42歳になった今でも、キャラクター大好きの主婦です。
可愛い物を見つけては、買ってしまい、持ち歩きます。
しかし、学校のママ友の前では、「浮かないように」と、持ち歩かないようにしている私。
家族と出かけるときは、好きなファッションに、可愛い物を思いっきり身につけています。
最近は、「その歳で、そのバック……」と、子どもたちからバカにされているほど、すごい状態です。
バカにされたエピソード1.幼稚園のママ友にバカにされた
幼稚園に、わが子をはじめて入れたときのエピソードです。
幼稚園では、バスを利用せず、子供の送り迎えしていました。
そんな子どものお迎えを、はじめて行ったときのことです。
前から入っていた幼稚園のママ友だちが、輪になって楽しそうに話をしていました。
「新しい者は寄せ付けない」
なんだか、入りにくい雰囲気です。
私は、基本的に群がるのが好きではないし、1人で行動できるタイプ。
なので、「無理して、その輪のなかに入る必要はない」と思っていました。
子どもをお迎えに行き、すぐに連れて帰ろうとすると……。
子どもは遊び足りないのか、すぐに帰りたがらず、幼稚園で遊びだしてしまいました。
残っている幼稚園のママ友だちは、いつもだいたい決まっていたので、私は1人、ポツンとしている状態。
子どもにいくら「帰ろう」と諭しても、帰る気配もありませんでした。
それがたまになら、まだいいのです。
ですが、毎日続いたので、私もさすがに1人でポツンとしているのが、だんだんしんどくなってきました。
そして、そんなとき、優しそうなタイプのお母さんが、私に話しかけてくれたのです。
それをきっかけに、少しずつ、ほかの人とも話すようになっていきました。
ある日、4人くらいで話していると、視線を感じたので、何気なく辺りを見回します。
すると、1人のお母さんが、私のことを下から上までじーっと見ていたのです。
そのうえ、明らかに、私のことをバカにするような眼差しで見ていました。
そのとき、私は直感的に、こう思ったのです。
「ああ、このお母さん私のこと嫌いで、自分のグループに入ってきて欲しくないんだ」と。
それなら、「無理して仲よくする必要はない」と思い、「距離を置こう」と思っていた矢先のこと。
1人のお母さんが、私に歳を尋ねてきたのです。
正直、言いたくありませんでしたが、みんな歳を言っていたので、私だけ言わない訳にもいかず、正直に言いました。
すると、私をバカにしていたお母さんが、すごく驚いて、こう言ったのです。
「えーっ。私よりも年下だと思っていた」と。
それからというもの、そのお母さんの私に対する態度が、完全に変わってしまいました。
私に敬語を使い、ファッションなどを褒めてくれるように。
内心、「うわぁ、幼稚園のママ友にありそうな感じだな」と思った私。
仲よくなりすぎず、ある程度の距離を持ちながら、そのママ友とは付き合うようになりました。
バカにされたエピソード2.キャラクター好きでバカにされる
私は、学生のころから、キャラクターが大好きでした。
それは、大人になっても変わらず、好きなキャラクターを見つけては、購入し、身につけていた私。
子どもと公園に行ったとき、私はお気に入りのキャラクターのバッグを持っていました。
そのバックはもこもこしていて、キャラクターの顔がドーンとのっているバックで、とても目立ちます。
子どもを遊ばせていると、ときどき見かける、子ども連れのお母さんがいました。
私は、そのときひとりで、公園に子どもを連れてきていましたが、そのお母さんは、仲良しのママ友だちと、いつも公園にきているようです。
なんとなく、物事をはっきり言いそうなタイプの方で、苦手な感じがしていました。
そして、ある日、その苦手な感じのお母さんのお子さんとうちの子どもが、一緒に遊んでいたときのこと。
すると、すかさず、「何歳ですかぁ?」と尋ねてきました。
別に、幼稚園も一緒な訳ではありません。
なので、「言う必要もない」と笑ってごまかしていると、何度もしつこく聞いてきたのです。
それでも、歳を言わないでいると、腹が立ったのでしょうね。
その方が、私のキャラクターのバッグを見て、こう言います。
「こんなかわいいバックが似合うってことは、20代ですよね」と。
明らかに、バカにしたように言ってきたのです。
「20代なんて思ってもいないのに、そんなこと言うなんて……」
私は、すごくバカにされたようで、嫌な気持ちでしたが、その場は笑って我慢しました。
すると、あとからきたママ友に、また同じ話をして、私の歳のことをまた言い出したのです。
そして、2人ですごくバカにしたように、「隠さないで、教えてくれてもいいよね」と笑いながら話しています。
さすがに、私もカチンときて、その場を無言で離れました。
それからというもの、その人たちが行きそうな公園には行かないように。
しかし、あるとき、子どもが風邪をひいて小児科に行くと、なんと私をバカにしたその人がきていたのです。
私は、気づいていましたが、気づかないふりをしました。
すると、向こうから話しかけてきて、こう言います。
「最近、公園にこないから、『どうしたのか』と思ってましたぁ~」と。
いかにも、私と仲がいいかのように、周りにアピールしていました。
「本当にありえない」と思いましたが、何事もないように返事をする私。
「こういう人のことを世渡り上手って言うんだなぁ」と、つくづく思いましたね。
まとめ
このようなエピソードを体験して以来、私は変わりました。
「自分より年下だと思って、バカにされているのかも」
そう思い、そういうバカにするような目線で見てくる人には、何気なく歳を言うようになったのです。
すると、そういう人に限って私の歳を聞くと、態度を変えるので、心のなかで「やっぱり」と思っています。
そして、最近では、「バカにされることがないように」と、キャラクターのバッグも持ち歩かなくなりました。