50歳まで生きてきて感じた独身で辛いこと5つ!

 

[bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/tojoin-chisato.jpg” type=””]それじゃ、この記事では「50歳まで生きてきて感じた独身で辛いこと」の体験談を紹介するよ〜。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/kinjo-neyu.jpg” type=””]まずは、体験談を書いてくれた方のプロフィールから紹介するよん。[/bubble]

体験者プロフィール

名前 : 斎藤すみれ(仮名)

看護師として総合病院に勤務する50歳の女性。男性との交際歴はあるが「結婚する理由」を見出すことができないまま年を重ね、いまだ独身。地方にて、自身の所有する一軒家にて一人暮らしをしている。貯金と健康管理が趣味。現在の生活に特に不満はないが、年齢を重ねるにつれ独身のデメリットを実感し始めている。

 

[bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/kinjo-neyu.jpg” type=””]斎藤さんは心細くて孤独な辛い体験をしているんだよね。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/tojoin-chisato.jpg” type=””]現役看護師さんならではの、独身に対する想いはグッと心に刺さるものがあったね〜。では、みんなも見てね〜。[/bubble]

 

 

独身で辛いこと1.病気の時に頼れる人がいない

 

きっかけは、私自身が「乳がん」を患ったことでした。

真っ先に辛かったのは、告知を受ける際に一人だったこと。

 

医師に呼ばれ、診察室に一人で入っていったとき、「お一人ですか?ご家族は?」と質問され、そのことで、自分が癌であると確信しました。

あの時の心細さと、言葉に詰まって、どう言葉を切り出そうかと思案していた医師の表情は、今でも忘れられません。

 

さらに苦難は続きます。手術を受ける際には、自身以外の誰かに、同意書の記載を依頼せねばなりません。

既婚者なら当然、夫や子供に依頼できますが、独身の場合は同意書を記載してくれる相手を探す作業が必要になります。

 

さらに一人で入院の準備をし、付き添いのない状況で一人で手術を受け、病気の不安と一人で戦うことになります。

また、仕事は当然休職せねばなりませんし、高額な治療費などの経済的な負担がのしかかってきました。

 

多くの方々が、独身で病気をすると、大変だと納得されたのではないでしょうか。

けれども、のちに私は、さらに過酷な状況があるのだと思い知ることになるのです。

 

「初期の乳がん」なら術後の安静機関が短いですし、病状が軽ければすぐに退院できて、自分で対処が可能です。

精神的な苦痛はありましたが、あらかじめ準備も出来ましたし、身体的には苦痛をさほど感じずにすみました。

 

もっと辛いのは予期せぬ病気で、急に入院せねばならない状況に陥り、安静を余儀なくされた場合です。

 

先日、胃腸炎で高熱を出した際には、事前に入院の準備ができず、着の身着のままで、そのまま入院する事態となりました。

その結果、パジャマなどの最低必要限の物品が一切手に入らない状況で、3日間を過ごすという事態に陥ったのです。

 

高熱で朦朧とする意識の中、仕方なく看護師さんに最小限のことを依頼しつつ、電話で事務処理をするという日々が続きました。

4日目に、やっと、友人に依頼して、必要な物を買ってきてもらうようお願いし、なんとか最悪の事態を切り抜けました。

 

自分自身が健康で、すべてのことを自身で行うことができれば、想像すらできなった事態が、急病により一気に現実のものとなったのです。

「人は一人では生きていけない」その言葉の意味が身に染みた出来事でした。

 

独身で辛いこと2.看護師だからこそ予測できる「老後に対する不安」

 

看護師をしていると、年配の方に関わる機会が多くなります。

その際に感じることは「年齢を重ねれば、必ず誰かの助けが必要になる」という事実です。

 

どんなにしっかりされた方でも、年齢を重ねれば、「うっかり」が増え、理解できないことが多くなり、足腰が弱ったり、聴力や視力がおとろえたりして、一人では無理なことがどんどん増えていきます。

 

例えば、私自身が看護師の仕事をしていて、高齢の患者さんに何度説明しても、理解していただけない場合、「どなたかご家族の方とご一緒に来院してください」とお願いする時。

認知症の兆候がみられ、一人で入院することが無理と判断され、ご家族に付き添いをお願いする時。

 

