いとこだった夫と結婚した、30代の兼業主婦です。夫の父と私の父が兄弟のため、互いの名字も同じでした。
結婚して娘、息子が生まれて自分の家族も、夫の家族もみんな同じ名前という環境です。
娘も結婚しても名前が変わりたくないと言っているのですが、いとこや親戚との結婚は嫌だとのことで、将来お婿さんに来てくれる人をみつけたいようです。
見出し
私は同じ名字で結婚しました。意外なエピソード1.結婚相手はいとこ
私の結婚相手は、父かたの兄弟のいとこでした。
当然、同じ名字だったので、結婚しても氏名が変わることもありません。
戸籍上は、私が夫の戸籍に入った形ですが、表面上はなにも変わっていません。
交際時は、XX君と名前で呼んでいましたし、相手も私を下の名前で呼んでいました。
不思議と、互いに名字が一緒だとか意識したことはなかったです。
結婚式場の下見のときに、同じ名字だったことでプランナーさんに、入籍していると勘違いされたことはありました。
今は、入籍後しばらくして式や披露宴をする人も増えているので、そういうカップルだと思われたようです。
「ご結婚してどのくらいですか?」と、言われてはじめて、名字が同じことを意識したくらいです。
私は同じ名字で結婚しました。意外なエピソード2.手続きが楽
結婚する際に、普通ならいろいろ変更しなければいけません。
パスポートとか運転免許証、クレジットカードの名義など。
私は、一切それらを変更する必要はありませんでした。
印鑑なども、独身時代に持っていたものをそのまま使い続けられます。
つくりなおす手間や、費用もかからず楽でした。
しいていえば、住民票は新しい住所になったくらい。
友人には、「すごくめんどくさいんだよ」って言われましたが、ピンときませんでした。
友人は、いろんな証明書の書きかえや変更手続きに追われたり、印鑑もつくりもしていました。
たしかに手続きは楽なんですが、あらためて「嫁ぐ」といった、新鮮な気持ちにはなれなかったんです。
少しだけ、結婚して名前もかわって、嫁ぐって気持ちになれるのを、味わってみたかったと思うこともあります。
私は同じ名字で結婚しました。意外なエピソード3.シングルマザーだと思われていた
職場でも、改姓の届けも必要なく、名札も名刺もなにも変わりません。
あまりに変わりばえせず、他部署の人などは私が結婚したことを、知らない人もいました。
結婚後8年たって、「ええ?!結婚してたの?」と、言われたんです。
皆さん、触れてはいけない話題だと思っていたみたいです。
子どもがいると知った人のなかには、未婚で出産したシングルマザーだと思っていた人もいるようでした。
きちんと結婚指輪はしていたんですが、名字が変わらないだけで、未婚だと思い込まれてしまうんですね。
名前の影響力は、大きいです。
そういう意味では、ややこしかったです。
私は同じ名字で結婚しました。意外なエピソード4.結婚式も同姓ばかり
結婚式でも、通常式場には「〇〇家 △△家 披露宴会場」と、立て看板や案内ボードが設置されます。
うちの場合は、同じ記載。
しかも、ほかにもう一組披露宴があったのですが、そちらも同じ名字同士のご結婚だったようです。
うちの案内ボードと並ぶと、コントのようですね。
参列者も、親戚がかぶるので、同じ名字ばかりでした。
挨拶のときは、友人や同僚には、ややこしかったようです。
余談ですが、私の幼馴染は、名字は違いますが旦那さんと下の名前が同じ子がいました。
結婚したら文字どおり「同姓同名」になりました。
ややこしさは、うちの比ではないとのことです。
学校の書類でもなんでも、世帯主(夫)、自分が同じ名前なんですもんね。
いちいち、「同じ名前なんです」と、説明するのが面倒だと言ってました。
その子に比べると、まだマシなのかもしれません。
私は同じ名字で結婚しました。意外なエピソード5.別姓結婚の話題に入れない
私の職場は、女性管理職の登用も積極的に行う、男女同権的な雰囲気があります。
そのため、結婚しても別姓を望む人もいます。
月に1回、女子だけで職場の環境改善などを話し合う、労働協議の会合などもあります。
夫婦別姓などが、話題にあがることがありました。
皆さん、熱く持論を語られるですが、私は蚊帳のそとです。
意見を求められても困りますが。
しばらく、このテーマの会合が続いて、出席が苦痛になりました。
今でも、本音はどっちでもいいじゃないかと思っています。
まとめ
生まれたときからの、自分の姓名にはとても愛着があります。
結婚しても変わらないことで、結論としては「よかった」と、思っています。
義理の両親や夫兄弟とも、同じ名字なので自分がよそ者という感じもしません。
「離婚したとしても名前も変わらず、離婚した気がしないかもしれないね」と、冗談で話し合ったこともあります。