42歳女性。看護師。
二人の娘と夫、姑の5人家族で暮らしています。
夫をはじめ、姑も、おませな娘の言葉に、巧みにだまされている今日このごろ。
それを客観的に観察すると、「年齢が小さくても、女は女」と、恐怖心を持たずにはいられない。
しかし、「おませを生かして、玉の輿にでも乗ってくれたら」と、期待を込めて妄想中。
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私の娘のおませさんエピソード1.視線で男をメロメロにすることがあること
私には、娘が二人います。
上の娘が8歳なのですが、「最近生意気になってきた」と感じている私。
「なんでも反抗するし、言葉遣いが生意気になった」と感じることが多いのですが、それはあくまで、教室や公園での話。
この娘は、きちんと場をわきまえているようで、自宅と外では、まったく態度も言葉も異なるのです。
また、場所だけではありません。
きちんと相手の年齢を考えて対応するので、「こいつませてるな……」としか思えないのです。
たとえば、習いごとの先生が男性だった場合、なにか質問するときや指導を受けるときには、視線をずらしません。
女性の先生の場合は、比較的下を向いたり、横を見たりして、話を聞かないようなのです。
ですが、男性というだけで、緊張感もあるのでしょうね。
きちんと視線を合わせます。
そして相手に「わかったか?」と最後に確認されると、「わかりました」と、ニコッと笑顔をつけながら、返事をするのです。
その最後の、「ニコッ」が娘なりに媚を売っているようで……。
いつも男性の先生からは、「話をよく聞く、生徒さんですね」と言われます。
ニコッと最後に笑顔を見せることで、可愛さをふりまいた気になっているのでしょう。
男性の先生も「いつも、表情がいいです」と褒めてくれます。
それを娘に「先生褒めていたよ」と伝えると、得意げになるのです。
親としては8歳の娘でさえ、男性と女性の前では態度を使い分けているので、相当なおませさんだと思っています。
また、「今からこのような態度では、行く末が怖いな」と感じているのです。
私の娘のおませさんエピソード2.父親の前では途端に、赤ちゃん返りする私の娘の態度のこと
4歳の娘は、年中さん。
トイレももちろん一人で行けるし、着替えや食事も一人でできます。
また、幼稚園で年少が入ってきたこともあり、「年中の自分ができなくてどうする?」と、さらに張り切って頑張っているところです。
そんな娘を見ているので、娘がどんどん自立してきているのを実感している私。
しかしながら、一つ困ったことがあるのです。
それは父親の前になると、途端に態度が変わること。
どのように変わるかというと、まるで赤ちゃんのようになるのです。
父親からしても、4歳の娘はまだまだ赤ちゃんのように、かわいいのでしょう。
おませな娘が要求することには、簡単に答えてしまうのです。
たとえば、面倒くさい魚などは「食べさせて!」と娘が言うと、父親はホイホイ手伝いますね。
また、どこかに出かけたときなどは、娘があまり歩かなくてもすむように、入り口に必ず車を付けるのです。
「どこまで甘やかしてんだ!」
そう思うこともありますが、これも父親の前で、態度を上手に使い分けている娘が原因。
私の前では、「立派なお姉ちゃんになった」と言っています。
ですが、おませな娘は、父親の前ではなにもできない、まだまだ赤ちゃんのような4歳児を演じているのです。
あっぱれな演技だと思います。
私の娘のおませさんエピソード3.女子会についてきたがる娘
私も、8歳になる娘の学校などの保護者会などで、ときどき出かけることがあります。
会合に行っても、事務的な話が終わると、今度は学校のことや家族のことを話す女子会に、早変わりすることもありますよね。
そして、カフェなどに移動して、延々話が続くこともあります。
通常は、誰も子どもを連れてこない場なのです。
しかし、私の娘は、その話を聞いて、「女子会? 行ってみたい!」と即座に反応し、ときどき参加するようになりました。
家ではとてもうるさく、4歳児を相手に喧嘩をするような娘ですが、保護者が集まる場ではまるで別人。
はじめは、とてもおとなしくしているのです。
それを見た同じクラスのママたちは、口をそろえて、こう言います。
「女の子となると、大人びているわね」、「これだけしっかりした娘がいると、安心ね」と。
それを聞いた娘は、さらに得意げになるのです。
また、少しずつ打ち解けた感じで、話しはじめるようになります。
もちろん、はじめは様子を見ながらなので、保護者の質問に答えるような感じで話している娘。
しかし、少し打ち解けてくると、「○○君はクラスの誰が好きなの?」という、きわどい質問をすることも。
親から情報をえようとするなんて、なんておませな娘なんでしょう。
そんな話を聞いた保護者は、「やっぱり女の子は、成長が早いわね」と、ある意味感心しています。
私の娘のおませさんエピソード4.朝の鏡に映る自分が気に入らないと、学校を休みたがる娘
私の娘たちは、私がお化粧をするときに、横で見るのが好きです。
でも最近は、自分でしようとしていることがあります。
8歳ともなると、お化粧にも興味が出るころ。
そのため、色つきのリップなどはもう買い与えているのですが……。
どうやら、それでは物足りないようで、ファンデーションをはたいてみたり、眉ブラシで整えたりしています。
4歳の娘もそれに習えと、一緒にお化粧することがありました。
しかし、眉を真っ黒に塗りたくってしまい、それを落としきることができません。
ですが、そのまま幼稚園に行ったこともあります。
「女の子というのは、成長が早く、ませている」と言いますが、メイクに興味を持つようになるのも早いですね。
お陰で、私のメイク道具の傷みが激しくて、困っています。
まとめ
娘が二人いると、「男の子を持つ親から、聞く話と全然違う! うちの子はませている」と感じることがよくあります。
とくに長女よりも、次女のほうが加速的におませになってきており、「この先どうなるのか」と、恐怖でいっぱいです。