28歳男性、餃子店を営む奥さんの実家に婿養子として入り、お店の手伝いやお父さんの通院の付き添いを行う。この手伝いと平行して、ウェブライターとして記事を執筆。キュレーションサイトやオークションサイトで記事を公開中。
見出し
苦労したこと1.相手の両親との関係が悪くなったこと
私が婿養子として、奥さんの実家で生活を開始したのは、1年前の冬です。
奥さんと知り合ったのは、就職支援を行っているNPOに参加したことがキッカケ。
このNPOにはサッカーサークルがあり、奥さんがマネージャーをしていて、参加した初日から仲良くなりました。
それ以来、地元でデートを重ねて、付き合って約4年でプロポーズをして結婚しました。
奥さんの実家は、地元でも有名な餃子店を営んでいました。
自営業として、軌道に乗っていなかった私は、婿養子という選択をしました。
餃子店で接客、清掃作業を手伝いながら、ウェブライターとしても記事を執筆するようになりました。
しかし、餃子店で勤務していくうちに、仕事の姿勢について、お義父さんと意見が食い違うようになり、関係が悪化しています。
奥さんの実家でお酒や食事をして、楽しんだことがあるので、もともと仲が悪いわけではないのです。
ですので、お義父さんと話し合いながら、関係を改善していきたいと考えています。
このような状態では、離婚することになりかねないので、奥さんに迷惑をかけないように取り組んでいきたいです。
苦労したこと2.家族のルールを理解するのに時間がかかった
婿養子になって、一番苦労したのは、自分の家族と異なるルールです。
たとえば、私が実家にいたときは、家族一緒にご飯を食べることがあたり前でした。
しかし、奥さんの実家では、飲食店を営んでいることもあり、家族そろってご飯を食べることがありません。
家族みんなででの食事が、当然だと認識していた私は、ショックを受けました。
ほかには、私の実家では部屋を整理整頓することがあたり前で、1日に1回は掃除機やぞうきんで掃除していました。
奥さんの実家では、洋服や不要な書籍などで部屋が散らかっていて、足の踏み場がない状態でした。
お風呂も洋服や化粧品が散乱していて、ゆっくりとリラックスできる空間が少ないです。
仲が良かったころに、お義父さんに掃除について質問してみたことがあります。
「1ヶ月ぐらい掃除していない」と話してました。
こんな環境で生活するのは厳しいと思い、婿養子になるのをやめようかと悩んでいました。
しかし、奥さんの性格や優しい部分は大好きだったので、自分で部屋を掃除しようと考えました。
今は、部屋はとてもきれいになっています。
これが、婿養子として苦労したことの2つ目です。
苦労したこと3.奥さんのお父さんの通院に同伴すること
私が婿入りする1年前までは、お義父さんは元気で、餃子店でバリバリと仕事をしていました。
しかし、毎日朝までお酒を飲み歩く生活をしていたため、肝臓に病気が見つかったのです。
そのため、餃子店も休んだりすることがあります。
体調が悪くなれば、病院を受診することもあります。
付き添いとして、奥さんが同伴するときは問題ありません。
しかし、奥さんも心の病気を持っているため、体調がすぐれないことがあります。
そのときは、私がお義父さんと病院に行くことがあります。
関係が良好なときは、苦ではありませんでした。
しかし、仕事上で言い争っているため、現在は会話も少なく沈黙が多いのです。
気まずくなり、早く帰りたいと思うことも良くあります。
このように、病院の通院が苦しかったことが3つ目です。
苦労したこと4.奥さんの祖母の介護を押し付けられる可能性も
奥さんには、お義父さんとお義母さんだけでなく、近所に祖母がいます。
奥さんの家では、この祖母を誰が看ていくのかで家族が揉めています。
今のところ、奥さんの仕事がチラシ配りのため、都合が付きやすく介護を担当することになっています。
しかし、奥さんは心の病を抱えているので、急激に体調が悪化することもあります。
そうなると、祖母の面倒をみれる人がいなくなります。
そこで、餃子店のお手伝いと不安定なウェブライターの私に白羽の矢が立ちました。
このままいくと、将来的には私が祖母を介護することになります。
婿養子になったとはいえ、他人の私が面倒を押し付けられるので困っています。
これが、婿養子として苦労していることの4つ目です。
苦労したこと5.奥さんの祖父の遺産相続に巻き込まれる
奥さんの祖父は、2015年11月に亡くなりました。
祖父は、葬儀屋を経営していたので、その遺産相続で今も揉めています。
婿養子の私がいるときも、遺産について言い争っていたのを見たことがあります。
今後、お義父さんがこのまま死んでしまったりしたら、今度はうちがそれに巻き込まれるかと思うと、嫌な気持ちになります。
まとめ
最初の頃は、餃子店に勤務できることや、奥さんの両親と仲が良かったので同居生活を楽しみしていました。
しかし、仕事を共にするなかで意見が対立したり、通院に付き添うなどの雑用を任せられるようになり苦労しました。
これから婿養子に入るかたは、お試し生活をオススメします。