ブサイクとイケメンの格差を実感したエピソード3つ

落ち込む男性

35歳男性。

現在は、東京都内のIT企業に勤務。

 

中国人妻のママ友に美人妻がおり、その夫がイケメンであるのを見て、嫉妬心を感じたことがありました。

「イケメンは美人と結婚できて、ブサイクな自分は、ブスな中国人としか結婚できないのだな」と。

 

会社でも、イケメンの後輩がセクハラしても無罪扱い。

「仮にあんたからセクハラされたら、即刻内部監査室に通報してやる」と脅されたことがあり、イケメンとブサイクの格差を感じている。

 

趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

ブサイクとイケメンの格差エピソード1.イケメン男は美人妻を持てる

綺麗な女性

 

現在、分譲賃貸マンションで生活していますが、なかば強制的な形で、町内会にも加入している私たち。

マンション内では回覧板がまわってきますので、町内会が主催するイベント情報を知ることもできます。

 

あるとき、年末の12月最終週に近くの公園で、町内会主催の餅つきのイベントが開催されることに。

私は栃木県の田舎町出身ですから、子どものころには、母方の親戚の家で餅つきを体験したことがあります。

しかし、中国出身の妻と、都会で生まれ育った幼い我が子は、餅つきを体験したことがありません。

 

中国人の妻は、回覧板で餅つきイベントのチラシを見ると、「行きたい!」と身を乗り出して言います。

そして、すかさず電話をとり、同じ町内会に住んでいる保育園のママ友にも電話。

「餅つきがあるから、一緒に行こうよ」と話しています。

 

普段は町内会の付き合いを敬遠している私。

しかし、「いい機会だから行くか」と、前向きな気持ちになったのです。

 

当日、妻と子どもの3人で公園に行きました。

町内会のテントが張られて、簡易テーブルや椅子も用意され、すでに餅つきが行われている模様。

そして、いくつか臼が置かれて、それぞれの臼で餅つきが行われていたのです。

 

そこでは、ひとり際立ったイケメン男性が餅つきをしていました。

イケメン男性が餅をつくと、かたわらの美人女性が水をつけて、餅をめくります。

 

3人が餅つきをしているのに、なぜか、このイケメン男性の周りに、近所の主婦たちが集合。

イケメン男性が餅をつくたびに、「ヨイショ!」と主婦たちが声をあげます。

 

やがて、ひと段落したらしく、イケメン男性がほかの男性と交代。

かたわらの美人女性も立ちあがって、私たち家族のもとへ駆け寄ってきました。

この美人女性が、私の妻のママ友で、餅つきをしていたイケメン男性がママ友の夫だったのです。

 

私は内心「イケメンの男は、このような美人と結婚できるんだな」と思いました。

私たちが4人で会話をしていると、周囲にいた近所の主婦たちが「えっ」とか「やだー、なーにー」などと言って、遠巻きに私たちを眺めています。

 

すると、「こうして見ると、わかりやすいのね」などという、声も聞こえてくるのです。

おまけに「イケメンの奥さんは美人で、ブサイクの奥さんはブスなの?」と言って、「ハハハハハハ」と笑っています。

 

私は「畜生」と思いました。

 

ブサイクとイケメンの格差エピソード2.コンパに行っても、楽しい思いをするのはイケメンだけである

合コン

 

大学生のときに、何回かコンパに参加したことがあります。

「どうせコンパに参加しても、女にモテない」と思っていたので、断ることが多かった私。

ですが、仲のよいサークルメンバーから、「頭数が足りないから、参加してくれよ」と頼まれたのです。

 

たいていコンパの相手は、同じ大学の女子学生だけで結成されているサークルメンバーでした。

大学の近くにある居酒屋でコンパをやったのですが、女子学生はみんなイケメンの隣に座りたがります。

 

私は隅っこに座っていたのですが、大学時代にすでに髪の毛が薄くなっていた私の近くには、女子学生が誰も近寄ってくれません。

そこで幹事をやっていた友人が「もう、みんな早く座ろうよ。彼の隣にも座ってあげてよ」と言ったのです。

気をきかして、女子学生に私の隣にも座るように促します。

 

ところが、「やだー。きもーい」と言う女子学生たち。

さらに「〇〇くんの隣じゃなきゃダメ!」と言って、イケメンの隣に座りたがるのです。

 

イケメンはテーブルの中央に座らされて、両脇と正面には女子学生が嬉しそうな表情で座っています。

とくにイケメンの両隣に座っていた女子学生は、酔ったふりをして、イケメンの腕にしがみつく始末。

また、自分の胸を押し当てたり、顔を近づけていました。

 

一方、私の隣に座っていた女子学生は、私に対して嫌悪感を丸出し。

それに、私に話しかけないだけでなく、私に背中を向け、隣の男と喋るのです。

 

私はコンパごときで、こんな屈辱を感じるのは、嫌で仕方がありませんでした。

ですから、コンパの途中でトイレに出たまま、先にひとりで帰ってしまったこともあるのです。

 

 

ブサイクとイケメンの格差エピソード3.イケメンがセクハラをしても、問題にならない

連絡先を交換する男女

 

私は現在、東京都内のIT企業で経理の仕事をしています。

私がこの会社に入社してから1年後に、同じ経理部に中途入社してきた社員がいました。

 

中途入社してきたのは、それまで経理の経験がない、20代半ばの男性社員。

ただ、ひとつ特徴的だったのは、イケメンという点でした。

 

私が所属している管理本部にも、多くの独身女性社員がいます。

なので、案の定、ランチの時間帯になると、イケメンを連れていきたがる女性社員。

 

私は既婚者ですし、ブサイクですから、誘われたことがありません。

彼がチヤホヤされて、「羨ましい」と思ったものです。

 

彼が入社して2週間後に、彼の歓迎会が行われました。

経理部全員と、ほかの管理本部の社員数名という顔ぶれ。

 

会社の近くの居酒屋で行ったのですが、イケメンくんは積極的に女性社員たちに話しかけ、いつの間にか女性社員たちの間に席を移っています。

しかも、強引に割り込んで座り込んでいますから、両隣の女性社員のお尻に、自分のお尻をピタリと押し付けた状態となっているのです。

 

女性社員が「えっ、セクハラ?」などと、小声で話していました。

しかし、「けど、イケメンだから許しちゃおうか」などと言う女性社員。

おまけに「あいつからセクハラされたら、すぐ内部監査室に通報するけどね」と、私のほうを見て言うのです。

 

私はお酒を飲みながら、「へぇー、イケメンはセクハラをしても無罪なんだな」と思ったものでした。

 

まとめ

私は学生のころから髪の毛が薄く、女性にモテた思い出がありません。

女性から声をかけられたり、食事に誘われたこともないのです。

 

ですから結局、結婚相手はブスな中国人女性となってしまいました。

会社でも仕事は頑張っているつもりなのですが、女性社員たちにとってはブサメンの私は、好ましくない存在のようです。