44歳主婦。
36歳で転職をして、電話の仕事をしはじめたが、職場の男性はほぼ既婚者。
結婚支援センターで出会った彼が、自分の結婚に対する条件を満たしていたため、すぐに結婚を決意したのです。
しかし、好きではないまま、生活に入ってしまいました。
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旦那を好きになれず生活したエピソード1.会話が続かない
相手を条件のみで選んだので、結婚前から、会話が楽しいと感じたことは、1度もありません。
おたがい40歳超えで焦っていましたので、「そんなこと、結婚後に考えればいい」と思ってしまいました。
結婚式までは準備が忙しかったのと、いきなり彼の転勤が決まったことで、おたがいがバタバタで余裕がなかったため、この2つに関する会話しか、していなかったのです。
それでも会話に広がりはなく、YesかNoに近い会話。
2時間一緒にいても、私がムリをして会話を続け、笑いに持っていく努力をしたつもりです。
もともと、女性経験が少ない彼は、どう接していいのか、分からなかったのでしょう。
ずっと遠慮ぎみで、いざ結婚をし、それと同時に引っ越しです。
誰も知らない土地にきたワケで、周りに相談する人もいません。
頼れるのは彼だけですし、1日で会話をできるチャンスがあったのも、彼だけの日々でした。
手続きに関しても相談したかったのですが、会話がうまく噛み合わないことに、イライラする自分がイヤで、自分1人でやっていました。
今思えば、ぶつかってでも、彼と話すべきだったのかもしれません。
いまだに会話は噛み合いませんが、「結婚を焦ったのは自分だ」と言い聞かせ、頑張っています。
私は黙っていられない性格なので、会話が続かないときは「返しはそれだけ?」と、突っ込んでしまうので、彼なりに努力をしているようです。
旦那を好きになれず生活したエピソード2.人生経験がなさ過ぎてなんにも知らない
「常識はある」と思っていたのですが、違ったのです。
結婚のお祝いをいただいたので、お祝い返しを考え、パンフレットをもらってきたのですが、「なんのため?」と言われ唖然。
お祝い返しという言葉さえ、知らなかったのです。
お祝いをいただいた金額も記録しないまま、開封しそうだったので、このときは書き留めておくよう指示しました。
「逆の立ち場で、お祝いを包むときの参考になるから」と説明したのです。
「こんなことまで、私が教えなきゃ?」と、これからはじまる生活に不安を感じたのを覚えています。
それ以降も、予想どおりの常識知らずで……。
郵便物の送り方も知りませんでした。
彼には妹さんがいるのですが、1度もお祝い(結婚・出産・入学)をしたことがないと言うのです。
今年は自分の妹の子どもも、彼の妹の子どもも卒業を迎えたので、おたがいに入学のお祝いをしました。
大人としてこれくらいは知っていて、実行していて欲しかったです。
このときも、現金書留の書き方や封の仕方がわからないとのことで教えました。
外食をしても、食べ方がわからなくて、恥ずかしい想いをしましたね。
ナイフとフォークで食べるレストランでは、私が先に食べて、教えるようにしていたのです。
お箸の持ち方も、おかしいので指摘すると、子ども用の訓練箸を買ってきて練習。
穏やかでイイ人なのですが、知らなすぎで、バカにしたような口調になる、自分がイヤです。
「5年一緒にいれば、一通りのことは経験してもらえるはず」と思い、教育に励んでいます。
旦那を好きになれず生活したエピソード3.お酒の飲み方を知らない40歳だった
結婚してはじめての歓迎会。
会社の飲み会で、どんな飲み方をするのか知らなかった私は驚きました。
泥酔で自転車を押して帰り、転倒し、眼鏡を破損・目の横にケガをして、青アザをつくっていたのです。
そして、やっと家に帰ったと思えば、トイレで嘔吐。
会話などできるわけがなく、なんとかベッドへ行き、買ったばかりのシーツには血の跡が。
次の日も仕事だったので、寝かせることに必死で、ケガの処置は次の日になってしまいました。
翌朝、目が覚めた彼は、昨日しでかした失態を覚えていないくせに謝罪。
みんなに理解してもらえるくらい、大きな青アザだったので、「これにこりて、次回からの飲み会は学習してくれる」と信じていましたが、いまだに帰ったら吐いています。
眼鏡を購入したりで、飲み会以外で20,000円以上かかったのに。
いつか大人になってくれることを祈りながら、帰りを待っています。
旦那を好きになれず生活したエピソード4.いびきが凄い
旅行に行ったこともなかったので、一緒の部屋で寝るのは結婚してからでした。
もともと、私はダブルで一緒に寝ることがイヤだったので、同じ部屋でシングルベッド2つにしてたのです。
しかし、いびきが強烈で寝られません。
2日続くと、耐えられなくなり、リビングのソファで寝ていました。
「このままではいけない」と思い、彼より先に寝る努力をはじめたのですが、途中で目が覚めてしまうのです。
話し合い結果、睡眠の大切さを理解してもらい、半年前から別の部屋で寝ています。
実に快眠です。
彼が寝ている部屋からは、毎日いびきが聞こえます。
別々に寝ることを受け入れてもらえて、安心しました。
病院に行ったり、彼なりに努力はしたようですが、効果はなかったので、実行したのです。
1回こうなると、「一生、一緒の部屋で寝ることがなくなってしまう」と、申しわけない気持ちでいっぱいですが、健康には替えられないですもんね。
まとめ
なんにも知らずに結婚したのですから、おたがい文句はあるでしょう。
「思っていたのと違った」なんて、毎日です。
でも人間としてはイイ人だと、一緒に生活して分かったし、私の神経質ぶりも彼はガマンしているでしょうから、「努力しながら、結婚生活を続けていこう」と思っています。
「5年後は、笑って話せるようになっていたらいいな」と願いながら、これからも頑張っていきたいです。