35歳男性。栃木県内の中学校教諭をへて、現在は東京都内のIT企業に勤務。独身時代に付き合っていた、保険営業レディの女性が、仕事につながると信じてお寺に多額の寄付金をしたり、夏祭りに多くの飲み物やアイスを配布するようすを見て、ムダ金ではないかと思った。私生活については、しみったれた節約生活をしているのを見て、この女の金銭感覚はおかしいと感じた。趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。
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私が付き合った、金銭感覚がおかしい女のエピソード1.お金は自分に戻ってくる
私は独身時代、生命保険会社で営業レディをしている女性と、付き合っていたことがあります。
栃木県の田舎町で、公立中学校の教諭をしていました。
彼女も同じ町内のアパートで、ひとり暮らしをしていました。
彼女は職業柄、常に保険営業の成績を上げることを優先に行動する人でした。
このため、保険契約の受注に結び付くと思われる場所には積極的に出向いていき、交流を持つようにしていたんです。
夏休みの季節になると、私たちが生活していた町では、自治体主催の盆踊り大会が開催されます。
毎年、8月15日。
そして、その2週間前には町内会主催で、地域単位の夏祭りが実施されます。
地域ごとに男性たちがみこしをかつぎ、町内会をぐるりとまわるのです。
そして、気のきいた地域住民は自宅前でジュースなどの飲み物を用意して、子どもたちにくばるのが恒例。
私が付き合っていた彼女も、この夏祭りのときにはアパート前にテーブルを置きます。
炭酸飲料やミネラルウォーター、アイスを用意して子どもたちだけでなく、大人たちへもくばります。
5万円分くらいの出費です。
「どうしてここまでするの?」と聞くと、「顔つなぎすることが、契約につながっていくのよ」と、言っていました。
ところが実際には、ほとんど契約することはできなかったのです。
私が付き合った、金銭感覚がおかしい女のエピソード2.お寺へ30万円寄付
彼女の実家も同じ町内にあり、町内会にあるお寺には、お墓を持っています。
私たちが生活していた自治体では、それぞれの地域にお寺があり、建物の修繕などの名目で檀家から寄付金を募ります。
あるとき、彼女の実家に対してお寺から、3万円の寄付をお願いしたいと要請がありました。
彼女は、自分の親が3万円寄付するのとは別に、彼女自身で30万円をお寺に寄付したのです。
彼女に理由を聞くと「寄付金名簿のトップに、自分の名前が掲載されるから」と言います。
「私が、地元の名士になれる」と、言うのでした。
「名士になれば気持ちがいいし、仕事にもメリットがあるでしょ」とのこと。
なにか、金銭感覚がずれているのです。
それ以降も、彼女が裕福になった気配がはありませんでしたので、契約には結びついていないのでしょう。
私が付き合った、金銭感覚がおかしい女のエピソード3.極端なほどの節約
彼女は町内会の付き合いや、お寺へは気前よくお金を出していましたが、生活はかなり倹約していました。
インターネットで、本当に生産地が日本なのか怪しい米を10kg単位で購入したり。
かなりの量ですが、10kg単位のほうが、3kgや5kgよりも安くすむという理由みたいです。
また、スーパーも低価格の野菜ばかりを扱っているスーパーばかり。
「野菜なんて、フライパンで炒めて食べるんだから、平気平気」と、平然としていました。
トイレットペーパーも、再生紙が混ざったものを利用していたんです。
低価格だからという理由で利用していましたが、質は最悪。
女性の肌は、デリケートな部分もありますが、気にならないようでした。
私が付き合った、金銭感覚がおかしい女のエピソード4.トイレットペーパーは実家のもの
彼女は、実家の母親に「いまから行くから、トイレットペーパーとティッシュペーパーを買っておいてね」と、頼むこともありました。
できるだけ節約するために、実家の親から日用品をもらっていたのです。
私が「いい大人が、そんなせこいことしなくてもいいじゃないか」と、言うと逆ギレされました。
まとめ
なにを重要視して、お金の支出配分先を決めるかで、その人の価値観や知能水準がわかります。
私の彼女は、見返りがあると思われる場所には多額の支出をし、自分自身については節約生活をすごしていました。
でも、なにも見返りをえていませんでした。
いま振り返ると、おろかな女だったと思うのです。