42歳、女性。団体職員。
姑と夫、子ども二人の5人家族です。
姑の言動に振り回されながらの、生活にストレスをためつつ、それを夫に暴言をはくことで、ストレス発散中。
夫婦の会話は、けんか腰。
そしてその内容は、もはや姑以外のことはなにもない。
これを聞いた子どもたちが、ひそかに姑嫌いになってくれないか、期待している今日このごろ。
夫が役に立たないと思ったエピソード1、うんちが手につくことがいやで、おむつを替えなかった夫
子どもが生まれることを楽しみにしていた夫。
最近はイクメンという言葉が一般化してきて、「自分も子どもが生まれたら、イクメンになりたい」と意気込んでいました。
あまり期待はしていませんでしたが、「やれることからどうぞ」という感じで、私も冷静に夫を見ていたのです。
いざ、子どもが生まれてから、夫は予想以上に、育児に取り組もうとしていました。
そのため、私も「やるなあ」と思っていたのです。
入院中から、看護師さんに育児指導を受けて、少しずつおむつ交換やミルク哺乳にもトライ。
そして自分自身も自信がついたようで、「俺はなんでもできる」と思っていたようです。
私もそんな夫を頼もしく思いました。
「また自分が、もしも疲労困憊しても、夫に頼めるかな」と少しほっとしたものです。
しかし普段、夫は仕事をしています。
また疲労を回復するために夜の育児をすることはできません。そのため、ほとんど私ひとりで、育児をしていたものです。
しかしあるとき、体調が悪く、私は病院に行くことにしました。
その際に夫に、午後だけ見てもらうことにしたのです。
ひととおりの育児はできたので、安心して出かけました。
受診を終えて帰ってきてみると、子どもが泣き叫んでいます。
私は驚きました。
夫に聞くと、ミルクはあげたというのです。
「おむつは?」と聞くと、歯切れが悪い。
そこで確認してみると、オムツのなかには大量のうんちが!
夫は少しの便や排尿くらいであれば、おむつ交換はやったことがあったのですが、オムツからはみ出すほどの、便を交換したことはありませんでした。
そのため、どうしてよいかわからず、途方に暮れたということ。
子どものうんちなんて、かわいいものですよね。
手についたって洗えばいいことですし、肌のデリケートな赤ちゃんのうんちを長時間放っておくと、お尻がただれる原因にも。
なので、私は替えてほしかったのです。
案の定お尻は赤くなっているし、服もシーツもめちゃめちゃ。
私は「かわいい子どもの、おむつも変えることができないのか! 役立たず!」と夫に思わず声をかけてしまいました。
その後、夫も反省していたようで、うんちが多くても、手についても替えられるように。
夫も教育ですね。
夫が役に立たないと思ったエピソード2、姑にいわれ放題の私を放っておいた私の夫
姑と同居をすると決まったとき、私は本当は、嫌でたまりませんでした。
それは、姑のAB型でころころ変わる態度や言動、そして子どもがいることに対して、まったく配慮のない家だったからです。
そこに私が入り込んで、自由にできるわけがありませんよね。
「遠慮をしながら、生活をしていくしかない」と考えていました。
そんな私の気持ちを知らないので、「おれの家は嫁姑問題なんて、関係ないよね」とのんきに構えている夫。
私もどのようになるのか、まったく分かりませんでしたが、覚悟だけはしていた状態です。
そうしてはじまった同居生活。
おたがいに他人同士なので、はじめはおたがいに様子を見あって、遠慮がちに生活をしていました。
しかし、次第に本性が出るようになったのです。
私も大人ですから、多少の子とは目をつぶります。
しかしながら、子どもに関わるようなことだと、なかなか我慢はできませんでした。
とくに姑は、子どもにおやつをあげ放題。
そうすると、だんだん次女が太りはじめてきたのがわかったのです。
次女も小さいので、なかなか自分でコントロールできません。
しかし、私からいうと角が立ちます。
それでも一度は「お菓子のあげ過ぎをやめてほしい、体重の増加や虫歯の原因になるから」とやんわりと伝えたのです。
すると、「良かれと思ってやったことを責められた」と夫に訴えた姑。
それを聞いて私は驚きました。
でも誤解をされたまま、いい気分ではありません。
また同じようなことがつづくと、今後もおたがいの精神衛生上良くないと思い、もう一度、「子どもの親は私たちなので、おやつなどはこちらで決めさせてほしい」と伝えました。
姑を責めたわけではありません。
ただ納得してほしかったので、伝えただけなのです。
その間に立たされた夫は、「もうそんなおやつという小さなことで、喧嘩をしないでくれ」と、部屋をでていってしまいました。
こんなときこそ、夫の出番ですよね。
夫が間を取りもつからこそ、嫁姑がうまくいくと思っていました。
またそこは、夫の見せどころだとも思っていたのです。
しかしうちの夫は、面倒に巻き込まないでくれといった態度をとり、それから一気に夫婦げんかに発展しました。
そこで出た言葉が「役立たず!」です。
夫の実家に入ったら、私の味方なんて、いるわけないじゃないですか?
夫が味方だと思ったのに、それに裏切られ、ショックでたまりませんでした。
それからは逃げる夫は役立たずと思って、あまり物事を頼まなくなった私。
「姑との仲も、もう悪くなってもよい」という気持ちで、なんでも話すようにしています。
関係がより崩れても、それは私のせいではありません。
役立たず夫のせいですよね。
まとめ
夫は仕事をしていているし、そのお金で生活できているのだから、夫のほうが偉いと思っているのは大間違いです。
本当はその夫を支えている、妻のほうが何倍もえらい!
だからこそ夫は「役立たず!」と思われても、当然なのではないのでしょうか。