25歳女性。専業主婦。
自営業を営む夫と二人の子どもとの、四人暮らし。
夫の仕事上夜勤が多いため、子どもと三人で過ごす夜も多い。
仕事で仕方ないとわかっていても、夜中に急な事態があると、すべて一人で乗り切らなければならないため、ストレスや疲労も溜まる日々。
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夜勤の多い旦那で辛いこと1.深夜に子どもが急に体調が悪くなったとき
夫は自営業で代わりもおらず、多ければ週の半分は夜勤。
夫が夜勤の日は、私と二人の子どもと三人で過ごしています。
普段は子どもと三人で楽しく過ごせているのですが、まだ幼い子どもなので、夜中に急に体調が悪くなることもあるのです。
夫が夜勤の日でも関係なく体調が悪くなるため、私一人で子どもたちを連れて、夜間救急病院に行くこともよくありました。
そんなときでも、夫は仕事から帰ってくることができないため、朝方まで病院でグズる子どもたちを一人で面倒を見なければなりません。
家で子どもを見てくれる人がいないため、深夜に兄弟のうち、どちらか一人でも体調が悪くなると大変です。
元気でスヤスヤ寝ているもう一人も起こして、二人の子どもを連れて病院に行かなければいけません。
しんどそうにグッタリする子どもと、「眠たい」とグズる子ども。
そんな子どもたちを連れて、家から少し離れた夜間救急病院に、一人で連れて行くのは本当にキツイです。
病院までの車内も、体調が悪い子どもを心配しながら、急に起こされて泣き叫ぶ子どもの機嫌もとり、車を運転する。
そして、病院についても、グズる子どもたちの面倒を見ながら、診察の順番がくるのを長い時間待ちます。
そして、診察が終わるころには朝方になり、寝不足と疲れでくたくたでした。
夫が休みの日なら、体調が悪い子どもだけを病院へ連れて行けばいいので、とても楽。
もう片方のぐっすり寝ている子どもは、そのまんま家に置いて出ることができます。
しかし、夜勤で夫がいない日はすべて、一人でやるしかありません。
仕方がないことですが、一人で二人の子どもを深夜に病院に連れて行くことが、とても大変で辛かったです。
夜勤の多い旦那で辛いこと2.夫との生活リズムの違い
夫が夜勤の日は夕方4時ごろ家を出て、朝方5時ごろに帰ってきます。
帰ってきてからはお昼過ぎまで寝るため、子どもや私との生活リズムが違っているのです。
夫が帰ってくる朝方5時ごろに私は起きて、夫の朝食の準備。
朝食といっても、子どもたちとは別で、夕飯のようなおかずをつくります。
そして、夫は朝食を食べて、すぐに寝てしまうのです。
夫が寝てからは、子どもを起こして、子どもの朝食の準備と幼稚園の準備をし、幼稚園に送ります。
お昼過ぎに、子どもが幼稚園から帰ってくるころに、起きてくる夫。
そして夫に昼ごはんをつくり、夜勤中に食べる夫の夕飯のお弁当をつくり、夕方にまた夫は夜勤に行くのです。
一日に何度もご飯をつくるため、一息つく暇もなく、洗い物もたくさん出ます。
子どもたちとも遊び、家事に育児に追われ、一日が終わるころには疲れて、くたくたになり、夜勤が続く日は本当に辛いです。
そして、なによりも辛いのが、夫と一緒にいる時間がないこと。
そのため、育児の相談や悩みなどを話す時間がなくなり、私のストレスが溜まって行きます。
すべての家事育児を一人でしなければならず、だんだんと心に余裕を持てない状態に。
その結果、些細なことで子どもに当たってしまうこともあり、自己嫌悪におちいるのです。
「夫は家族を養うために、頑張って仕事をしてくれている。仕方がない」と自分自身に言い聞かせながらも、夫が夜勤の日は精神的にとても辛いですね。
夜勤の多い旦那で辛いこと3.夫と子どもの時間がなくなる
どうしても、夜勤前・夜勤後は朝晩逆転してしまう夫。
夜勤が続くと、子どもたちと夫が一緒にいる時間は、一日のなかで多くても数時間です。
土日祝日なども、例外なく夜勤があるため、子どもたちが幼稚園が休みの日でも、仕事で家にいないこともあります。
しかし、子どもたちは幼稚園が休みの日には必ず、「お出かけしたい」と言うのです。
私も「休みの日くらいは、いろんなところに連れて行ってあげたい」と思うのですが、夫の夜勤の日は時間的にも、夫の体力的にもお出かけができません。
しかし、そんな大人の事情をまだわからない子どもたち。
「動物園に行きたい」「水族館に行きたい」など駄々をこねますが、私一人で、暴れまわる子ども二人を連れてのお出かけは本当に大変なのです。
そのため、なかなか連れて行くことができないので、駄々をこねる子どもたちをなだめるのが大変で、嫌になります。
それに、休日の日はどこに行っても家族連れが多く、そんな家族連れを見ると余計に、「休日は、家族でお出かけがしたいな」と思ってしまい、辛くなるのです。
夜勤の多い旦那で辛いこと4.不審者がいたとき
夫が夜勤でいない日、夜中に寝室のベランダから人の気配を感じ、目が覚めた私。
「勘違いならいいけれど、もしも誰かがそこにいたら……」そう思うと、その瞬間にとても怖くなりました。
当時は二階建てのハイツの一階に住んでおり、ちょっとした塀を乗り越えるとすぐに、ベランダに入ってこれます。
恐る恐るカーテンを少し開け、隙間から見てみると、中年の男性らしき人がベランダにいました。
その瞬間、心臓が爆発しそうなくらい驚き、恐怖で震えましたね。
すぐに警察に通報し、警察がくるまで「なにかあれば、私が子どもたちを守らなければいけない!」と思うものの、恐怖で震えている自分を不甲斐なく思いました。
何度も夫に電話たしましが、仕事中のため繋がらず「こんなとき夫がいてくれたら……」とずっと思っていましたね。
そして警察がきて、その男性を現行犯逮捕。
暴れたり揉めたりする声が外から聞こえてきて、本当に怖かったです。
後に警察から連絡があり、その男性は同じハイツの一階に住んでいた男性とのこと。
酔っ払っていたため自分の部屋と間違えてしまい、家の鍵をなくしたため、ベランダから家に入ろうと思ったそうです。
泥棒や殺人鬼ではなく本当に良かったですが、あのときの恐怖と心細さは、今でも忘れません。
そして、あのときほど、夫が夜勤で困ったことはありませんでした。
まとめ
夫が夜勤の日は、深夜に子どもの体調不良で病院に行ったり、なにか急な事態が起こると、一人で乗り切らなければなりません。
しかし、一人で乗り切ることは体力的にも精神的にも、とても大変で辛いです。
もしなにかあったとき、どのように対応するか事前に決めておくといいかもしれません。