35歳男性。栃木県出身。
栃木県での中学校の教諭を経て、現在は、東京都内のIT企業に勤務しています。
毎日、混雑している地下鉄を利用して、会社に通勤している私。
その際、たまに自分の前を「ながらスマホ」をしながら、サラリーマンがのんびり歩いていると、腹が立ってしまいます。
それで、相手の足を踏みつけてしまうことも。
足を踏みつけた相手が怒ってしまい、その相手から、ボコボコに殴られた経験がある。
趣味は、ロードサイクリングと読書、株式投資です。
見出し
ゆとり野郎にボコボコにされたエピソード1.通勤する際には、ほぼ毎日のように前を歩く人の足を踏みつけている
私は、以前は栃木県の田舎町で、中学校の教諭をしていましたが、現在は東京都内のIT企業に勤務しています。
東京都内のマンションから、都心にあるオフィスまで電車を乗り継いで、毎朝通勤。
ですが、私は都会の満員電車が苦手です。
電車の車内では、わざと私の背中に寄りかかってくるサラリーマンがいます。
それに、隣の吊り革につかまりながら、音漏れのするイヤホンをつけて、音楽を聴いているサラリーマンまで。
それで、毎朝ストレスがたまるのです。
私が、地下鉄駅で一度乗り換えをするときのこと。
階段をあがるときや駅の構内を移動する際に、私の前を歩いている人が、スマートフォンに気を取られています。
それで、ゆったり歩いていると、イライラしてしまうのです。
そこで、そういった「歩きスマホ」をして、のんびり歩いているサラリーマンが、私の前を歩いているときに、私はどうするのかというと……。
八つ当たり気味に、相手の男の足のかかとを思い切り踏みつけて、この男を早歩きで追い越していくのです。
あるとき、会社での仕事を終えて19時30分ごろ、地下鉄に乗りました。
そして、いつも通り地下鉄の乗換駅で下車して、別のホームへ向かうため、階段をのぼっていたのです。
平日のこの時間帯は、帰宅ラッシュの時間帯になります。
地下鉄の車内は混雑していますし、地下鉄駅の構内も混雑。
このとき、私の前を歩いている男性サラリーマンが、「歩きスマホ」をしていました。
そのうえ、両耳にはイヤホンを差し込みながら、ゆっくり歩いているのです。
周囲は早歩きで歩いているのに、この男性が原因で、私はノロノロ歩かされます。
私は腹が立ってしまい、この男性に背後から、「ながらスマホやってんじゃねえよ」と発言。
足のかかとを踏みつけて、少し突き飛ばし気味に、追い越していきました。
すると、この男性が「おい、待て! おい禿げ、待てよ!」と言って、私の背後から、私の右肩を強く掴んできたのです。
ゆとり野郎にボコボコにされたエピソード2.足を踏みつけたサラリーマンから、殴りかかられた
相手の男性は「おまえさっき、俺のこと突き飛ばしただろ?」と聞いてきました。
さらに「なんで、俺の足を踏むんだよ」と、怒っているのです。
私はとっさに、「まずい展開になったな」と思いました。
会社の同僚も使う駅ですので、同僚から目撃されたら大変です。
しかし、あっさりと逃げるわけにはいきません。
私は「ながらスマホやって、たらたら歩いてるんじゃねえよ。迷惑なんだよ、ゆとり野郎」と言ってやりました。
すると、相手はますます、怒り心頭のようで……。
相手の男性が「おまえ、やるんか? あ? やるんか?」と、私の右ひじをつかんだ状態で聞いてきます。
たぶん、相手から見て、私になら「喧嘩で勝てる」と思ったのでしょう。
それに、右ひじをつかまれましたので、「相手は喧嘩に慣れているな」と思いました。
私はこう言って、さらに相手を煽ります。
「こんなところで喧嘩やったら、警察呼ばれて逮捕だぞ、それくらい分からないのか、ゆとり野郎」と。
相手が「なんだこの野郎」と言った瞬間、私は相手の男性のあごを目がけて、頭突きをしました。
そして、相手が私の右ひじを離した瞬間、私は猛ダッシュで、駅のホームへ向かって走り出したのです。
相手は「おい待て! 待てよ禿げ!」と言って、追いかけてきます。
必死に走りましたが、すぐに相手に捕まってしまいました。
そして、相手が私の正面に立つと、私の顔面に、思いっきりパンチをぶちかましてきたのです。
私は一発で倒れてしまい、相手の男性は私の体の上にまたがって、さらに2発続けて顔面を殴ってきました。
ゆとり野郎にボコボコにされたエピソード3.駅員が止めに入ろうとすると、殴ってきた相手は素早く逃げてしまった
私の体にまたがり、私の両肩を自分の両膝でおさえつけた状態で、相手の男性がこう聞いてきます。
「おい、一生顔面にあざが残る場所を殴ってやってもいいんだぞ。どうする?」と。
私は黙ったまま、返事をしませんでした。
そのとき背後から、「おい! 止めろ!」という声が響き渡りました。
地下鉄の駅員です。
駅員が2人走ってやってくるが見えると同時に、私の体の上にまたがっていた男性は、すぐに立ちあがります。
その後、自分のカバンを持って、走り去っていきました。
私を抱き起して「大丈夫ですか?」と、尋ねてきた駅員さん。
そして「ひとまず駅員室へ行きましょう」と言い、駅員室へ連れて行かれました。
私は「警察を呼ばれるのではないか」と不安になりましたし、顔面の怪我がどのような状態になっているのかも心配に。
駅員室に入って鏡を見ると、頬に殴られた跡ができており、数か所に切り傷もできていました。
しかし、目の周辺にあざはありません。
「目の周辺にあざがあると、一生残ってしまう」と聞いたことがあったので、ほっとした私。
私は「この程度の傷なら大丈夫です。ありがとうございました」と言って、駅員室を立ち去りました。
駅員は「警察を呼んで、被害届を出す選択肢もあると思いますが」と言ってくれましたが……。
「これ以上の面倒は避けたい」と思いましたし、そもそもは、私が引き起こしたトラブルです。
なので、私はすみやかに退散する選択肢を選びました。
まとめ
私はときおり、他人に対して、攻撃的な態度をとってしまうことがあります。
少しでも、他人が理不尽な振る舞いをしていると思うと、許せなくなり、攻撃してしまうのです。
しかし、「相手に喧嘩を売っておいて、相手から反撃にあい、自分が喧嘩に負けるようでは、私は愚かな人間でしかない」と悟ったのでした。