明るくなった!暗い性格を直したエピソード8編

暗い女性

50歳女性。

某英語塾で、英語講師をしている。

 

趣味は、フラワーアレンジメントとミュージカル観劇と旅行。

今まで渡航した国は、15カ国以上にのぼります。

 

ロンドンでは、7日間の滞在中にミュージカルを7回観劇。

アメリカ在住経験もある。

 

 

暗い性格を直したエピソード1.小学生のころの暗い性格

小学生の教室

 

子どものとき、かなり暗い性格だった私。

まず人の前に立つこと、話をしたり発表をしたりすることが苦手でした。

 

授業中、先生にさされても絶対に答えず、ずっと黙ったまま。

答えは分かっていて、口の先まで出かかっていても、実際に声が出なかったのです。

先生が「もういいです。すわる」というのをいつもひたすら待っていました。

 

「では、2人組になりましょう」という先生の言葉も嫌いでした。

「あ、ひとりになっちゃう」と瞬間的に思うのです。

 

実際、人数が偶数だった場合は同じように、1人になった子と最後に組まされます。

奇数だった場合は、どこかの2人組にいれてもらって、そこだけ3人組になる、そんな繰り返しでした。

 

仲良しのお友だちもなかなかできませんし、小学生なのに、お友だちの家に遊びにいくということもほとんどありません。

当然、お誕生日会に呼ばれることなんてこともありませんでした。

 

暗い性格を直したエピソード2.登校拒否になりかけた中学時代

女子中学生

 

中学生になり、中高一貫の私立の女子校に通うようになりましたが、やはり1人で過ごしていました。

電車で通学の行き帰り、学校から最寄りの駅までもいつもひとりです。

 

女の子同士なら、「どこへ行くのも、グループみんなで一緒」というイメージがありそうですよね。

しかし、実際には教室を移動するときもひとり、トイレへ行くときもひとり、なにをするときもひとりです。

 

「お昼は好きな人で集って自由に」と言われ、やはり、ひとりでお弁当を食べていました。

そのうち学校がイヤになり、休みがちに。

 

中学三年生のときは、普通なら楽しみにしている体育祭を休んでしまうほどでした。

今でいう、登校拒否です。

 

ひさしぶりに学校に行くと、職員室に呼ばれ、担任の先生にいやみをいわれます。

それがまたイヤでした。

 

暗い性格を直したエピソード3.高校時代のお友だちとの出会い

高校生

 

高校に入ると、新しく編入してくる子がいて、ちょっと学校の雰囲気が変ってきました。

そして、ある昼休み、ひとりで本を読んでいる子にふと話しかけたことが、暗い性格が直るきっかけとなるのです。

 

その子は、妙に分厚い本を読んでいて、「なにを読んでいるの」ときいたら、「図書館の全集を端から順番に読んでいるの」と答えました。

「なんて変っている子だろう……」と、正直とても驚いた私。

でも、不思議とその子には、私も思っていることを素直に話すことができました。

 

それからは、「思っていることを言っても、人にばかにされることはない」と感じるように。

少しずつ、いろいろな人と話をすることができるようになりました。

 

そして、そのうちに「面白いことをいって、人が笑ってくれると、自分も楽しい」と思うようになり、気づけば、自分から人に話しかけるようになっていったのです。

 

暗い性格を直したエピソード4.旅行先でも友だちができる

旅行

 

今ではすっかり明るい性格になり、知らない人にも自分から、どんどん話しかけることができるようになりました。

旅行が好きで、1人でどこへでも行ってしまうのですが、旅行先で話しかけるのも平気です。

たまたま宿泊先が一緒だった女の子とすっかり仲良しになり、翌日、一緒に行動したこともあります。

 

彼女とはすっかり仲良しになり、結婚式にまでよばれました。

 

 

暗い性格を直したエピソード5.外国人にも話しかける

外国人観光客

 

困っている人がいたら、積極的に話しかけるようになりました。

都内にいくと、道に迷っている外国人を見かけることがよくあります。

その際、道をちょっと教えてあげると、とても喜んで「サンキュー」とニッコリするので、それがまた嬉しくて、今ではよく声をかけるように。

 

この前も新橋駅で、真っ赤な髪で花ピアスをした外国人の女性が、地図を眺めながら、うろうろしているのを発見。

「なにかお困りですか?」と声をかけると、「新宿までどういくの」と聞かれ、細かく説明してしまいました。

 

暗い性格を直したエピソード6.外国で話しかけられる

パリ

 

今は話しかけやすい雰囲気があるようで、知らない人からよく道を聞かれるようになりました。

外国を歩いていて、外国人に道をきかれたことまであります。

 

フランスのパリでバスを待っていたときには、フランス人の2人組がフランス語で道を聞いてきました。

身振りからなんとなく、反対側のバスを探していると分かった私。

フランス語もよくわからないのに、「通りを渡った向こうの道の反対側です」と、身振り手振りで伝えました。

 

ドイツの街では、電車の路線図を開いた、旅行者風の外国人から、乗り換えについてきかれ、「この列車に乗れば、だいじょうぶよ」と説明したこともあります。

 

暗い性格を直したエピソード7.教室で教えるようになる

教室

 

子どもができてからは、子どもに囲まれるのを楽しく思うようになり、英語を子どもに教えるようになりました。

そのうち、大人の前で話をするのもすっかり平気に。

 

今では、大人のクラスで英語を教えています。

 

暗い性格を直したエピソード8.昔の友人に会うと驚かれる

楽しそうに話す女性

 

友人に「いつも明るいね」と、言われることがよくあります。

好きな旅行の話などになると、つい熱くなり、「よく喋るね」といわれてしまうこともあるのです。

 

最近の友人と集まると、私が中心になって喋っていることもしばしば。

そんな友人に昔の私の話をしても、全然信じてもらえません。

 

この前、ひさしぶりに高校時代の友人に会ったら「変ったよね?」「前からそんなだったっけ?」と、不思議そうに聞かれました。

 

まとめ

以前、暗い性格だったころは、自分からバリアをはり、心を閉ざしていたように思います。

「自分は自分」と素直に受け入れ、怖がらずに人を話をしてみると、相手もあなたを素直に受け入れてくれるようになりますよ。

 

楽しいことがふえ、気がつくと暗い性格は直ってしまうかもしれません。