42歳女性。事務のアルバイトと主婦をしています。私が生まれ育ったところは、ド田舎で保育所から中学校まで1つのクラスしかなく、同級生はみんなが幼馴染。男子も女子も関係なく、仲が良い環境でした。趣味は飲みに行くことと、カラオケで家族とも友だちともにぎやかに、すごすことが好きです。
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同窓会が「楽しい!」と感じたこと1.会場まで一緒に行った車内
私は、現在も地元に住んでいますが、同窓会の会場は車で1時間半ほどの温泉旅館でした。
今も、地元に住んでいる同級生の車に乗せてもらい、仲の良い女友だち3人で会場まで行くことになりました。
運転手のYさんは、タバコが大嫌いで車のなかは禁煙、助手席に座っているRさんはヘビースモーカーです。
車内でタバコを吸おうとするRさんと、それを阻止しようとするYさんの攻防が、くり広げられました。
でも、ふたりは本当に仲が悪いわけではないです。
気をつかわず、なんでも言い合える仲だからこその本音のやりとり。
「そういえば、昔からこんな関係だったなあ」となつかしく、おかしくて笑ってしまいました。
同窓会が「楽しい!」と感じたこと2.同級生との再会
同級生のなかには、20年ぶりぐらいに会う人もいました。
「老けたかな?かわってないかな?」と、ワクワクしていました。
20年たったわりにみんな若く見えました。
しかし、ひとりだけ本当に「誰だっけ?」と、いう人がいました。
なんと、中学生時代に一番たくさん遊んでいたSさんでした。
彼女は高校に入学してからヤンキーになり、疎遠になってしまったのでまったく会っていなかったのです。
どんな人生だったのかわかりませんが、老けてしまっていてびっくりしました。
でも、ひさしぶりに会えてうれしかったです。
同窓会が「楽しい!」と感じたこと3.宴会の席でのできごと
宴会の席順は、くじ引きで決めました。
私は端から2番目で、1番端は遅れてくるという仲の良かった男友だちのJ君でした。
みんながほろ酔いになったころに、J君が登場しました。
昔からお調子者で、今回はトナカイのかぶりものをかぶって登場です。
「かわらないなぁ」と思いました。
私はすかさずその姿を写真撮影、グループラインに貼り付け、大爆笑でした。
宴会は盛り上がり、私は同級生との話に夢中になっていました。
ふと、自分のお膳を見ると、フルーツヨーグルトのなかにマグロの刺身が入っていました。
すぐにJ君の仕業だと気付いて怒ると、知らないふりをしていました。
絶対に犯人は、J君に間違いないと思います。
同窓会が「楽しい!」と感じたこと4.二次会でのできごと
旅館ないにある、カラオケバーで二次会を行うことになりました。
昔は、争うように曲を入れては歌いまくったものです。
今は、みんなカラオケより話すことに夢中です。
会えなかったあいだのできごとが、積もりに積もって話がつきないといった様子でした。
カラオケ好きな私は、誰も聞いてはいないと思いつつも、好きな歌を熱唱して楽しみました。
最後は、J君が得意の郷ひろみの曲を歌い、おひらきになりました。
同窓会が「楽しい!」と感じたこと5.三次会でのなつかしい昔話
三次会は男子部屋で、自分たちで買ってきたお酒とおつまみを広げて、まったりと語り合いました。
途中で、なん人かは温泉に入りに行きましたが、私はみんなと話していたいと思い、タイミングを逃してしまいました。
みんなと話していたのは、だいたいが一度は聞いたことがあるような話でした。
高校のときにK君が、同級生の女子につきまとわれ、駅の柱に名前を彫られて迷惑をした話。
今のように、ストーカーという言葉自体が、昔はなかったように思います。
20代前半のころに、酔っぱらったRさんがA君の家の階段からすべり落ちて、A君の家族を驚かせた話。
Rさんは昔も今も太っているため、「すごい音がしたよね!」と、いつ話しても盛り上がれる鉄板ネタです。
そのほかは、みんなで鍋パーティーをしたときの話など、なんどもくり返しては笑い合ってきた定番の話。
「でもきっと、なん年たっても、同じ話をして笑い合うんだろうな」と、感じた幸せな時間でした。
結局、温泉に入らず寝てしまった私は、翌朝、みんなよりも早起きをして温泉にはいることができました。
早朝の温泉は、とても気持ちが良く、人も少なくて優雅に満喫できました。
まとめ
同窓会は、良い関係をきずけていた仲間とであれば、ささいなことでも楽しいです。
長いあいだ会えなかった友だちと、再会できただけでもうれしくて、特別な時間がすごせることでしょう。
私たちは、同窓会があまりに楽しかったので、「また、どこかみんなで泊まりに行きたいね」と、次の計画を立てているところです。