イケメンだけどナルシストすぎる彼氏のエピソード2つ

ナルシストの男性

42歳女性、看護師。

結婚前は、ブサオ、イケメン、不倫、年下など数々の男性と恋愛経験あり。

 

基本的にイケメンは好きだが、ナルシスト男性はめんどくさい。

はじめは好きでも、そのナルシスト加減が笑いに変わり、恋愛ができなくなるタイプ。

 

 

ナルシストすぎる彼氏のエピソード1.キムタクバリのロンゲを貫いた彼

髪の毛が長い男性

 

以前に付き合った彼のなかに、ロンゲだった人がいます。

その当時、キムタクのロンゲが流行っており、多くの男性がその流行にのって、その髪型を貫いていました。

 

私が付き合いはじめた彼も、当初から、そんなロンゲを貫く彼。

私は、流行は嫌いではありません。

 

はじめは、彼がその髪型をしていることを「流行に敏感な人だな」と、温かい目で見ていました。

しかし、彼のことが「好きで好きで、たまらない」という情熱的な期間はよかったのですが、少し冷静に見れるようになった時期から、彼のその髪型がとても気になるようになったのです。

 

どのようなことに気になったかというと、まず彼が「ナルシストだな」と思ったこと。

髪の毛をまるで女性のように押さえながら、ラーメンをすすったりするのです。

 

「それは女性の私から見ても、ラーメン食べるときにはその髪の毛は邪魔だろ!」と思うような髪型。

右の耳あたりの髪の毛を左手で押さえながら、食べるのです。

 

しかも、そのラーメン店にいる客層を見て、女性が多ければ、少し顔をよく見えるように出します。

反対に女性が少なければ、顔を隠すように食べたりするのです。

「ラーメンを食べるときにも女性の視線を獲得したい」、「また自分のロンゲなど容姿に注目をしてほしい」という魂胆が見え見えで、「こいつ、かなりのナルシストだな」とあきれたものです。

 

また彼は、髪型だけではなく、ファッションにも敏感でした。

敏感な彼は、帽子なども小物もよく使っていましたね。

 

それは彼の評価すべき点です。

しかし残念なことに、彼はとても背が低く、165㎝の私と同身長だったのです。

 

彼と一緒に歩くと、よくウィンドウで彼は自分の姿をチェックすることがありました。

しかし残念ながら、髪の毛はロンゲ、そして帽子をかぶっていると、胴体と頭のバランスが悪く、頭でっかち。

また、「顔の大きい人」という印象しかなかったのです。

 

ウィンドウを見るときには、私も一緒に彼とのぞきます。

そのたびに「頭が大きいな」と思わせる彼のナルシスト姿を見て、私は吹き出すのを我慢するのに大変でした。

 

 

ナルシストすぎる彼氏のエピソード2.口を開けなければ最高だったナルシスト彼

口元を隠す男性

 

私の付き合った人のなかに、口を開かなければ、最高にイケメンだった彼がいます。

彼は若いときには、「かなりモテた」という武勇伝をわたしに聞かせてくれました。

また地方出身でしたが、東京での生活が長かったということで、これまで付き合った人のなかには、モデルや芸能人もいたということ。

 

そんな彼は、「自分はとてもモテる、年を取った今でも、全然いける」というナルシスト男性だったのです。

そんな彼は、私から見ると、なんでもできる憧れの人。

 

背も高く、ルックスもいい。

また学歴もあり、一流企業で働いていたのです。

 

そんな彼とはあることがきっかけで、付き合いをはじめることに。

バブルを知っていた彼は、まだ羽振りも良かったし、ちょっとチャラチャラした感じも残していました。

しかし、そんなイケメンの彼には夢中になったのです。

 

一見なんの欠点もなさそうな彼でも、一つだけ欠点がありました。

それは、前歯が4本なかったということです。

 

初対面のときは、あまり口を開かず、「無口な硬派な人なんだな」と思いました。

しかし、歯を見たときに衝撃を受けましたね。

外見は少しチャラいイケメン彼だったので、「けんか? それとも元ヤンキー」とも疑いました。

 

歯がないことについて、ナルシスト彼はこう言いました。

「スポーツでも趣味でもなんでもトライするために、マウンテンバイクで山に行ったときに転倒し、そのときに歯を折った」と。

 

私は驚きました。

当時は、まだまだインプラントが主流ではなく、失った歯を補うためには、部分入れ歯を入れる、もしくはブリッジをかけるという方法しかありません。

 

しかし、入れ歯にしても前歯ですから、歯茎を見ればばれますし、ブリッジにすると金属の部分が目立ちます。

ナルシスト彼はそれがどうしても許せなかったので、歯のない状態で過ごしていました。

 

その状態でも、仕事や日常生活で知っている人は問題ありません。

問題になるのは、初対面の人のとき。

 

ナルシスト彼が自分のコンプレックスを見せたいわけがありません。

そのため、初対面の人と会った途端に沈黙になるし、口を開かなくなってしまうのです。

 

そんな彼を見た私の友人たちは、「なんか怒っていたの?」と、あとで私に聞いてくる始末。

そのため私は尻拭いで、彼の悪い印象を消すことが大変でした。

イケメンでしたが、歯がないことだけが残念なナルシスト彼でしたね。

 

また自分がどうすれば一番かっこいいか、ということを研究し尽くしている男性だったので、余計コンプレックスは見せたくないと、ほかの人には印象の悪い彼でビックリしました。

 

まとめ

イケメンだけどナルシスト男性って、女性からは考えられないような考え方を持っていることも。

イケメンなのは分かるけれど、それに酔いすぎて自分を見失っている彼や、ほかの人に影響を与えるようなナルシスト男性って、ちょっと引いてしまいます。