「独り身で誰も居ないんです。どうしたらいいでしょう?」と途方に暮れる患者さんに出会うたびに、なんとかしてあげたいと思いつつ、何もしてあげられない現状に、自分の未来を重ね合わせます。

 

「辛い」という言葉では、語り尽くせない深刻な問題でもあります。

病気に対する不安に通ずるものでもありますが、「病気」は回避できる可能性もありますが「老化」は絶対に避けて通ることができません。

 

自分の老後について考えると、気がめいりますし不安にもなります。

できる限りの対策を施して、「なるようになる」と割り切れる寛容さが必要なのでしょうが、なかなか難しいものですよね。

 

 

独身で辛いこと3.「夫」に対する後悔はないが、「子供」に対する後悔が垣間見えてくる

 

「夫」が欲しいとは感じませんが、「子供」が欲しかったとは、感じてしまう時があります。

「いつでも子供は産めるけど、今は産まない」という状況だったのが、「もう子供を産むのは無理」という状況に変化したことも、理由の一つなのかもしれませんね。

 

同年齢の女性たちが、ゆるぎない絆で結ばれた「わが子」という財産を手に入れている現状に、「せめて、子供だけでも持っておきたかった」という思いが垣間見える瞬間があります

若い頃は「自分に子育ては無理」「あんな面倒なこと私は嫌」などと、拒否反応さえ示していたものなのに、人間っていうのは勝手な生き物ですよね。

 

独身で辛いこと4.悪気のない初対面の人の言葉に、ちょっとだけ落ち込む自分がいる

 

初対面の方や、同窓会で久しぶりにあった旧友との会話において当たり前のように投げかけられる質問。

「ご主人は?」「お子さんは?」「お孫さんは?」

 

その度に「独身です」と返答すると、「しまった」という顔をされて会話がとだえてしまったりします。

相手に悪気がないだけに、いっそ「申し訳ない」とすら感じてしまうのですが、これが続くと「辛い」を通り越して「面倒くさい」とさえ思ってしまう自分も見え隠れ。

 

世の中の「当たり前」という枠から、はずれた人間なのだと思い知る瞬間です。

いっそ「マツコ・デラックスさん」並みに、行きつくところまで行ってしまいたいと感じることさえあります。

 

独身で辛いこと5.「だから独身なんだ」と言われることをどこか恐れている

 

昨年ヒットしたドラマ「逃げ恥」で、50代の独身女性を演じた石田ゆり子さん。

彼女が、ある仕事の企画で、上司に抗議しにいった際に「そんなんだから、独身なんだ」と言われるシーンがありましたよね。

 

あのシーンの言葉が胸に突き刺さった独身女性も多いのではないでしょうか。

独身女性は、程度の差こそあれ、どこかで、この言葉と戦っているように思います。

 

「だから独身なんだ」と言われないために「綺麗でいよう」「若く見えるようにしよう」「性格をよくしよう」「男性関係に気をつけよう」などと張りつめた気持ちを持ち続けているのです。

 

実際には、みんな、そこまで他人のことを気にしているわけではないと思いますが、この呪縛からはなかなか逃れられません。

 

「結婚できない女」なのではなく「自分の意思で、結婚しない女」なのだと言い切るための免罪符みたいなものなのかも。

世間が独身女性に寛容にならない限り、この呪縛から解き放たれる日は永遠にこないのかもしれませんね。

 

まとめ

独身は、それなりの覚悟と、強い意志を持って「戦い続ける人たち」でもあります。「好き勝手に生きている人」という事実も否定はしませんが、そんな中、懸命に前を向いて歩こうとしているのもまた事実。温かく見守って頂けると嬉しい。

 

[bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/tojoin-chisato.jpg” type=””]なんだか、独身女性の強い決意なんてのが感じた気がする〜。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/kinjo-neyu.jpg” type=””]本当〜? ネユは将来お嫁さんになりたいからな〜。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/tojoin-chisato.jpg” type=””]あたしは、その時にならないと分からないかな〜。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/kinjo-neyu.jpg” type=””]それで、馬車に乗った王子様に迎えに来てもらうんだぁ。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/tojoin-chisato.jpg” type=””]あ〜、また始まった〜。ふぁ……ねむ……。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/kinjo-neyu.jpg” type=””]わぁ! ちょ、ちょっと待ってってば〜〜!![/bubble]

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