32歳、女性。結婚後は専業主婦。義実家は近所にあるため、結婚前からときどき訪問していた。
義母とは趣味が合い、話すと楽しかっただけに、出産後の変化が残念でならない。
趣味は読書で、楽しい物語だけを読みたいですね。
見出し
姑と会いたくないと思ったエピソード1.出産前、他人の子どもへの態度がすごく冷たかった
義母は優しくておもしろい人で、私は結婚前から彼女のことがとても好きでした。
私と似た性質をしている気がして、「嫁いびりのようなことは絶対にないだろうな」と確信できる雰囲気だったんです。
実際、結婚してからも夫への態度には疑問を感じる部分はあるものの、私に対しては良い距離感を保ってくれていました。
ただ、私の妊娠・出産を機に少しだけ義母との関係は変化してしまったんです。
最初に姑に会うことをためらうようになったきっかけは、戌の日のお参りにいったときのことでした。
実母は遠方に住んでいるため、義母に神社までついてきてもらったんです。
祈祷の申し込みを行い順番がくるまで、私たちは待合室にいました。
そこへ、4歳くらいの女の子がやってきて隣に座ったんです。
ゲーム機を手にした女の子は、なぜか私たちに向かってそのゲームの内容について質問をしてきます。
私は答えが分かる質問に対してはなんとなく話をして、それ以外のことについては適当に流しつつ相手をしていました。
すると、やけに人懐っこいその子は段々と興奮してきたのか、大きな声を出すようになっていったんです。
義母には持病があり、大きな物音があまり得意ではありません。私は女の子に「しーッ!」と言って、その子の保護者を探しはじめました。
義母は大丈夫だろうかと顔を見てみると、明らかにしかめっ面をしています。
考えてみれば、義母は女の子がいくら話しかけてもすべて無視していたんです。
体調が悪くなってきたのかなと思い尋ねてみましたが、大丈夫とのこと。
病気のことがあるので、小さい子の相手をするのが辛かったのかもしれません。
だけどそのとき、「さすがにまったく返答をしないのはどうなの?」と感じてしまったんです。
自分の孫と、よその子は違うはず。
そう考えてはみても、「私が産んだ子が義母のところへ遊びに行って、少し騒いだからといって無視するような態度を取られてしまったら」と思うと、子どもが小さいうちはあまり義母には会いたくないと感じたんです。
姑と会いたくないと思ったエピソード2.子どもの肌の手入れについて口を出された
無事に赤ちゃんを出産し退院した翌日、義両親は我が家へやってきました。
入院中ほとんど眠れず疲れ切っていた私は、正直なところしばらくはそっとしておいて欲しかったのですが、「命名式をやりたい」と言われ断ることはできなかったんです。
「孫かわいさ>私への気づかい」となっている義両親には、少しがっかりしてしまいました。
だけど、近くにいる祖父母にかわいがってもらえるのは、息子のためには良いことだと思い受け入れていたんです。
生後3か月ほど経って息子も成長し、私の体調が落ち着いたころからは、子どもを連れて義実家へお邪魔することも増えてきました。
息子は夫に似て肌が弱く、そのころから徐々に顔や頭に湿疹が出はじめたのです。
乳児湿疹というやつで、小児科でも相談しましたが、とにかく清潔にして保湿をするしかないとのこと。
弱い薬も出してもらい、それを授乳のたびに顔に塗っていました。
だけど、それを見た義母は、「こんなに赤くなってかわいそう」「皮膚科には連れて行っているのか」とワーワー騒ぎはじめたんです。
夫から「病院で薬をもらっている」と話してもらいましたが、帰宅後も「加湿器を買おうか」「薬はちゃんと塗っているのか」とメールを送ってくる義母。
もちろん義母が、息子のことを心配して言ってくれているのはわかっています。
だけど、湿疹のことを一番不安に思っているのは私たち夫婦。病院へ通い3時間置きにせっせと保湿剤を塗っているのも私です。
それをなにもしていないかのように言われて腹が立ってしまいました。
孫に会いたいだろうと貴重な休日を使って遊びに行っていたのに、そんな風に言われるのならもう会いたくないと考えるようになりましたね。
姑と会いたくないと思ったエピソード3.義実家へ行くとなかなか帰らせてもらえない
息子の湿疹が落ち着いてきてからは、機嫌の良さそうなときを見計らって義実家へはお邪魔しています。
とはいっても、夫と息子だけで出かけてもらうことも増えてきました。
それは、私が一緒にいると授乳の心配をしなくて良いと考えるらしく、なかなか帰らせてもらえなくなるからです。
月に3~4回、1回あたり2時間前後は訪問していて、その間ずっと義母が息子を抱っこしています。
私の元へ返してもらえるのは、泣きだしたり機嫌が悪くなったときだけ。もちろんそれ自体は、あまり会えないのだから仕方がないと納得しています。
困るのは、次に用事があって少し寄っただけのときでも、お茶を出されてしばらく留まることを要求されることなんです。
夫に「すぐに帰るからお茶はいいよ」と言ってもらっても「いいからいいから」と座らされて、義母の気が済むまでは帰らせてもらえません。
義実家で胸を出して授乳なんて絶対にしたくないのに、息子が大泣きしていても「お腹が減ったのかな~」と言ってくるだけなんです。
孫がかわいいのは分かりますが、私たちにだって都合はあります。親子水入らずでゆっくり過ごしたいときだってあるんです。
それが許されないとなると、あまり義実家には行きたくないし、義母に息子を抱かせたくないと思ってしまうんですよね。
まとめ
義母は決して悪い人ではないんです。私も出産したばかりで神経質になっている部分があるのかもしれません。
だけど、近ごろちょこちょこ気に障ることを言われることが増えてきて、「会いたくないな」と思う頻度は高くなっているように思います。