47歳、女性、専業主婦(在宅ライターをはじめています)。25歳で元旦那と結婚、息子が1歳と5歳のときに離婚。独身のころはなんの資格も持たずに、アパレル業界で仕事をしていたが、結婚と同時に専業主婦となる。離婚後はひとりで子育てをするため、親の援助を受けながら保育士資格の勉強をする。勉強中に、同じ志をもつ仲間との出会いがあり、再婚することになった。
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シングルマザーの私が再婚に至ったきっかけ3つ、その後のエピソード3つ
シングルマザーの私が再婚に至ったきっかけ1.16年前のインターネット
離婚後、すぐ資格試験の勉強をしようと、通信教育の講座に申し込みました。
同じ資格を目指す仲間を増やす意味で、資格勉強をしている人のためのメーリングリストにも登録しました。
個人的にメールのやりとりをするわけではなく、グループに向けてメールを送信するものです。
そのメールを、グループ全員が読むことができるもの。
現在でいうと、チャットワークだとか、ラインのグループに似たような感じでしょうか。
決意表明や、質問などでも利用されていました。
パソコンを購入したてだった私も、おそるおそるメールを送って、参加してみたものです。
そこで、全国の同じ勉強をしている仲間たちと出会い、同じ県や近隣県の人とはとくに親しくなっていきました。
私が勉強していた当時、試験は都道府県ごとに違い、受験日も少しずれていたんです。
なので、なんだか仲間意識が芽ばえていたのでしょう。
親しくなった仲間のうちのひとりが、とてもマメで初心者の私に色々と教えてくれて、すぐに仲良くなっていきました。
文章がやさしかったので、しばらく女性だと思っていたのですが、男性だと知ってびっくり。
人間として仲良くなっていたので、異性を意識することはまったくありませんでした。
みんなで勉強するときに、実際に会うことになりました。
そのときにはじめて、今の再婚相手と顔を合わせることになったのです。
第一印象は、「へぇ~こんな人ね」と、ぼんやり思ったくらい。
ドキドキするようなことはまったくなく、仲間以外のなに者でもなかったという出会いでした。
シングルマザーの私が再婚に至ったきっかけ2.子どもがとてもなついた
私は離婚したときに、「もう二度と、結婚なんてしない!」と、豪語していました。
自分を奮い立たせる意味もあったのでしょう。
お金はないし、狭い家での生活だけれども、楽しそうな幸せではありました。
そのことは、仲間たちにも伝わっていたようです。
仲間うちでは、子連れは家くらいなものでした。
なので、子どもをみんなが構ってくれて、肩車などをしてくれる今の旦那に非常に、よくなついていました。
出先で、子どものトイレまで連れていってくれる優しさ。
いつしか、「○さんが、お父さんだったらいいのに!」と、息子たちに言われるようになっていきました。
仲間内には男性がふたりだったのですが、実は子どもはもう片ほうの男性が好きだったようです。
「ダメなら2番目のほうでいいや」という程度の軽い考えのようでしたが、私がお付き合いを考えるきかっけにはなったのです。
シングルマザーの私が再婚に至ったきっかけ3.金銭的に気がらく
前の結婚にこりて、「再婚なんてしたくない」と、かたくなに思っていた私。
「この楽しい母子家庭のなかに、男性はいるのか?」とも、考えました。
しかし、私だけではなくふたりでお金を稼ぐことができたら、金銭的にも楽になります。
そう思うと、「再婚を考えてみてもいいかも?」と、気持ちが変わっていきました。
その後のエピソード1.付き合って3ヶ月で結婚
仲間と会う以外に、個人的に会うことはほとんどありませんでした。
でも、定期的に「今夜は月がきれい」など、他愛もないメールをくれていて、2年がすぎました。
「イルミネーションを見に行かないか」という、お誘いを受けまたんです。
私の誕生日が近かったこともあり、プレゼントを買ってもらえることに。
子ども連れ4人で買い物に行ったときに、はずみでペアリングを買うことになり、そのまま流れで付き合うことになりました。
そのあとは、はやいものです。
子どもたちが新学年になるので、3月中に籍をいれて、新学年から名前を変えためトントン拍子で再婚へ。
私はふたりの子連れ、旦那は田舎から出てきたひとり暮らしの独身。
向こうのご両親は、話だけ聞いたときには賛成してくれる様子ではありませんでした。
そりゃ、誰でも子連れ女との結婚なんて反対するでしょう。
しかし、とても穏やかな優しいご両親です。
私と息子たちと直接話をしたところ、気に入ってくださり結婚を祝ってもらいました。
その後のエピソード2.人間関係はまずまず良好
旦那の両親とは、本当にいい関係でお付き合いをさせてもらっています。
旦那と私の両親とも、毎週末1回は一緒に夕食をとる仲で、私が居なくても行くくらい。
けっこう、いい関係だと思います。
子どもたちとも、小さいころは基本仲良くやってきました。
しかし、息子たちの思春期はトゲトゲしていたので、旦那との関係は非常に悪かったです。
私が入院して長期に家をあけるなどが原因で、ひとり暮らしをすることになったり。
次男はすぐにキレて、父親に対し非常に偉そうに暴言をはいたりしてます。
ひとり暮らしをはじめた長男は、離れたせいか少し関係が改善してきています。
このまま、落ちつてくれることを祈るばかりです。
その後のエピソード3.優しさをひしひし感じた
実は、私は大きな病気をして、なん度も入院してしまいました。
まだ、子どもたちが小学生と高校生のころからです。
結婚するときには、まさか自分が病気治療にお金をかけることになるとは、想像していませんでした。
もし、シングルマザーのままだったら、生活保護を受けるなどしてなんとかなったのでしょうか。
でも、子どもたちの生活や精神状態が心配でたまらず、治療どころではなかったかもしれません。
奮闘しながら、ふたりの子どもをしっかりみてくれた旦那の存在の大きさに、改めて感謝したものです。
まとめ
主導権は私が握るという子連れ結婚で、もうすぐ15年になります。
子ども中心で、3対1と旦那がやや孤立していた時期もあります。
でも、現在は子どもたちの手が離れ、私の病気をきっかけに、夫婦ふたりがとても仲良くなりました。
毎週出かけるなど、楽しい日々をすごしていて幸せな毎日です。