20歳女性。大学生。
高校時代の失恋をきっかけに、可愛くなる努力をはじめる。
容姿は悪いが、性格は明るいため、友人も多い。
大学に入って、はじめて彼氏ができ、現在も交際しています。
趣味は、メイクとヘアセット。
現在は、アパレル系ショップでバイトをやっています。
見出し
ブスから可愛い女性になれたエピソード1.ブスのままでは、幸せになれない
私は生まれつき、驚くほどのブスでした。
母の話によると、生まれたあとに、看護師の方々がこっそり笑っていたそうです。
そのくらい、幼いころからみにくい容姿をしていました。
目は腫れぼったい一重で、鼻は筋は通っているものの、上向き。
髪は父よりの天然パーマで、どこをどう見ても、「かわいい」とは言えない赤ん坊でした。
母が、「せめて、明るい子に育てよう」と奮起して、育ててくれたおかげか、性格は明るく、友だちは多かったです。
しかし、友だちは多かったものの、周りに好きな人ができたり、交際している人ができても、私にはまったくできませんでした。
容姿に自信がなかったがゆえに、恋愛をはじめることができなかったのです。
しかし、やはり私にも、好きな人ができました。
高校2年生の春のことです。
相手は、サッカー部のエース。
とても人気者の彼でしたが、周りに対して差別することなく接する、とても優しい人でした。
そういう姿に、私は惹かれたのです。
私が彼のことを好きだと、友人に相談すると、いつの間にか彼にその情報がばれてしまい……。
それからというもの、彼からの反応は一転。
私に対して、少し小ばかにしたような反応をしてくるようになったのです。
「お前なんか相手にしないよ。勘違いすんなよ」
それから彼は、学年でミスグランプリに選ばれた子と交際をはじめました。
「もう、このままブスではいられない」
そう思った私は、大学デビューを心に決めたのです。
ブスから可愛い女性になれたエピソード2.ダイエット
ブスから可愛くなるために、たくさん研究しました。
まず、世間一般に可愛いとされている子の共通点として、痩せていることが必須条件だと分かった私。
私はそこまで太っているわけではなかったのですが、痩せているとも言えない体型でした。
まずは、「モデル体型を目指して、ダイエットをしよう」と思い、食事制限とジョギングをはじめたのです。
はじめたものの、食事制限はすぐに諦めてしまいました。
食べることが好きだったので、食事を制限するのは、辛くて耐えられません。
ジョギングは、体育会系の部活に所属している友人と、毎朝行いました。
友人と行うジョギングは楽しかったので、苦しむことなく続けることができましたね。
半年ほど平日ジョギングを続け、体重はモデル体型といえるほどにまで減少。
筋肉はつきましたが、食べることやめなかったので、「健康的な痩せ方をした」と自負しています。
顔は、少しお肉が落ちて小さくなりましたが、まだまだブスのままでした。
このままではいけません。
ブスから可愛い女性になれたエピソード3.化粧は女の武器
可愛い人の特徴として、挙げられるもののなかで、次に私が注目したのは、「目がパッチリ大きい」ということです。
私は、腫れぼったい一重だったので、このままでは「可愛い」とは正反対。
まだ高校生だったので、休日のみですが、私はメイクを覚えはじめました。
目を大きくする秘訣としては4つ。
「黒目を大きくすること」「二重にすること」「涙袋をはっきりさせること」「まつ毛を長くすること」です。
黒目を大きくするうえで、1番手っ取り早いのが、カラコンをつけることでした。
カラコンといっても派手なものではなく、縁のないナチュラルなものを選択。
そして、二重にするためにアイプチをします。
最初は瞼の脂肪が多いからか、あまりうまくいきませんでした。
ですが、「お風呂で瞼のマッサージをして、冷えたタオルを乗せる」という作業を繰り返し行った私。
その結果、瞼の脂肪も減ったのか、アイプチも上手くいくようになったのです。
涙袋は、ブラウンのアイシャドウとハイライトを使い、影と光を付けることで表現。
まつ毛は、美容液を毎日塗りました。
だんだん長く太くなっていくまつ毛を見るのが、とても楽しかったです。
「メイクなんて、上手くできるだろうか」
そう思い、不安だったのですが、週末のメイクが1つの楽しみになっていました。
メイクをはじめたころには、食べることよりメイクが楽しみになり、甘いものを食べる頻度も減少。
そのおかげか、肌もいつもより綺麗に。
コンプレックスだった上向きの鼻も、シャドウを駆使して、目立たなくするようにしました。
ブスから可愛い女性になれたエピソード4.サラサラストレート
メイクで、顔はだいぶ見れるものになりました。
あとはもう1つのコンプレックスである、天然パーマの髪の毛をなんとかするだけ。
髪は美容師さんに相談して、すぐに解決することができました。
ストレートパーマをかけていただいたのです。
クルクルボサボサだった髪は、あっという間にサラサラストレートに。
可愛い高校生の典型の髪型になった私は、もう気分がとても高まりました。
友人からの評判もよく、メイクをしていない顔でも、少しだけ自信が持てるようになったのです。
休日はメイクをし、髪を少し巻き、オシャレをして出かけるようになった私。
本当に、毎日が楽しくなっていったのです。
ブスから可愛い女性になれたエピソード5.その後
そうして可愛くなることに成功した私は、無事に志望していた大学に合格。
人生はじめての彼氏ができました。
彼は最初、メイクをしている可愛い私に、一目惚れしてくれたようです。
ですが、今では「メイクを取った顔も可愛い」と言ってくれます。
明るい性格に育ててくれた母と、私を大切にしてくれている彼に感謝したいです。
まとめ
私は、生まれてからどうしようもないブスでした。
しかし、失恋をきっかけに可愛くなる努力をはじめて、可愛い自分を手に入れることができたのです。
可愛くなるには、たしかに努力が必要になります。
しかし、その努力は辛いものではありません。
変わっていく自分を見て、幸せな気持ちになれるのです。
自分の容姿に自信がない方、少し頑張ってみませんか?