私が通っていた偏差値38のバカ高校で起きた、バカすぎるエピソード3つ

高校

37歳、男、会社員。
偏差値38の工業高校を家から近いという理由で選んで、3年間通いました。就職率が高いことで有名な公立高校でした。私は、高校時代に出会った教師の影響で、社会人になってからもパチスロ大好きになってしまいました。

 

 

バカ高校で起きたバカすぎるエピソード1.数学教師とのパチスロ体験

パチンコ

 

高校3年生のとき、進路のことで数学教師に呼び出されました。

厳しいことで有名な教師でしたので、内心ビビっていました。

 

案の定、私は成績のことで教師から怒られていました。

そのとき、ファイルを取り出そうとしたときに、パチスロ必勝マガジンがあるのが見えました。

 

当時、スロットにハマっていた私は、同じ本を愛読していて、そのことを軽く伝えました。

すると、それまで厳しかった教師の口調が変わり、1時間ほどスロットの話で盛り上がりました。

 

帰りぎわ、私を呼び止め「今度の日曜9時に、駅前に集合な」と、言われたのです。

教師が生徒を誘って、パチスロに行くなど信じられませんでした。

 

当日、半信半疑で店に行ってみると、すでに10時開店を待つ10人ほどの客。

そのうしろに並んでいると、9時40分くらいに教師が到着。

 

行列はすでに50人くらいになっていたが、教師は私の横にちゃっかり並びました。

「今日は、スロットの打ちかたを教えてやるからな」と、言われました。

 

開店をむかえると、慣れた動きで2台確保する教師。

「この店は、3台に1台はモーニング仕込んでるから打ってみろ」とのこと。

 

モーニングとは、意図的に大当たりするよう店側が仕込んである状態のことです。

その台に座れば、1回転で777がそろうように、セットされています。

 

当時、多くの店で朝イチの客寄せ目的で行われていた手法なのです。

運が良かったのか、教師が確保した台は、2台とも大当たりがでました。

 

その日、ふたりの台は連チャンが続いて、大勝を収めることとなりました。

それから数か月のあいだ、毎週日曜は、教師とのモーニング狙いのスロットが続きました。

 

たいてい、教師は10分前に到着し、1時間前から並んでいる私のところへ横入りする教師。

つまり、教師はモーニング狙いで、開店前に並ぶのが嫌だったから私を誘ったのでした。

 

恐れられていた教師と、一緒にスロットを打つことに妙な優越感を覚えたのは事実です。

でも、今思い出しても、しょうもない教師だったと思います。

 

バカ高校のバカすぎるエピソード2.授業に来ない教師

先生

 

私が通っていたのは、工業高校でした。

毎週、火曜日の1時限目は「電気」という、特殊な授業がありました。

 

複雑な電子回路や、記号を覚えなくてはならないため、生徒からは嫌われる課目でした。

あるときから、1時限目がはじまる時間になっても、教師があらわれませんでした。

 

代理の教師が、「先生が事情により来れないので、今日は自習時間とします」と伝えにきました。

自習する内容もないので、生徒にとっては、自習は自由時間となっていました。

 

数か月後、生徒のあいだでは、自習が多い理由は、「教師の寝坊だ」と噂が広まってました。

そのうち、教師に問いただしたやつもいましたが、誤魔化されていました。

 

当時は思いませんでしたが、今思い返すと、「寝坊する大人だったんだろうな」と、思います。

今ならクビになりそうな話ですが、良い時代だったのだと思います。

 

 

バカ高校のバカすぎるエピソード3.美しくなる女性

美人

 

工業高校は、女子が圧倒的に少ないです。

私のクラスは、生徒が36名でしたが、男34名で女2名という状態でした。

 

学校内で、女子生徒が少ないため、必然的に女子はモテます。

容姿は普通であっても、異常にモテてしまいます。

 

私と同じ中学校に通っていた女子が、同じクラスにいました。

中学時代は、目立たない地味な印象で、決して美人ではない容姿でした。

 

それが工業高校では、男子に囲まれ、あきらかにモテてました。

私は、中学時代も知っているせいか、男子にモテてる彼女に興味がわきませんでした。

 

そのため、いつもそっけない態度で接していました。

周りの男子生徒も、私の態度が冷たいと、冷やかすほどでした。

 

そんなある日の放課後、彼女から突然の告白を受けました。

ほかの男子に比べて、クールな感じが格好良かったそうです。

 

私は、彼女を中学時代から知っていたせいか、彼女の態度や話しかたすべてが高飛車に感じて、お断りしました。

彼女は「変なこと、突然言ってごめんね!」と、言って立ちさりました。

 

その後、私は悪い友だちと出会って、少しグレた時期があり、2か月ほど学校に行きませんでした。

担任の教師から「このまま学校辞めたら、ハンパなお前を雇う会社などないぞ」と、言われました。

 

その一言が、強烈に心に響いてしまい、学校に行くことを決めました。

2か月ぶりの学校生活で、なにより強烈な印象を受けたことがありました。

 

私に告白をしてきた女子が、以前に比べて綺麗になっているのです。

頭の悪い学校でしたが、彼女はトップクラスの成績でした。

 

そして、容姿もどんどん美しくなっていき、やがて彼女は「バカ校に咲く華」と、称されるようになっていました。

 

まとめ

過去に、彼女からの告白を断ったことを後悔した私は、恥を知りながら彼女に告白をしました。

しかし、ときはすでに遅かったようで、呆気なくフラれました。

 

苦い思い出です。