36歳女性。
現在は所有している薬剤師資格を活用し、ドラッグストアでの調剤担当として勤務。
22歳のときに当時の同級生と結婚し、翌年には子どもを出産しながらも、元主人との間の生活の不一致などから、26歳のときにはじめての離婚を経験。
以後、仕事と家庭を両立しながら、男の子を育てるシングルマザーとして活動中。
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夫を気持ち悪いと思ったエピソード1.食べ方が汚い食事のマナーの悪さ
これは、結婚前の恋愛期間中から、私のなかでずっと気になっていた夫の悪い部分。
何度指摘しても、絶対にあらためてくれない部分として、すごく気持ち悪いと感じていたのが、食事のマナーの悪さでした。
数あるマナーの悪さのなかでも、私が1番苦手だったのが、口に食べ物を入れて咀嚼するときの音。
それも、周りの誰が聞いてもすぐ分かるくらいの音で、「くちゃくちゃ」と音をたてるのが本当に苦手なのです。
これが理由で、夫と外食するのが一時期嫌だったくらい。
とあるレストランで食事をしていたところ、夫の咀嚼音が隣のテーブルのほうに、聞こえてしまったみたいで……。
その方がお店を出るときに、わざわざ夫のほうをちらっと見て確認してから、退店していかれたことがありました。
このときには、なぜその方がそんな行動をしたのか、すぐに理解できた私。
そのため、私のほうが逆に、顔から火が出てしまいそうになるくらい恥ずかしかったです。
とはいっても、件の張本人である夫は、なに食わぬ顔でまったく気づかない始末。
食事のマナーの悪さ自体は、誰しも1つはあると思うので、まだいいのです。
しかし、それを注意されても改めようとしない夫の態度のふてぶてしさには、元妻であった私も、さすがに呆れてしまう部分でしたね。
夫を気持ち悪いと思ったエピソード2.自分の行為を棚のうえに置きまくる都合良さ
ある程度わがままな男性自体は、愛情があれば、女性から見ても「可愛い」と思えることもありますよね。
しかし、わがままをとおり過ぎて、自分勝手の領域にまで足を突っ込んでしまうと、どんなに愛情があっても、我慢できなくなるのは仕方ないことかもしれません。
私が夫に対して「うわ、きもちわる!」と声を出して指摘してしまったのが、彼の自分勝手さ。
とくに、自分は散々ダメな行動や行為を平気で繰り返し、おまけに反省もしません。
ですが、人に対しては、どんなに些細なダメ行為やNG行為であったとしても、必ずネチネチと指摘して、鬼の首を取ったがごとく、偉そうにするのです。
さすがに、気持ち悪さを覚えてしまったくらい。
なぜ彼が、そこまで自分勝手な性格になったのか?
それは、ひとえに彼のなかにある「エリート意識」の強さなんだと思います。
学歴もルックスもこれまでの経緯もすべても、並の男性よりも優れた内容ばかりを有した男性だけあって、とにかく「自分に甘く人に厳しい」性格。
たとえば、彼はルックスの良さから女性にすごくモテる男性だったんですが、それが影響してか、浮気癖が本当に治らなかったんです。
にもかかわらず、浮気がばれてもまったく反省しない、自分のことを棚にあげる彼。
私が宅配スタッフの男性やスーパーの男性店員の方と、少しでも世間話をしようものなら、そのあとは思いっきりそこを指摘して、「浮気だ不倫だ」などと、はやし立てるのです。
自分に少しでも、後ろめたさや過去にそういった経験があるのであれば、少しは申しわけなさそうに発言したり、行動するのが普通ですよね。
けれど、旦那にはそういった自戒の精神はまったくなく、とにかく自分は優秀で、周りは自分よりも劣っているという、優性的な意識が強い人です。
ですので、接しているだけで、疲れてしまうんですよね。
結婚から離婚にいたった現在まで、今思い出しても絶対に受け入れられない、彼の代表的な気持ち悪さの1つに、挙げてしまいたいくらいです。
夫を気持ち悪いと思ったエピソード3.重要な決断はママに相談する夫
女性は、愛情を持って接している男性に対して、たとえ結果がどうであったとしても、男性らしい強さや決断力を求めるもの。
私も例外ではなく、自分が選んだ伴侶である男性だからこそ、「自分自身で、決断ができるくらいの男らしさを持っていて欲しい」と思っています。
そんな私の欲求を、夫は決して満たしてはくれませんでした。
仕事上では、部下の方が感心するくらいに指揮統制能力がある彼。
しかし、プライベートにいたってしまうと、「その指揮力はどこに行ってしまったの?」と、尋ねたくなってしまうくらいの優柔不断ぶりなのです。
ただ、優柔不断さはある程度なら受け止めてもまったくOKだったんですが、「彼を気持ち悪い」と感じてしまった大きな原因にもなったのが、夫のマザコン的な要素でした。
たとえば、休日に出かけることになったとき、「いくつかの候補地のなかから、どこの場所を選ぶか?」となると、普通なら夫婦で一緒に決めますよね?
けど、うちの場合はそうではなく、夫に対して私が提案したとしても、夫は絶対に決断しないんです。
で、どうするのかというと、その場で急に、実家のお母さんに電話で連絡。
そして、「こうこうこうなんだけど、母さんはどう思う?」と相談しちゃうんです。
こういう決断力のなさにマザコンさをプラスした要素が、生活のさまざまな部分で、大小構わずたくさんある夫。
夫がいちいち母親に相談する姿が気持ち悪くて見たくなかったことや、意地でも義母には、うちの家のことに立ち入って欲しくなかったという、妻としての意地もあったのです。
ですので、結局は夫に決断させず、私が全部即断して決めていました。
夫を気持ち悪いと思ったエピソード4.夜の営みに自信満々な夫
妻として以上に一人の女として、夫のことが「とにかく気持ち悪い」と感じてしまった原因、それが夜の営みでした。
結婚して当初から、彼が見せはじめた一面だったんですが、とにかく自分の技術や行為に、根拠のない自信を持ってるんです。
ただ自信を持つだけなら、まだかわいげもあるんですが、毎回ごとに必ず、自分のテクニックや行為を自慢してくるのが、本当にウザかったですね。
なにか自分から行為を実践するごとに、「どうだった?」とか「やっぱり俺が1番だろ?」みたいな感じで、根掘り葉掘りと質問してくるんです。
それでも、新婚の時期など最初のうちは、妻として夫のプライドを傷つけてはいけないと、彼の喜ぶようなことを言ったりして、とにかくあいづちを打っていた私。
しかし、女性から見ると、そんなことを尋ねられたら、しらけるのは当然ですよね。
何度も何度も繰り返す彼のそういった行動に、最後のほうは、義務感だけで応えていたのは言うまでもありません。
まとめ
男性が女性に対して理解できない行動があるように、女性から見ても、夫である男性に対して、理解できない行動というのがたくさんあるんです。
結婚していたとしても、もともとは血のつながらない他人同士。
愛情というつながりで、一緒になった関係だからこそ、思いやりをもった接し方が大切という点を、忘れないでいきたいものですよね。