とにかくうざい!グイグイくるうざい男エピソード2つ

面倒に思う女性

29歳女性。

都内で、小売店の販売員として、働いています。

 

人見知りしづらく、誰とでも、仲よくなれる性格をしている。

そのため、男性から「好意を寄せている」と、勘違いされがちな傾向があります。

 

友だちとして仲よくするのと、男女として親しくなる境目がどこなのか、常に模索中。

 

 

グイグイくるうざい男エピソード1.バイト先でグイグイアプローチしてきた男性

頭を抱える女性

 

バイト先にいた、フリーターの男性が、かなりグイグイくる、俺様系の男の人でした。

私が入ったころには、もうかなりベテランの域に足していた、その男性。

なので、はじめのころは私に、仕事についてのアドバイスをしてくれました。

 

当時、まだバイトに慣れていなかった私。

そのため、効率よく仕事を行える方法を教えてくれる男性は、とてもありがたい存在でした。

 

しかし、業務で話すことが多くなるにつれて、その男性はなにを勘違いしたのでしょう。

私に対し、妙に馴れ馴れしい態度で、接してくるようになったのです。

 

たとえば、休憩室には席がたくさんあるのに、わざわざ私の横に座って、休憩の間、おしゃべりをしてきたり。

業務の引き継ぎを頼むと、ふざけた雰囲気で、冗談を言うようになったりなど。

 

「お前は俺がいないと、ダメなんだから」

正直、男性がグイグイとアプローチしてくるようになってから、後半はもう「うざい」としか思えませんでした。

 

事情を知らない、別のバイトやパートの人からは、面白がられるように。

挙句の果てには、仲を取り持つようなことをやりはじめる人まで、出てきてしまいました。

 

そこで、私は当時付き合っていた恋人に、あるお願いをしたのです。

それは、バイトあがりの時間に、迎えにきてもらうというもの。

 

「バイト先に、勘違いしている男性がいて、最近しつこくて困っている」

そう言うと、彼は快く、迎えを引き受けてくれました。

 

私は、その日、その男性と同じ時間にあがるように、シフトを調整。

待ち合わせる場所も、店のなかのわかりやすい位置に設定しました。

 

案の定、男性は私が同じ時間にあがると知ると、「帰りどこかに寄っていく?」なんて言いながら、ついてきたのです。

ですが、私が先に待っていた彼氏のほうに行くと、びっくりした様子で立ち止まる男性。

 

私は彼氏に、「同じ職場で働いている◯◯さんです」と男性を紹介し、男性にもアピールします。

「今付き合っている彼氏です」と。

 

男性が帰ったあとは、私と男性の仲を取り持とうとしている、パートの人のそばへ。

そこでも、しっかりと恋人の紹介をしました。

 

そのかいあってか、男性はそれから、業務上のことでしか、私に話しかけてこないように。

職場のなかでも、「男性と私の仲を取り持とう」という人はいなくなりました。

 

当時、私は18歳で、男性は30歳を超えていたようです。

一回り以上も年下の、まだ子どものような私に、グイグイと積極的にアピールできたのはなぜなのでしょうか。

 

それだけが、いまだに不思議です。

 

 

グイグイくるうざい男エピソード2.合コンにあらわれた、グイグイくる男

飲み会

 

彼氏がいないときに、友だちに誘われて参加した合コンにも、グイグイとアプローチしてくる男性がいました。

大学生になったころ、恋人いない歴が1年以上になってしまった私。

「さすがに、そろそろ彼氏が欲しいな」と思い、友だちに「男性を紹介してくれないか」と、依頼しました。

 

すると、彼女はほかの独身男女集めて、合コンを開催してくれたのです。

といっても、同じ大学生の集まりなので、本格的な合コンというよりは、飲み会でしょうか?

「みんなでワイワイ飲んで、楽しもう」というような、イメージのものでした。

 

そこにいたのは、2歳年上の先輩男性。

その人は、やたらと自慢話が多く、どんな話題になっていても、すぐに自分の話をしはじめます。

なので、途中から、少しずつ浮きはじめていましたね。

 

運悪く、何度目かの席替えで、その男の人の横に座ってしまった私。

適当に相槌をうって話を流していたのですが、どうも、「とても真剣に、話を聞いてくれる人」という認定をされてしまったようです。

 

合コン自体はとても楽しく終わり、「また、仲いいメンバーで集まって、飲もう」なんて言いながら、解散しました。

しかし、その翌日から、男性からメッセージがくるようになってしまったのです。

 

最初のうちは、たわいもない世間話などだったのですが、徐々に男性からメッセージがくる頻度が増していき……。

朝のおはようから、夜のおやすみまで、一方的にメッセージがくるようになってしまいました。

 

そのころ、合コンにきていた別の男の子と、いい感じになっていた私。

正直、その人からくるメッセージが、めんどくさくなっていました。

 

なので、なるべくメッセージを返さないようにして、自然消滅させようとしていたのです。

ですが、その人はまったく気にせず、メッセージを送り続けてきました。

 

さらに、社交辞令的な言葉にも気づかなかったのか、徐々に「実際に会って、話したり、デートしよう」などという誘いが増加。

いよいよ困ってしまった私は、合コンを開催してくれた女友だちに、相談をしたのです。

 

すると彼女は、とくに彼女のせいじゃないのに、とても真剣に謝ってくれて……。

「すぐに、先輩と話してみる」と言ってくれました。

 

そのおかげなのか、その後、先輩からのメッセージは徐々に減っていき、無事連絡を断つことができたのです。

しかし、その先輩のアプローチは、そこで終わることがなく、その後も続いていくことに……。

 

ある日、別の飲み会で、その先輩と遭遇した日のことです。

そのころには、その先輩とは、ほとんどメールをしていませんでした。

しかし、彼は私を見つけると、なれなれしく肩を叩いて、隣に座ってきます。

 

そして、あろうことか、みんなの前で、「この子は俺に、片思いをしていたんだ」的なことを言いはじめたのです。

グイグイくるのは、悪いことではないかもしれません。

ですが、さすがにここまでくると、積極的を通り越して、怖くなってしまいます。

 

幸いなことに、その会には、合コンがきっかけで付き合いはじめた彼氏や、主催の女友だちもきていました。

なので、すぐに訂正してもらうことができ、誤解を生むようなことはなかったです。

 

女友だちに、結構きつく怒られていたにもかかわらず、ニヤニヤとした笑いを崩さなかった彼。

いつまでも、自信満々な態度だったのをよく覚えています。

 

まとめ

私は、誰とでも気さくに話してしまう性格のためか、比較的男性に、勘違いをされやすい傾向にあります。

けれど、肉食系男子を勘違いして、グイグイくるような人には、一方的に好意を押し付けてくる人が多いんですよね。

 

「グイグイくる人は、もう少し相手がどう思っているのか、考えればいいのに」

そう思わずにはいられない、エピソードでした。