旦那がマザコンすぎて離婚したエピソード3編

離婚

36歳女性。

現在は所有している薬剤師資格を活用し、ドラッグストアでの調剤担当として勤務。

 

22歳のときに当時の同級生と結婚し、翌年には子どもを出産しながらも、元主人との間の生活の不一致などから、26歳のときにはじめての離婚を経験。

以後、仕事と家庭を両立しながら、男の子を育てるシングルマザーとして活動中。

 

 

旦那がマザコンすぎて離婚したエピソード1.私よりもママとの外出を優先するマザコン夫

驚く女性

 

マザコン夫という男性がいること自体は、もちろん見知っていたんですが、まさか自分が選んだ夫が、極度のマザコン男性だったとは。

あとあと、いろいろな場面で、後悔することばかりでした。

なかでも、結婚したばかりの私が1番驚いてしまったのが、ママのために、自分の休日の半分以上を消化してしまう夫の存在です。

 

普通、結婚したばかりのいわゆる新婚状態の夫婦って、休日はとにかく、一緒にお出かけしたり、思い出づくりを実践したりしますよね。

なので、夫婦で過ごすのが基本という方が大半だと思うんですが、私の元夫はまったくその逆。

結婚前からママと一緒に過ごす時間がとても多かったこともあり、旅行もお出かけもドライブもすべて、ママが一緒じゃないとダメという始末なのです。

 

私が、どうしても「義理の母と3人で、一緒に出かけるのは嫌だ」と伝えると、渋々最初のうちは応えてくれていました。

しかし、結局、それもすぐになくなってしまい、休日の半分以上をママと過ごすために、一人で出かけるという結果に。

 

もちろん、彼がママと一緒にお出かけしている間は、私はひとりぼっち。

とくに、子どもがいたりして忙しい状態ならまだしも、結婚してすぐで、夫婦水入らずの状態にもかかわらず、私一人で放置という状態に。

さすがに、私の心のなかにも、メラメラと後悔と怒りの炎が。

 

それに、やっと夫婦二人きりでデートやお買い物に出かけられたときにも、彼のなかで、ママの存在は決してなくなるわけではないのです。

なにか品物を見るたび、私に対して見立てるのではなく、ママへ見立てて、商品を選んだり購入したりします。

 

「私と一緒に出かけていながら、なんで私には見立てようとしないの?」と問い詰めたこともあったんですが、彼からは「これ、前にほしがってたから」と、なんともあっけらかんとした発言ばかり。

逆に、こちらが問い詰めるほうが、悪者のような気がするくらいです。

 

さらに、私とは一度も行ったことがなく、「以前から連れていってほしい」とお願いしていた観光地へ、私ではなく義母と一緒に行っていたことも何度もあり、それもまた、私の神経をかなり逆撫でしてくれました。

 

旦那がマザコンすぎて離婚したエピソード2.自分の浮気を棚にあげ母に私を責めさせるマザコン夫

複雑な姑関係

 

独身時代に付き合っていたころは、さすがにマザコン的な要素をできるだけ隠していた夫。

私も「ちょっとおかしい?」と思う程度だったんですが、婚約をし、結婚したあとに本領発揮してきた、彼のマザコン具合には参ってしまいましたね。

それに、彼のマザコン気質は、これだけに留まらないんです。

 

なかでも、マザコンであることも起因して、彼と離婚という結末を即断できた理由の1つに、彼の浮気さえも私のせいにする義母の存在がありました。

彼は、元妻である私が言うのもなんなんですが、いわゆるイケメンで、とにかく女性にモテるタイプの男性。

 

もちろん、私も結婚前の段階では、彼の格好良さに惹かれて、交際をスタートさせた口なのであまり偉そうには言えません。

しかし、それでも、あまりにもいろいろな女性に常時ちやほやされた結果、彼の浮気は癖といってもいいほど、高い頻度で繰り返される行為に。

 

おまけに、彼の実の母親曰く、彼が浮気をするのは、妻として私に魅力がないことや、彼を満たすだけのことを妻として、まったくできていないからという主張。

なので、「すべて私に責任がある」とのたまうほどで、さすがにこれを言われたときには、義母に対して、怒りの言葉を伝えてしまったくらい。

 

それ以上に腹が立つのが、彼は自分の浮気の事実をギリギリまで、母親には一切話していなかったのです。

その結果、離婚という結末を私から切り出したことに対して、とにかく私が一方的に彼に対して、離婚を突きつけているのだと説明していました。

 

突然、義母から「なぜうちの息子と離婚するのか? なにが気に入らないのか?」と、なかば糾弾されるような、キツイ言い方で詰問。

その際、突然の義母からの暴言に対し、あなたの大切な子どもが私に隠れて、こそこそ浮気をしていたことや、それも何度も繰り返して実践していたことを告げたのです。

 

最初はその事実が信じられなかったらしく、私の発言を嘘呼ばわり。

しかし、息子に確認し、事実だったことが分かった途端、上記のような、逆ギレとも言えるような、私への責任転嫁の発言をしたのです。

 

義母の自分勝手な発言や、その内容ももちろん腹が立ちました。

ですが、それ以上にむかついたのが、大切な交渉をすべて義母に任せて、自分は仕事を理由に、話し合いの席にこようとしなかった夫の態度です。

 

 

旦那がマザコンすぎて離婚したエピソード3.マザコン夫との決別

喧嘩する夫婦

 

それまでは、彼の収入が良かったことやルックスが良かったこと、もちろん愛情もあったので、少しだけ後ろ髪を引かれる思いもあった私。

ですが、義母にすべて任せきりで、まるでわがままな子どものような、振る舞いしかできない夫の態度に、とことん嫌気がさしました。

未練などの想いは、一切断ち切れたというのが本音です。

 

今にして改めて振り返ってみると、元旦那の生活の端々や結婚前の出会いの段階で、すでにマザコンととれるような行為はたくさんありました。

なかでも、同棲中と結婚後に私をとくに悩ませてくれたのが、料理の味付けに対する、彼の発言と態度。

 

義母の味付けじゃないと、満足に食事もとりたくないらしく、結構気合いを入れてつくった煮物などのメニューも、彼の舌にはとことん合わなかったようで。

最後には、一口も手をつけずにいたくらいでした。

 

とくに、新婚すぐのころからこんな態度を示されていたので、ソレを見るたびに、何度か泣いてしまったこともありましたね。

 

まとめ

マザコン夫は、実際に自分の夫にしてみないと、そのむごさや辛さが分かりにくい、厄介な存在なんです。

とくに、自分と同姓である母親のほうを大切にする夫の姿を見ていると、「自分はなんなのだろう?」と疑問に思ってしまうほど。

 

親を大切にすることはもちろん素敵なことですが、何事もほどほどが大切ですよね。