ブスすぎる私が極めた。ブスの生き方の極意5つ

極意

29歳女性。

都内で、小売店の販売員をしている。

 

子どものころからブスで、それが原因でいじめられ学校を転校しました。

大学に入ってから、いろいろな業種、人種の仲間に恵まれ、「ブスはブスなりに、明るく生きよう」と、開き直ることに成功。

 

今ではいじられ上手なブスとして、多くの友人と楽しい生活を送っている。

 

 

ブスの生き方の極意1.自分がブスだということを受け入れる

自分を受け入れる女性

 

私はブスです。

若いころは美人な友人たちと比べられ、陰口を言われることがしょっちゅうでした。

 

たしかに、ブスは人生のいろいろなところで損をします。

モテないし、恋人どころか男性に陰口を言われることも。

しかし、ブスだからといって卑屈にならず、ブスの生き方を極めることで、それなりに楽しい毎日を送ることができるのです。

 

まず、たとえ自分がどんなにブスでも、それを否定せず、受け入れることが大切。

容姿に恵まれていない人の多くは、自分のブスさを認められず、なんとかましな部分を探したり、自分よりブスを見つけて、優越感を感じようと必死になります。

 

けれど、どんなことをしてもブスはブス。

多少自信があるところを見つけられたとしても、自分よりブスを見つけたとしても一緒。

決して美人にはなれず、余計に落ち込むことになるのです。

 

ブスに生まれてしまったからには、自分がブスだということを受け入れましょう。

そして、そんなブスなりにどう生きたらいいか、前向きに考えることが大切なのです。

 

ブスの生き方の極意2.ファッションやメイクでブスを隠さない

メイク道具

 

若いころはブスに悩んでいた私。

なので、厚化粧をしたり、ごてごてとしたファッションで、見た目をごまかそうとしていました。

 

しかし、派手なメイクやファッションは綺麗な人だからこそ、さまになるもの。

ブスがどんなに着飾ったところで、綺麗になるどころか、不潔で汚らしい印象にしかなりません。

 

ブスとしてまっすぐ生きようと決意してから、私は変わりました。

メイクはナチュラルに、ファッションもシンプルで清潔感のあるものを着用するようにしたのです。

 

さらに、ブスは少しでも身だしなみをさぼると、汚い印象になります。

なので、「服にしわがよっている」、「顔が脂でてかっている」など、不潔に見えるものはなるべく排除。

 

そのかいあって、清潔感を気にするようになってからは、「安心して仕事を任せられる」といった前向きな印象を持ってもらえるようになりました。

 

ブスの生き方の極意3.さらにブスにならないように感情表現を豊かにする

笑顔を作る女性

 

同じレベルのブスを並べたときに、喜怒哀楽がはっきりとして感情豊かなほうが、人には好印象に映るものです。

自分のブスさ加減にうんざりして、周りの美人な友だちに嫉妬していたころは、不愛想でそっけない態度ばかり取っていました。

さらに、笑うとブスがさらにブスになる気がして、たとえどんなに楽しくても満面の笑顔は絶対につくらなかったのです。

 

そのころは、「能面ブス」などと言われ、からかわれるというよりも、怖がられてしまっていました。

美人な人は、仏頂面をしていても、人が気にかけてくれます。

 

しかし、ブスがふてくされたような態度を取っていても、誰もよってきません。

それどころか、反対に嫌われる原因になってしまいます。

 

ブスだからこそ、思い切り笑って、楽しそうに過ごしてみましょう。

私の今働いている職場は年配のお客様が多いのですが、「笑顔が明るいね」と褒めてもらえることがあります。

 

ブスでも、褒められると幸せな気分になりますよ。

 

 

ブスの生き方の極意4.美人に嫉妬する気持ちをごまかさない

頭を抱える女性

 

どんなに「前向きに生きよう」と思っていても、美人な友だちに恋人ができたり、チヤホヤされているのを見ると、嫉妬の心は芽生えます。

そんな嫉妬心を隠さないのも、ブスの生き方の極意です。

 

ブスが美人な人に対する嫉妬を隠して、余裕な対応をしたとしても、周りは「どうせ嫉妬してる」と取るでしょう。

「無理して平気な振りしちゃって」と、笑われる原因にもなりかねません。

 

無理やり気持ちを隠してストレスをためた挙句、周りにはバレバレ。

そんなふうに、自分から笑われにいくなんて、すごくみじめな気持ちになると思いませんか。

 

だったらいっそ、「うらやましい!」と口に出して言ってしまったほうが、よっぽどストレスがたまりません。

もちろん、陰で意地悪をしたり、悪口を言うようなことはしてはいけませんよ。

 

明るく、嫌味じゃないように「美人な人がうらやましい。そんなふうに生まれたかった」と嫉妬心を認めてしまうのです。

相手をけなさず、自分の暗い気持ちを明るく表現できれば、周りの視線も変わってくるはず。

 

私は美人な友だちや同僚への嫉妬を、笑い話のように話すようにしています。

そんな風に話しはじめてから、周りの人も私のブスさを陰で笑うのではなく、明るくいじってくれるようになりました。

 

ブスの生き方の極意5.勉強や仕事は人一倍頑張る

一生懸命に仕事をする女性

 

社会に出て働いていると、強く実感することがあります。

それは、やはり可愛い人、美人な人は多少仕事ができなくても、上司や男性社員にフォローしてもらえることです。

 

しかし、私のようなブスな社員は、むしろ汚い仕事や力仕事を押し付けられることが日常茶飯事。

ミスをしても、叱責されるだけで、誰もフォローなんてしてくれません。

 

同じミスをしても美人な同僚はなぐさめられて、自分はため息と嫌味しか言われないのはとても悲しいです。

けれど「ブスに生まれてしまったのだから、仕方がないことだ」と、割り切ってしまいましょう。

 

美人な人の2倍怒られるなら、美人な人の2倍頑張って、仕事や勉強をすればいいんです。

ある程度仕事や勉強でいい成績を収めはじめると、顔ではなく業績のよさで見てくれる人が必ずあらわれます。

 

私の周りにも、徐々にですが、仕事の能力を評価してくれる仕事仲間が増えてきました。

「ブスだって頑張れば、頑張った分だけ認められる」と信じていれば、努力は絶対に自分の糧になるのです。

 

まとめ

ブスは、どうあがいても美人のリングには立てません。

しかし、ブスの生き方の極意を学び、ブスとして堂々と生きることで、十分楽しい人生を送ることができるのです。

 

「自分がブスだ」と卑屈になっている皆さんもぜひ、自分の人生をよいものにする、ブスの極意を試してみてくださいね。