3歳の娘に猛烈にイライラとしたエピソード3つ

イライラする女性

47歳の女性で主婦。高校生の娘と3人家族です。

子育てもひと段落して娘にイライラとすることはなくなりました。

 

現在は50代を目前にして人の名前が出てこないとか忘れ物をする自分に対してイラッとする毎日を送っています。

 

 

3歳の娘にイライラとしたエピソード1・レジ前でお菓子買って~と大泣きする娘

大泣きする娘

 

幼稚園の近くにスーパーがあり、お迎えに行った帰りによく娘とスーパーによって買い物をします。

ある日夜ご飯のお買い物をしてレジに行こうとすると娘が「このお菓子買って!」と勝手にカゴに入れてきました。

 

「今日はおやつを買わない約束だよ!」と言っても聞きません。

わがままを言ったらなんでも思い通りになると覚えさせたくないので、「こっちもダメ?」と言っても譲るわけにはいかないのです。

 

「買って!」、「買わない!」をなんどか繰り返しヒートアップしていました。もうこうなってくると娘のなかでもおやつはどうでもいいのです。

多分親が自分のいうことを聞いてくれないことに猛烈に腹を立てているのでしょう。

 

レジで会計をしているときにも大泣きして「おやつ買って~」と大騒ぎしたままでした。

そこで娘はなにを思ったかカゴのなかのサラダ油をサッと取り出して抱え込みました。

 

まだ会計を済ませていない商品です。3歳児にもなるとさすがです。

頭を使いますよね。

 

「レジのお兄さんに渡して! ピッしてもらわないと買えないから」と娘にいっても「お菓子買ってくれないといやだ~」といってまた大泣きです。

「良かったらこれ食べて」とおばあさんがチョコレートを2,3個娘にくれました。

 

気付いたらレジの後ろには行列ができています。

ありがたいやら、後ろの人やレジのお兄さんに申し訳ないやらで、気持ちがぐじゃぐじゃでしたね。

 

渾身の力で娘の抱えているサラダ油をふんだくり会計を済ませて外に出ました。

スーパーの外に出てから怒りがマックスになり、思いっきり娘を怒りましたね。

 

でも子育てがひと段落した今は、スーパーで駄々をこねて大泣きしている子をみると「大泣きしてる~なんだか可愛いなあ~」なんて思ってしまいます。

自分の娘にもあんな時期があったなと思って懐かしくなりますね。

 

だから子どもが駄々をこねて困り果てて猛烈にイライラしているお母さん、安心してください。

結構周りは温かい目で見てくれていると思いますよ。

 

 

3歳の娘にイライラとしたエピソード2・嫌いなおかずをポイッと投げた娘

好き嫌いする娘

 

娘は3歳の子ども、冷凍食品やレトルト食品が苦手でほとんど食べませんでした。

お弁当の冷凍食品も進化していて結構美味しいですよね。なのにそれが使えず幼稚園のお弁当つくりに本当に苦労しましたね。

 

幼稚園では週に2回給食の日があります。

「みんなで同じものを食べることで、今まで食べられなかった冷凍食品が食べられるようになるかもしれない!」と、少し期待しましたがやっぱりだめでした。

 

娘は給食の味にはなじめなかったようです。

なかなか給食を完食できず、残すことが多くて先生からも「もうちょっと給食も食べられるように頑張ろうね!」と言われていました。

 

ある日夜ご飯のときにちょっと手抜きをして冷凍食品のカニクリームコロッケを出したときのことです。

娘は一口食べて「これまずい!」と言ってカニクリームコロッケをポイッとテーブルの上に投げ捨てました。

猛烈にイラッとしたのと同時に手が出てしまいましたね。即座にパチンと平手で娘を叩いてしまったのです。

 

「食べ物を粗末に扱わないで! そんな子はもうご飯は食べなくていいです!」と叱って全部片付けてしまいました。

「食べ物をつくってくれた人と食事を用意してくれた人の気持ちもきちんと考えなさい」と大声で叱りつけたのを覚えています。

 

でも娘に手をあげてしまったあと、猛烈に反省しましたね。

感情的になり子どもを叱ったあとに、罪悪感でいっぱいになるのは母親なら誰もが経験することです。

 

私自身も子どものときに学校の給食が苦手でしたが、その子どもは給食を残さずに全部食べなさいという時代でした。

昼休みもずっと教室に残って給食を食べていた辛い思い出があります。

 

でもアレルギーは別として食事で出されたものを残さず食べるという教育もやっぱり大切だと思います。

つくってくれた人のことも考えて、食べ物の大切さも考えて残さず食べることはそのあともずっと娘に言い続けましたね。

 

3歳の娘にイライラとしたエピソード3・予防接種で大泣きする娘

予防注射

 

子どもの予防接種は本当にたくさん種類があってスケジューリングが大変ですよね。

予防接種の日に限って風邪をひいたりして、なかなかスケジュール通りに予防接種が受けられないことも多いです。

 

3歳の子ども、今日こそは無事に予防接種を受けれそうだと思った日のことです。

小児科の遠藤先生の問診を受けるまでは大丈夫だったのですが、注射器が見えてしまったところで大泣きがはじまりました。

親が子どもを抱っこして抑えて注射をしてもらうのですが、大暴れして押さえることも無理そうな感じになってしまったのです。

 

遠藤先生も「この状態で注射をするのは危険なので、もうちょっと落ち着いてからにしましょうか」と言ってくれました。

しかし待合室に行こうと娘に言うと、「今やる! 今注射する!」と言って聞かず、がんとして動きません。

 

でもまた大暴れして注射はできず、それをなん回繰り返したでしょうか? 

次の診察の人も相当待たせています。遠藤先生や看護婦さんにも時間を取らせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

結局トータルで30分。やっと予防接種を受けることができました。

もう親子ともにぐったりです。

 

気持ち的には猛烈にイライラしていたのですが怒る気力もありませんでした。

注射を終えて診察室を出るときに娘が一言「えんどうせんせい、がんばったね~」とすっとぼけた調子で言ったので、一同大爆笑。

「あんたのせいだ! 誰のせいでこんなことになったと思ってるんだ!」と心のなかで思いましたが、最後は笑いに変えてくれてちょっと助かりました。

 

まとめ

子育てをしていると本当に猛烈にイラッとすることが沢山あります。大切なのは怒りを引きずらないことです。

子どもも成長してくると、これ以上親を怒らせたらまずいと感じて、さらっとかわすようになります。

 

散々イラッとさせられた娘が高校生になった今ではすべていい思い出になっていますよ。