年収1000万円のエリートサラリーマンと結婚して後悔したこと3つ

後悔

36歳女性。現在は、大学時代に取得した薬剤師資格を活用し、ドラッグストアでの調剤担当として勤務。22歳のとき、当時の同級生と結婚し、翌年と翌々年には子どもを出産。元主人の浮気や問題行動など、性格の不一致などから、26歳のときに離婚を経験。以後、仕事と家庭を両立しながら、男の子と女の子のふたりの子どもを育てるシングルマザーとして活動中。

 

 

エリートサラリーマンと結婚して後悔したこと1.とにかく高すぎるエリート意識

エリート

 

私のはじめての結婚相手である元旦那は、いわゆる典型的なエリート社員と呼ばれる人でした。

有名国立大学の理系学部を卒業した男性で、就職先もいわゆるエリート企業。

 

そこの開発研究部門ということもあって、私と出会った段階で、20代ながら年収1000万円前後だったんです。

私としては、やはり結婚相手には、収入にゆとりのある生活ができる男性がいいと思っていました。

 

そんな思いもあり、結局、相手の素行や人柄までじっくりと確認しないまま、結婚を決意してしまったのです。

それが、失敗と後悔を生む結果に。

 

結婚してすぐの段階から、庶民な私の目に付く彼の素行の1つが、高すぎるエリート意識とプライドでした。

嫌だったのが、自分をとにかく高く見せようとする、彼の言動や行動の数々。

 

それも、自分をただ高めるだけでなく、私のことを見下したり、下げようとする行動がありました。

同僚や職場の人なんかに会うときには、必ずといっていいほどに命令口調。

 

あげく、少しでもミスをすると、他人の前であえて怒鳴ったりします。

とにかく、私よりも自分のほうが、上の立場であると主張したいんです。

 

おまけに、大学時代の友人の前では、笑顔一杯で接して、あとで「あいつは昔、落ちこぼれでさ、よくレポートを貸してやったな」とか言います。

自分が、いかに優秀だったかをアピールする自慢ばかり。

 

お買い物のときなんかも最悪です。

私が店員さんと話していると、不満なのか、主人は一切口を開きません。

 

なのに、買い物をおえると、購入した商品に対して「あそこが気に入らなかった」とか、言い出します。

「あの店員の言ってることは、間違いだらけでダメだ」など、だめ出しもしてくるんです。

 

だったら店員さんの前で言えばいいのに。

プライドが高いくせに、小心者というか八方美人的な要素があるのです。

 

店員さんに対して、悪く思われたくなかったんでしょうね。

絶対に、他人の前では本音を見せない男。

 

正直、こういった彼のプライドが高い行動や言動を、毎日見ているとイラだちます。

ただ、稼ぎだけは本当に良かったので、そこを我慢して結婚生活や出産をすごしてきたんです。

 

「もう一度付き合える?」と聞かれたら、「絶対に無理!」と、断言できてしまいます。

 

エリートサラリーマンと結婚して後悔したこと2.やたらと見せびらかすクレジットカード

ゴールドカード

 

付き合っているときから、うすうす感じていた彼のいらだつ仕草。

買い物のときに、見せびらかすクレジットカードがありました。

 

当時、まだゴールドカードがそれほど一般的ではなくて、いわゆる高給取りの人しか加入できなかった時代。

はじめてのデートで、彼が財布から颯爽とゴールドのカードを取り出したときには、思わずビックリしてしまったほどです。

 

ただ、付き合いも長くなり夫婦になると、ただ単にそのカードを見せびらかしているだけなんだと知りました。

あるとき、そのゴールドカードを自宅に置いたまま、家族で海外旅行へ出かけたことがあったんです。

 

現地で支払いをするとき、私がもっていた普通のクレジットカードを彼に渡して支払うことに。

すると、嫌がるのです。

 

「妻名義のを使うのが嫌なのかな?」と、最初は感じていたんですが、どうやら通常のカードだったことが嫌だったようす。

外国人とはいえ、店員の人に見せるのがはずかしかったようです。

 

さすがに、このときには「器ちっちゃ!」と、心のなかで叫んでしまったくらい。

日ごろからエリート意識満載な彼の、器のちっちゃさを改めて実感できた瞬間でしたね。

 

 

エリートサラリーマンと結婚して後悔したこと3.仕事のアピールを欠かさない夫

アピール

 

さらに気になったのが、彼の仕事のアピール。

とにかく、彼の仕事の成功話ばかりを聞かされるんです。

 

独身のころは、敬語でやんわりと自分の成果や、仕事上のことを自慢げに話していたんです。

しかし、結婚してからはエスカレートし、もうとにかく自慢ばかり。

 

やれ、自分の機転のきいた行動のおかげで、完成が危ぶまれていた商品の企画設計が成功した。

それが、人気商品になって社長賞をもらったという話。

 

上司のミスを、陰で尻ぬぐいしたお陰で、上司も自分には頭が上がらないとか。

食事中や就寝前など、ちょっとしたタイミングではじまる彼の自慢の数々。

 

逆に、自分の犯したミスは一切話さない徹底ぶり。

あるとき、主人の同僚の女性社員の人に、その話を笑い話でしたんです。

 

「え?そういえば、この間プロジェクトでミスして怒られてたわよ」と、私が聞いたこともない失敗談を耳にすることも。

そういった、第三者の生の意見を聞いたあとも、主人からは自慢話や自分の成功談ばかりが出てくる始末。

 

内心では「ミスしてるくせに、ほんっとプライド高いわね」と、ほくそ笑みつつも、上辺ではあいづちを打つ私でした。

 

まとめ

男性は、大切な女性の前では、とかく自慢や自分のエリートさを自慢したいもの。

それだけなら、とくに問題はないと思います。

 

けれど、女性のがわから見ると、そういった自慢やアピール自体が、器の小ささを実感させられる要因です。