同窓会に行って自分は負け組だと感じたエピソード3つ

倒れる人

40歳女性。サービス業勤務。学生時代から容姿と、スタイルに自信があり男性からはモテていたので、かなり目立った存在でした。結婚と離婚を経験しながらも、現在は夫と幸せに暮らしています。趣味はヨガと散歩です。

 

 

自分は負け組だと感じたエピソード1.参加するときの交通手段

新幹線

 

私は、同窓会に参加する前から負け組だと、感じていました。

同窓会に参加するときに、地元に帰らなければいけないので、そこまでの交通手段をどうするか考えました。

 

車は軽自動車を所有していますが、当日はお酒を飲むことはわかっています。

車で行くことは、考えていませんでした。

 

車が嫌だった理由は、もう一つあります。

軽自動車を友だちに見られるのが嫌だったのです。

 

私は学生時代からモテていたので、かなり目立った存在でした。

まわりからは、当然いい人と結婚して、裕福な生活を送っていると思われていたのです。

 

しかし、実際は離婚も経験していますし、彼氏もいない時期だったので、その時点で負け組だと思っていました。

しかも、乗っている車が軽自動車なんで、恥ずかしくて見せられないと思ったのです。

 

当日は、電車に乗って地元に帰ろうと思いました。

しかし、近くに学生時代からの長い付き合いの友だちがいるので、一緒に帰ることになりました。

 

彼女も電車で帰る予定でしたが、彼女の電車の座席は特急グリーン車です。

私は、節約をするために普通座席で帰ろうと思いました。

 

彼女に恥ずかしくて言えなかったので、となり同士の一緒の席を予約してもらいました。

彼女は結婚して、幸せな生活を送っているのは知っていました。

 

同窓会に参加する前から、自分が負け組かもしれないと、少しショックを受けていました。

 

自分は負け組だと感じたエピソード2.服装と身だしなみ

服装

 

友だちと一緒に、同窓会に参加しましたが、すでにたくさんの人が集まっていて、にぎわっていました。

学年全体の同窓会だったので、クラスの友だちを探して合流した瞬間、なつかしさと共に負け組感を味わいました。

 

友だちの多くは、ブランド物のバッグやアクセサリー、洋服もブランド物を着ている人ばかりでした。

一方、私は某有名デパートの洋服で、値段はそこそこしますがブランド物には到底かないません。

 

会った瞬間は、なつかしさで笑顔が自然とあふれてきましたが、半分は負け組だとさとった苦笑いでした。

昔は、中心的な存在だったので、たくさんの人たちと話をしました。

 

みんながそろって「地味になったね」と、言うことに内心ショックを受けていました。

たしかに、昔に比べれば落ち着きましたが、地味という言葉が上から目線で言われているように感じたからです。

 

昔は地味だった友だちが、ブランド物の洋服をきていたり、いい女風の女性になっていました。

私は、昔に比べると、素朴な印象を受けたのかもしれません。

 

あかるい茶髪で、ギャルメイクをしていた私からは、とうてい想像できない姿だったのでしょう。

私のかわりようは、男性から見ても予想していなかったようです。

 

やはり「地味になったな」と、言われたことがショックでした。

みんなの話は、女性特有のプチ自慢大会になりました。

 

ブランド物のバックがいくらだとか、指輪を海外で買ったなどの話になっていきました。

私は、その話のときには一切、会話には入れませんでした。

 

ただ、笑って聞いているだけしかできませんでした。

昔は、話の中心にいた私にとって、自分でも落ちぶれたと感じて情けないとさえ思いました。

 

会話に入れない時点で、負け組決定だと確信し、その後はただ愛想笑いをするのが精いっぱいでした。

 

 

自分は負け組だと感じたエピソード3.結婚しているか

結婚

 

話題は、当然のように今の暮らしの流れになっていきました。

はじめに、私が話をふられたのは、当時は多くの男性から人気があったからでしょう。

 

しかし、私は結婚はしたものの離婚をして、現在は独身で仕事を頑張るOLでした。

その時点では、私はそれほど引け目を感じていませんでしたし、独身の生活を自分なりに楽しんでいました。

 

友だちが話をはじめると、多くの人が絵にかいたような、幸せな結婚生活を送っていました。

もちろん、少しは自慢したくておおげさに言っているかもしれません。

 

ほとんどが、いい夫と子どもに囲まれて、幸せな生活を送っているようです。

「夫はどこに勤めている」とか、「年収がいくらある」などのプチ自慢がはじまりました。

 

ここでも、私はただ聞いて愛想笑いをするだけしかできませんでした。

昔は、話題の中心にいたのに、一番みじめな生活を送っているとは思いませんでした。

 

同窓会がおわったときには、友だちは夫が車で迎えにきてくれていました。

幸せそうな姿をまざまざと見たことで、さらに自分のみじめさを感じ、負け組だと実感しました。

 

まとめ

同窓会では、年月がたっても、当時のままの印象が強いので、かわりように驚くことが多いです。

自分では、幸せな生活を満喫しているつもりでしたが、同窓会に参加をして負け組だとはっきり感じました。

 

この先、また同窓会をやるときまでに、絶対に勝ち組になろうと決意しました。