42歳、女性。団体職員。
面倒見のよく、根性論を吠えている夫と、子ども二人、そしてもれなく姑の5人家族。
根性論を前面に出す夫は、今の時代とはずれがあり、会社でも家でも若干浮いている存在で、子どもからもめんどくさがられている、今日このごろ。
なんでこの人と結婚したのか、いいところすら思い出せない、遠い過去を日々回想している。
見出し
夫がめんどくさいと感じたエピソード1.なんでも根性論!
夫は、学生のときから体育会系の部活をやっていたせいか、なんでも根性論で片付けようとします。
そのなかでもとくにめんどくさいのが、「できるかなあじゃなくて、やるんだ!」という言葉です。
この言葉になんど、泣かされてきたことか。
夫とは結婚して10年たちますが、その間に、仕事を退職したり子どもを出産するなど、さまざまなライフイベント経験しました。
私はそのようなライフイベントが訪れたり、なんらかの問題が起こったときなどは、「夫婦で乗り越えるべき」だと思っているので、何事も声に出して相談。
そして意見を出してきました。
また、話し合って解決することが、一番の方法だと思っています。
私も、自分で考えて解決できるようなことは、夫に相談しません。
夫に相談することで、逆に話が大きくなり、面倒になることが少なくないからです。
しかしながら、自分だけでは判断できないとき、また自分だけで決めずに、二人の意見が一致していることが大切なときなどは、一応夫に話をするようにしています。
でもこのときに夫がよく言う言葉、それが「できるかなあじゃなくて、やるんだ!」という言葉なのです。
たとえば、「子どもの役員を頼まれたけれど、どうしようか。下の子どもが小さいから、積極的な活動をするのが無理かも……」という相談。
このような相談に対して、夫は「とにかくやってみろ! 挑戦だ!」という考えなのです。
本当は、それを引き受けたときに発生する問題を考えたり、夫の協力も必要になるから、その協力を惜しまないという言葉などが欲しい私。
そういった理由があって、話をしているにも関わらず、はじめから、「やればできる」という姿勢で話を聞かれます。
ですので、私は彼に相談することができないのです。
結局あとで問題になったときに困るのは、私たちなのに。
そのたびに「あのときもっと、話合って決めていれば、こんなことにはならなかった」と後悔せずにいられません。
彼の「やればできる」、「根性があればできる」、「なんでも粘り強く、最後までチャレンジする」という体育会系の根性論がめんどくさくて仕方ありません。
最近、子どもにもそれを言うようになってきて、うんざりです。
根性だけでどうにかなることって、そうありません。
ただがむしゃらにやればできるということを主張されても、その意見に振り回されるので、もう口を開かないで欲しいくらいです。
夫がめんどくさいと感じたエピソード2.整理整頓がうるさすぎる
夫は結構神経質です。
ならば「自分で掃除をしたり、布団を畳んだりすればよい」と思うのですが、仕事が忙しいとそうもいかないので、私がやるしかありません。
それでも感謝してくれるといいのですが、実際は文句ばかり。
しかも細かい注文がついてくるので、よりめんどくさいのです。
最近とくに腹が立ったことは、布団の引き方です。
「布団の、どの角がどこにくるようにする」ということを細かく注文するのです。
しかもテレビを見ながら、こちらに顔を向けた状態で……。
さらに、最近めんどくさいことに風水や方角に興味を持つようになり、布団の角度まで細かく注文をするように。
布団なんて、自分で引いてくれたらいいのです。
それを「疲れているから、いたわろう」と思って引いてあげているのに、文句ばかり言うので、めんどくさいこのうえないですね。
なんかそんな小さいところにこだわる男って、女々しいと思いませんか?
夫がめんどくさいと感じたエピソード3.なんでも自分がお金を支払っていいところを見せようとする
体育会系の夫は、自称面倒見のよい先輩です。
また「後輩を面倒見るのは当たり前」という考えの持ち主。
夫の交友関係のなかで、しかも自分のお小遣いの範囲で勝手にやってくれたら、問題ないのです。
しかし問題が発生するのは、子どもがらみの親集まりのときなのです。
面倒見のよい旦那は、BBQやアウトドアも好きなので、自宅にみんなを招いて、ホームパーティーをすることもあります。
こんなときみんな割り勘で、会費を集めて行ったりしますよね。
BBQの材料や飲みものって、結構バカにならないです。
しかし夫は、みんなに「お金は、いいよいいよ」って言うのです。
その言葉を聞くたびに、私は夫は「ばかじゃないか? まったく家計をわかっていない!」と腹が立ちます。
これまでにも「こんなやり方では次に続かないから、会費を取って欲しい」と言っても、夫は首をたてには振りません。
そのため私は事前に、メールで妻側に連絡をして、当日夫に見えないように、こっそり会費をもらっているのです。
「なぜ、こんなめんどくさい工作をして、こそこそしなくてはいけないんだ」と自分が嫌になるほど……。
でもそうすると、みんな遠慮しないで楽しめるし、次もできるからなんですよね。
なににも考えず口から言葉を出す夫は、ばかとしか言いようがないし、むしろめんどくさくなるから、なにも言わず口を開かないで欲しいくらいです。
まとめ
好きになって結婚した相手でも、「もう話をするのも、めんどくさい」としか思えなくなることもありますよね。
でも「一応聞いておかなければ、あとで余計めんどくさくなる……」、そんな悪循環があるのでいつまでたっても、このめんどくさい連鎖から抜け出せません。
これって私だけでしょうか?