私立Fランク大学から大手企業に就職したエピソード5つ

低ランク

55歳男性会社員。上場している自動車部品製造業勤務。Fランク私立大学卒で他人と同じことを好まない、根っからの天邪鬼の性格ゆえ経済学部でありながら、なぜか生産管理論、コンピュータ概論、オペレーションズリサーチなどの文系では好まない科目を専攻。

 

 

私立Fランク大学から大手企業に就職したエピソード1.大学入学と専攻科目の重要性

科目

 

Fランクと称される大学と言えども、取りあえず大学に入学したので、青春を楽しみたいもの。

しかし、入ったと同時に、出口を考えなければならないのが世のなかの常です。

 

他人と同じことをしていたのでは、切り捨てられるのが目に見えています。

なので、ほかの大学にはない特徴的な科目をわざと専攻。

 

単位を落とすリスクはありますが、そこはあくまでほかより、抜きんでるという意味があるのです。

私は生産管理論、心理学、コンピュータ概論、オペレーションズリサーチを選択しました。

 

当時、世のなかに知られていなかった、オペレーションズリサーチ(OR)が、その後の人生にきいてくるのです。

 

私立Fランク大学から大手企業に就職したエピソード2.就活と交通事故と就職

事故

 

入学すれば卒業あり、当然ながら、社会に出るべく就活があります。

その当時の自分は、Fランクの大学のせいか、名だたる企業は門前払いでした。

 

そんななか、ほかの就職先より採用通知が届くも、断り続けた結果、就職課より呼び出され説教を受けました。

そして、その帰りに交通事故にあい入院しました。

 

直前に、入社試験を受けた地方の中堅電器販売チェーンより、大学へ連絡あり病院のベッドで合格を知ることになります。

 

私立Fランク大学から大手企業に就職したエピソード3.自分の人生を改めて考える

退職

 

最初に就職した中堅電器販売チェーンで、本社配送センター配属となりました。

前任者による引き継ぎもままならぬまま、在庫管理を任されたのです。

 

物流管理業務を見直し、滞留在庫を削減しますが、物流管理業務の業務設計をする羽目になりました。

このころより、バイヤーとしても、次の商戦をにらんでの戦略在庫を持つような考えかたがつきました。

 

そののち、県北の新営業拠点をかまえるため、2ケ月ほど出向。

落ち着くと、営業統括本部へ転勤となり、営業としての第一歩を歩み出しました。

 

しかしながら、製造業で生産管理をやりたい考えもあり、退職を決意することとなります。

 

 

私立Fランク大学から大手企業に就職したエピソード4.自分の可能性について

やった

 

退職を決意してから、淡々と退職までの時間をこなす毎日となります。

その間も、次の就職先を探しました。

 

退社後の限られた時間でやるのは、かなり時間がありません。

そんななか、中小企業の生産管理の求人の入社試験を受けてみたところ、採用となりました。

 

そこで、生産管理のノウハウを学び、落ち着いたころ紹介で、また転職をすることとなります。

原価がわかる人間がほしかったようです。

 

確かに、実務をやっていると、おかしなところが目につくのです。

根底から業務設計を変えることになり、独立した組織として活動することになりました。

 

そこでは、資源の集中と原価の戦略性を持たせることで、受注を増やすことに成功しました。

これは、大学で学んだことが役に立った瞬間でした。

 

私立Fランク大学から大手企業に就職したエピソード5.転職とキャリアの重要性

転職

 

転職に関しては、自分の得意分野を持つことに損はありません。

しかし、視野を広くすべく、周囲の部署で起きていることに気を配っておく必要性があります。

 

指示されたことだけをやっていれば楽なのですが、自分中心の道を選択することのリスクは、自分の身をもって知ることとなります。

最近では、管理職の資質が低くなってきてる企業が多くなってきています。

 

ネット上でも、ぽつぽつ見受けますよね。

全体を見渡して、最適を判断できる人の重要性が求められているわけです。

 

ロールプレイングゲームで経験値を上げることは大切ですが、経験値は個人の戦闘力を上げることになるのです。

自分の人生を戦略的に組み上げることで、経験のレベルによって転職していくことが大切です。

 

まとめ

ブランドで勝負する向きもいまだにあるようですが、もはや時代はそこから離れていることを、気づくべきでしょう。

目標へのアプローチは、1つだけではないのです。

 

戦略性を持って、自分の人生のビジョンをコーディネートすれば、大手企業にも就職することは不可能ではありません。

あとは、あなた次第なのです。