーシングで生計を立てる。
月収は、平均120,000円。
「人嫌いの自分には無理だ」と感じ、社会復帰も、恋愛や結婚も諦めています。
趣味は、YouTubeでのゲーム実況動画閲覧。
昼夜逆転の、気ままな独身ライフを満喫中です。
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一人で生きていくと決めた3つの理由1.いじめを受けた経験から人を信用できない
誰かを信じて、裏切られるのはもう嫌です。
そんな辛い思いは、二度としたくありません。
だから私は、「一人きりで生きていく」と、決めました。
29年間生きてきたなかで、私が一番最初にいじめられたのは、幼稚園児だったころ。
確か、セーラームーンのカードを、こっそり幼稚園へと持っていった日だったと思います。
同じキリンの女の子から、「私のカードと交換して」というお願いを断ったことが、いじめのきっかけに。
気に入っているカードだったので、誰にもあげたくなかった私。
なので、「嫌だ」と言ったのですが、その女の子は不快に思ったのでしょうね。
その日から、遊びの仲間に入れてもらえなくなりました。
小学生、中学生、高校生と成長するにつれて、いじめの度合いはひどいものに。
私がなにもしなくとも、主に男子生徒から「ブス」、「ニキビ女」と悪口を言われ、携帯で盗撮されるのです。
派手めの男子が集まるグループが、そうやって騒いでいるので、もう最悪な状態。
同じく派手めな女子は、笑ってはやし立てたり、悪口を言ってきて、大人しいグループの生徒は、見て見ぬフリです。
いじめられているのは私だけではなく、大抵の場合、ほかにも、男子1人、女子が1人ずついました。
私ばかりが集中して、いじめを受けているのではありません。
しかし、毎日のように「顔がキモイ」、「臭い」なんて言われる日々は、とても辛いものでした。
クラス替えがあり、いじめっ子と離れても、状況は変わりません。
友だちとして、仲よくなれそうな子ができても、どうしてもいじめられるのです。
小学生、中学生のころは、半年ほど不登校になり、自宅学習をしていた私。
高校では保健室登校も許されず、かといって不登校だと、出席日数が足らずに留年してしまいます。
なので、我慢して通っていました。
高校を卒業したあとは、大学へも専門学校へも、進学しなかったです。
1年ニートをしたあとに、やっとフリーターとして、コールセンターでバイトをはじめました。
しかし、そこでも「顔がブス」、「仕事ができない」と、悪口を言われる毎日。
「もう、人と関わること自体、嫌だ」と、思うようになってしまったのです。
バイトを変えて一生懸命働いても、必ず誰から嫌われ、いじめられる人生が待っています。
「こんな私を好きになってくれる人なんて、いるわけがない」
そう思ってしまい、人間不信になりました。
一人で生きていくと決めた3つの理由2.性的な目で見られることに、嫌悪感がある
私は、男性から、友情や恋愛の感情を抱かれるのが嫌いです。
また、女性に好意的な気持ちを向けられたり、ちょっと肩や手を触られることも、「嫌だ」と感じてしまいます。
私に関わる人すべてに、不信感が沸いてしまうのです。
「どうせすぐ裏切られるなら、最初から信用しない」「大嫌いな男性という生き物に、体を預けるのも嫌」
そのように感じるせいだと思います。
「ブスだ」「ニキビ面だ」と、男性から「気持ち悪い」としか、言われなかった私。
なので、男性から性的な目で見られることに、強い嫌悪感を覚えてしまうのです。
それは私がもともと、「女の子らしい恰好」が嫌いで、「男っぽい恰好」が好きだからでしょう。
診断を受けていないので、性同一性障害かどうかは分かりません。
しかし、物心つくころから、私はスカートよりもパンツスタイル、長い髪よりもショートカットでいたい性格。
けれども、肌が汚いので、それを隠すためにメイクだけはします。
服装はレディースを着ているものの、フリルや花柄は絶対に嫌です。
とくに、肩や胸もと、足を出す恰好はダメですね。
暑い日でも、タンクトップやキャミソール、ホットパンツは絶対に着ません。
真夏でも、しっかり袖のある透けない生地のTシャツに、スキニージーンズとスニーカーです。
正直、ブラジャーをつけることも嫌で、「ナベシャツ」という胸を潰せる効果がある、下着を身に着けています。
もともと、そんなに胸がないので、これで十分隠せるのです。
しかし、肌を露出していると、そんな自分にも嫌悪感が出てしまいます。
とにかく男性から、私のことを「女性」だと、認識されることが嫌で仕方ありません。
その気持ちが自分に「彼氏をつくろう」、「結婚したいから、婚活しよう」という気持ちを諦めさせ、「一人のほうが精神的に楽なのだ」と思わせます。
一人で生きていくと決めた3つの理由3.自分勝手に、好きなことだけしていたい
私は、結構わがままな性格です。
実家から出たことは一度もなく、正社員として働いたこともありません。
それらはすべて、「そんな重大なことをする、自信がない」からです。
それに、「いつだって、自分の好き勝手に生きたい」と思っています。
だから、家事もたまにしかしません。
「恋愛したら、彼氏に尽くさないといけない」「結婚したら、家のことをしなければいけない」
そんなのは、まっぴらごめんです。
27歳からは、どんな職場へ行っても、いじめられることに嫌気がさして、クラウドワーカーになりました。
実家の自室で、誰とも会話せず、ひたすらPCで案件をこなす毎日、最高です。
誰からもいじめられない、平穏な日々をやっと手に入れました。
両親は、「結婚しろ」とも、「就職しろ」とも言いません。
私がクラウドソーシングで、毎月平均120,000円稼ぎ、少なからず家へ入れているからでしょう。
SNSで、恋愛について悩んでいたりする人々を見て、「羨ましいな」とは思いません。
「面倒くさそうだな」と感じます。
結婚についても、「結婚したら、旦那の家族と仲よくしないといけないなんて面倒」としか思いません。
家事も掃除も不得意ですし、そもそも、進んでやろうとも思いませんね。
恋愛や結婚は、「自分勝手に過ごしている今の生活が、終ってしまうようなことだ」と、感じています。
「人嫌いで、努力をしたくない」
そんな私には、一生一人っきりが似合っているのです。
まとめ
「いじめられて、人を信用できなくなった」
「男性嫌悪が強く、恋愛も結婚も考えただけで、憂鬱になる」
「責任感がなく、自分の好きなことだけしていたい」
こういった理由から、このように思う、私のような女性は、ほかにもいるはずです。
「一生一人きりで生きてやろう。それが、自分が楽に生きられる、唯一の方法なのだ」と。
「彼氏つくらないの? 誰か紹介しようか?」「どうして結婚しないの?」
そんなこと言って、一人で生きることを決意した女性を責めないでください。
その女性はそうやって生きていくことこそ、自分にとって、一番の安心できる選択なのですから。