31歳、男性。
仕事は、パソコン関係の会社員をしています。
サッカーが好きで、小学生のころからやっていて、今はサッカー、フットサルに夢中。
しかし、実力はたいしたことない。
最近結婚をしましたが、仕事もプライベートも、そんなに充実していない状態です。
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部活でレギュラーになれなかったエピソード1.選手層が厚い
私は、中学生のときに、サッカー部に入りました。
もともと、小学生のころからサッカーをしていたので、サッカー部に入部することは、迷うことではありません。
私は、小学生のころ、レギュラーでした。
レギュラーとして試合に出るのは気持ちよかったし、まわりの女子にもモテるので、嬉しかったです。
小学生のころのチームは、ぼちぼち強くて、最高で県大会準優勝までいきました。
そして、となり地域の違うチームは、ライバルなのですが、県大会4位までいったことがあります。
その2チームが、同じ中学校になるのです。
それもあって、まずサッカー部への入部者がかなり多い。
だいたい、24人くらいが入部しました。
ほとんどの人が、経験者です。
そして、小学生のときにレギュラーだった人は、だいたい中学校でも、またサッカー部に入部します。
しかも、私の中学校はマンモス学校で、1学年340人くらい在籍。
となると、とにかくレギュラー争いが熾烈なのです。
「小学生のときに、チームでレギュラーだった人が、中学でもレギュラーになる」
それは、つまり、小学生のときのチームが2つあって、中学校で1つになっているわけですから、半分の人だけです。
厳密にはいろいろあって……。
小学生のとき補欠だったやつが、なぜか中学校でレギュラーになっていたり。
でも、私が入部した当時は、先輩たちが引退して、自分らの代になったときです。
そのため、私は「レギュラーになれる」と、計算していました。
「むしろ、選手層が厚くて上手い人が多いのは、全国大会に行けるかもしれないから、楽しみだな」と思っていたのです。
勝手にレギュラーメンバーを考えて、私はフォワードで活躍する予定で、楽しい妄想をしていました。
なので、最初のころはうれしい気持ちです。
ですが、のちのちになってレギュラーになれず辛くなるし、選手層が厚いことを悲しむようになりました。
部活でレギュラーになれなかったエピソード2.1年生で試合に出ることもあったのに
私が「レギュラーで試合に出られる」と妄想できたのには、ある程度の根拠もあります。
自分の実力って、だいたいわかりますよね。
自分の実力を考えたときに、「自分の代になれば、ギリギリレギュラーになれる」と想像していました。
中学生2年の夏までは、一個上の先輩が中心のチームなります。
なので、そこではもちろんレギュラーではありませんが、私はちょくちょく大事な試合でも出場していました。
それは、あくまでも期待とか経験させるためではなく、監督が実力的に出場してほしいから、出ていたのです。
一個上の先輩が中心のチームで、私たちの代のメンバーでも、出場している人は出場していました。
私は、自分たちの代のなかでも、3番目に多く出場。
「3番目に私が入るのは、ちょっとおかしい」
当時、先生の自分に対する評価が、高すぎる気がしていた私。
「でも、3番目なのだから、自分の代になったときに、絶対レギュラーの11人には入るよね」と思っていたのです。
しかし、自分たちの代のチームになると、私は途中出場でした。
うちのチームは、レギュラーメンバーが背番号1から11を占めるのですが、だいたい私は13か14。
その背番号をもらうのが、とにかくつらいし、恥ずかしかったです。
友だちや女子には、絶対に知られたくないほど。
しかも、先生の見る目がないので、「こいつはレギュラーじゃないだろ」ってやつがレギュレラーに。
みんなで、「あいつが、レギュラーになるのはおかしい」と、陰口をたたいていました。
部活でレギュラーになれなかったエピソード3.キーパーに挑戦したかったけど
私はフィールドプレーヤーの選手ではあるのですが、キーパーはけっこう上手でした。
当時、うちのチームで私の代では、キーパーが3人いたのですが、うち2人はほとんど練習にきていない状態で……。
1人のレギュラーキーパーがいたのですが、そんなに上手いわけではありませんでした。
「フィールドプレーヤーでレギュラーになれないし、キーパーに転向して、レギュラーになりたい」
私は、そう思っていたのです。
しかし、それは当時の私にとって、なかなか勇気のいる行動でした。
まず、思春期真っ盛りですしね。
「もしキーパーに転向したいです」と言ったにもかかわらず、下手でミスも多くて、レギュラーになれなかったら、めちゃダサい。
それに、チームにも、いづらくなるということが考えられます。
また、うちの部活の練習は、よく2人1組になって行うのですが……。
その2人組を組む際、仲のいい人たち同士が、基本的にできあがっているんです。
私も、仲のいい人と2人1組で、すでに固定化していました。
私がキーパーにいくことは、その相方にも迷惑がかかるということ。
思春期ときは、そんなことも気になり、キーパーにいきたくてもいけない事情がありました。
いまだに、キーパーに転向しなかったのことは後悔しています。
まとめ
「レギュラーであるかないか」って、自分の自信にもつながります。
レギュラーになれないことは、思春期の中学生や高校生にとって、けっこうつらいことなのです。