「こいつは腐った人間だ」と思ったエピソード3つ

お手上げ

38歳、男性。会社勤めに嫌気がさして、フリーランスに。腐った人間と、常時顔を合わせなくても良くなったので、心の平穏を得る。たまに、そういった人間と出会っても「どうせ、期間限定のお付き合いだし」と、割り切ってニコニコとビジネス的な、お付き合いができるまでに。お金に、自分を変えられることを知り、なかなかの腐った人間具合を日々実感している。

 

 

「こいつは腐った人間だ」と思ったエピソード1.重要書類を隠した元課長

書類

 

私が、まだサラリーマンだったときのことです。

自分の部署の課長A氏が、退職しました。

 

どうやら、そののちに、独立するためだったようです。

A氏が退職後、知り合いの会社さんから連絡がありました。

 

請求書を送ったのに、期日どおりに入金されていないという苦情でした。

ほかにも、同様の連絡を受け取った社員がいるようです。

 

不思議に思いながら社員たちが確認すると、すべてA氏が担当していた案件でした。

A氏の携帯に連絡しても、繋がりません。

 

「もしかして」と思って、A氏のデスクや棚の裏などを確認すると、たまった請求書が出てきたのです。

慌てて処理することになったのですが、物によっては既に遅延損害金が発生しています。

 

資金繰りの問題で、すぐに支払えないものもありました。

取引先には、平あやまりしなければなりませんし、数ヶ月単位で対応に追われました。

 

A氏を古くから知る人物と出会って聞いたのですが、どうやら請求書を隠したのは、わざとだったようです。

我が社が、支払いをおこたる会社であると思わせて、A氏の会社に移るようにするための策だったそうです。

 

A氏は、そのことを自慢げにうそぶいていたとのことで、私を含めた社員一同は本当に腹を立てました。

自分の独立後のために、立つ鳥跡をにごしまくったA氏は、本当に腐った人間だと思います。

 

もしも、ちゃんとしていれば、こちらの会社から顧客を紹介することもできたかもしれません。

他人を貶めることによって、成功しようとしたA氏は、私にとって腐った人間の見本です。

 

「こいつは腐った人間だ」と思ったエピソード2.依頼をキャンセルした知人

だめ

 

私が本を出すときの話ですが、宣伝するために動画を作つくることにしました。

かつて、そして本来的は編集部などの仕事なのですが、そこまで予算をかける内容でもないので、私も諦めていました。

 

すると知人から、「知り合いに、格安で動画をつくってくれる人がいる」と紹介され、B氏に依頼をしました。

B氏は、いわばプロの人なのですが、同人出版で活動をしていたので、商業出版に少しでも絡みたいとの意図があったようです。

 

また、B氏の彼女は声優志望ということで、彼女の活動の足しにもしたいとのことでした。

私は一旦断ったのですが、相手が乗り気なので任せてみることにしました。

 

私は「だいたい、こんな感じでお願いします」と書いた、要望書を渡しました。

格安のため、手間を取らせるのは気が引けたので、簡単に完成できる内容にしたんです。

 

私が自分でつくってもなんとかなるレベルなので、プロなら数時間でできる内容です。

しかし、待てど暮らせど成果物があがってきません。

 

なん度か連絡したのですが、多忙を理由に待たされました。

LINEのアドレスも交換しており、既読は付くのですが、返事がこない状況が続いたんです。

 

本の発売日が迫ったので、いい加減しびれを切らした私は、B氏にキャンセルの連絡をしました。

礼を失しないように、「ご多忙なようなので、こちらで対応します」と、LINEにも既読が付いたことも確認しました。

 

その後、自分で動画をつくって公開したところ、ようやくB氏から連絡がきたんです。

「情報管理の仕方に問題がある案件なので断る」と、言った内容で、私は近年まれに見る驚きを感じました。

 

要望書は、私が書いたものなので似るのは当たり前ですし、連絡をよこさなかったのもB氏です。

そもそもB氏はプロなのに、素人同然の私と同じレベルのクオリティの物を目指していたのです。

 

それでいて、こんなに遅延しておきながら、一言詫びもいれられないのかと頭にきました。

B氏の腐った対応に腹を立てた私は、知り合いの会社すべてに「気をつけてくださいね」と、注意喚起をすることに。

 

幼い復讐方法と思う人もいるかもしれませんが、私の知り合いが同様の被害に合わないための処置です。

それにしても、プロを名乗って、しかも自分でやりたいと言いながらなにしないで、責任をなすりつけるなんて。

 

腐った野郎だったと、今でも腹にすえかねています。

 

 

「こいつは腐った人間だ」と思ったエピソード3.ネトゲのために支払いをバックレる

バックレる

 

かなり過去の話ですが、私の後輩でイラストレーター志望の女の子、Xさんのバースデーパーティを企画しました。

Xさんは、以前から「フグを食べてみたい」と言っていたので、みんなでお金を出し合って、フグのお店へ。

 

Xさんは「Cさんといつかお食事したい」とも言っていたので、C氏もパーティに招待したんです。

彼女は、絵が上手いと仲間内で評判だったC氏を尊敬していたようです。

 

パーティはつつがなく進んだのですが、デザートがでるころになってC氏が「あーやばい、やばい」と、言いはじめました。

ワケを聞くと、「ネットゲームの集まりがあるから、今すぐ帰らないといけない」とのこと。

 

「そんなことより、誕生日祝ってあげてよ」とか、「この子、Cくんのこと尊敬してるんだよ」と言ったものの、効果なし。

彼は、出て行きました。

 

さて、問題はC氏の食べたフグの代金です。

普通にフグを食べておきながら、突然帰ったところをみると、代金を踏み倒して帰るつもりだったのはあきらかでした。

 

Xさんをのぞいた面々で割り勘にして、C氏には後日請求することにして、その日はおひらきにしました。

しかしC氏、後日になっても、一向に支払う気がありません。

 

むしろ、「出席してやった」とか「俺は招待客だ」と、言い張ります。

「招待客なら、プレゼントの1つも持ってくればいいのに」と、私は呆れました。

 

C氏の腐った人間性は、私たち仲間内の間で有名になり、その後、彼と付き合う者はあらわれませんでした。

 

まとめ

腐った人間とは、自分のために人をおとしめたり、自分の利益の踏み台にしたり、悪意を持って責任転嫁する人間です。

こういった人間と付き合うと、踏み台にされておしまいです。

 

できるだけ、関わらないようにしましょう。