19歳女性。大学生。
近所に住む、母方のおばあちゃんのうざさを常に感じながら成長。
おばあちゃんにキレた回数は、数知れません。
しかし、よかれと思ってしたことが裏目に出るなど、憎めないところもあるおばあちゃん。
悪口は言うが、嫌いではない。
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おばあちゃんがうざいと感じたエピソード1.女の子はこうあるべきと決めつけられる
私は兄と弟にはさまれ、3人兄弟唯一の女の子として育ちました。
おばあちゃんにとって、私は孫たちのなかで、唯一の女の子。
そのため、おばあちゃんは私を蝶よ花よといったような、いわゆる「少女漫画のような女の子」に育てたかったようです。
しかし、男兄弟にはさまれ、また、もともと男勝りな性格でもあったため、私は男の子よりも男らしい女の子に成長しました。
おばあちゃんには、それが気に入らなかったようです。
会うたびに「もっと女の子らしく、おしとやかに」「女の子ならお料理ができなくて、どうするの」などと言われました。
そのようなことを言われるたびに、私は「これが私だ。どうして受け入れてくれないのか」と、いつも思っていましたね。
思春期になるにつれて、そのようなおばあちゃんの言動をうざく思うようになりました。
おばあちゃんがうざいと感じたエピソード2.昔流行した服を着せようとする
そんなおばあちゃんですが、私の母を蝶よ花よと育てることには成功していました。
そのため、おばあちゃんの家には昔母が着ていたかわいらしくて、女の子らしいフリルたっぷりの洋服が大切に保管されています。
おばあちゃんは、ことあるごとに、それらの洋服を私に着せようとしてきました。
もともとかわいらしい服が好きではないうえに、見るからに流行遅れの古い服を着せられそうになります。
なので、そんなときいつも、おばあちゃんを「うざい」と感じていました。
一時期、丸襟が再流行したときなどは、嬉々として母の丸襟のワンピースを持ってきたおばあちゃん。
おばあちゃんから見れば同じなのかもしれませんが、どう見ても、昭和臭ただようそのワンピースを見たときはめまいがしました。
おばあちゃん流の「かわいい」を押しつけられるのは、非常にうざいです。
おばあちゃんがうざいと感じたエピソード3.デリカシーに欠ける
おばあちゃんは秘密が持てない人で、どんなことでも人に話してしまいます。
私としては、「身内にだけは伝えておこう」と思っていたことも、おばあちゃんに話すと、いつの間にか、ご近所中が知っていたりするのです。
一番うざいと思ったのが、大学受験の志望校をご近所中にふれまわったこと。
私はずっと某有名国公立大学にあこがれており、そこに合格するためにずっと勉強してきました。
しかし、その大学は私の高校のレベルからいって、到底無理な大学。
そのため、親と高校の担任の先生以外には、友人にすら秘密にしていたのです。
しかし、ひょんなことから、その某有名国公立大学を目指していることがおばあちゃんにバレました。
そしておばあちゃんは、私がその大学を目指していることをご近所中に話してしまったのです。
おばあちゃんにとっては自慢のつもりだったのかもしれませんが、私としては相当なプレッシャーに。
なぜなら、もしその大学に落ちたら、近所中の笑いものになるからです。
幸い合格したからよかったものの、もし不合格だったらと思うとぞっとします。
そんなデリカシーのないおばあちゃんが、うざく思えて仕方ありません。
おばあちゃんがうざいと感じたエピソード4.私を子ども扱いする
おばあちゃんは、私をいつまでも子ども扱いします。
祖父母にとって、孫はいつまでも、子どもに感じられるとは言いますが、私のおばあちゃんはかなりひどいです。
まず、一人でどこかに出かけることを許してくれません。
私がお風呂あがりに、夜風にあたってこようと思って、外に出たりすると、必ずついてきます。
「ちょっと、コンビニに行こう」と思って出かけても、ついてくるのです。
「うざい」としか、いいようがありません。
次に私がドライヤーをかけていると、それを取りあげておばあちゃんがドライヤーをかけようとします。
ドライヤーぐらい小学生、下手したら、幼稚園の子どもでも自分であてることができますよね。
「それをわざわざ取りあげてまでするか?」といつも思います。
おばあちゃんにとっては、「孫とスキンシップをとるため」などと、考えているのかもしれませんが、うざくてたまりません。
おばあちゃんがうざいと感じたエピソード5.他人の悪口ばかり言う
おばあちゃんは陶芸教室、写真教室、合唱団、グランドゴルフなどさまざまなグループに所属しており、友人も多いです。
しかしその分、気にくわない人も多いようで、いつも悪口を言っています。
たとえば、合唱団の先生についてです。
先生といっても専門的な知識があるわけではなく、合唱団のリーダーとして指導を行ったり、曲を決めたりしているそう。
おばあちゃんにとっては、そのような専門的な知識のない人を先生と呼ばなければならないこと、その先生の指示に従わなければならないことが気にくわないようです。
曲や指導方法に関して、「こうすればいいのに」といつも文句を言っています。
「そんなに嫌なら、辞めればいいのに」と思いますが、それはしないようです。
私としては、さんざん悪口を聞かされるだけなので、とてもうんざり。
「これでもか」というほど、悪口を聞かされたあとに「さあ、合唱の練習に行こう」などと言われると、思わずキレそうになります。
他人の悪口だけ言い、なにも解決しようとしないおばあちゃんを心から「うざい」と感じるのです。
まとめ
とにかく、私にとっておばあちゃんは、うざい存在でしかありません。
しかし、私に対しての行動には、愛情があるのも分かっています。
「もう少し私のことを考えてくれたら、いいのになぁ」と思えてなりません。