癖が強い!私の身近にいる、癖がある人の強烈なエピソード3つ

悩む人

35歳男性。現在は、東京都内のIT企業に勤務。会社の数名の幹部社員のクセのある行動に驚く日々を過ごしている。具体的には、占い師を会社の顧問にしようとしたり、「俺は億マン」と上機嫌で社内を歩き回る社員や、部下と上司に仕事を丸投げする管理本部長。趣味はロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

癖がある人の強烈エピソード1.占い師を会社の顧問にしようとした

占い師

 

私は会社で、経理部門の社員として働いています。

会社はIT企業ですが、設立されてからまだ10年経過していない若い会社です。

 

取締役や部長職は、創業メンバーがほとんどを占めています。

創業メンバーはクセのある人物そろいで、びっくりするようなことが普通に起こります。

 

まず、秘書室長です。

年齢は30代前半で私よりも年下で、常に社長のそばにいて、文字通り秘書役を務めています。

 

この秘書室長は、社長の意向を受けて、外部から顧問やコンサルタントを招こうとするのですが、ことごとく稟議決裁で否決されてしまうのです。

私は経理部門の人間であるため、費用支出に関する稟議書については閲覧する権限を持っています。

 

秘書室長があげる稟議案は、「顧問契約締結の件」とか「経営コンサルティング契約の件」などで、まともな内容の稟議に思えます。

ところが、内容は顧問を占い師にしたり、経営コンサルタントとして心理カウンセラーを招くものです。

 

理由は、社長の心身を安定させたり、常に健全化させることが重要であるとか。

「そのために、占い師や心理カウンセラーと契約を結びたい」と書かれていました。

 

社長の番頭役である副社長が否決をすることで、ことなきを得ているのが実態なのです。

しかし、いまでも秘書室長は、ビジネスとは無縁な人物を社内に取り込もうと、稟議をあげています。

 

癖がある人の強烈なエピソード2.ストックオプションに執着する社員

お金が好きな男

 

私は経理部の社員ですが、株式事務も担当していました。

株式事務担当ですから、社員が保有しているストックオプションを管理していました。

 

社員がストックオプションを権利行使するときは、社員と銀行や信託銀行とのあいだに立って、事務手続きを進める必要があります。

会社が株式を上場して6ヶ月が経過すると、ストックオプションを割り当てられていた社員が、権利行使をして金持ちになっていきました。

 

その社員のなかで、金への執着がすさまじかった社員がいました。

彼も創業メンバーのひとりで、社長からは目をかけられている人間です。

 

ポジションは部長代理なのですが、社長から目をかけられていますから、取締役たちとも対等な言葉つかいをします。

その彼にも、ストックオプションの権利行使ができる時期が迫ってきました。

 

すると、毎日のように連絡をしてきて、手続きについて質問攻めするのです。

「証券会社の口座をつくるには、どのくらい日数がかかるのか」とか、「口座にいつごろ、お金が入ってくるのか」などです。

 

休日にも、連絡してくるようになりました。

私は腹がたって無視していると、月曜日になって私のところへやってきました。

 

「どうして電話に出ないんだよ。俺が億マンになれるかどうかの瀬戸際なんだぞ」と言って怒るのです。

たしかに、彼は株式を売却すれば、1億円以上の利益を得られるはずでした。

 

そして3週間後、彼はついに1億円以上の現金を手にしました。

すると社内の廊下を「俺は億マン!億マン!」とうれしそうに、大声で歩き回るようになったのでした。

 

 

癖がある人の強烈なエピソード3.仕事を丸投げする管理本部長

仕事を丸投げする人

 

うちの会社の管理本部長は、仕事の丸投げの達人です。

たとえば、会社の決算期を3月決算から2月決算に変更することが、決まったことがありました。

 

決算期を変更するには、さまざまな社内規則を変更する必要があります。

また、営業部門や開発部門へも通達を出す必要があります。

 

管理本部長は、会議のなかで、経理部門の私には経理関係の規則の改正作業を指示し、総務部長には社内通達の文案作成を指示しました。

そういった指示は、妥当性が高いと思います。

 

ところが書類作成をし、確認を求めると「キミ、これは取締役に確認してもらって」と言うのです

管理本部内の仕事の進めかたは、いつもこの形です。

 

管理本部長は、実務は部下に指示して、チェックを自分の上司の取締役に丸投げするのです。

本人はなにもしません。

 

よくも、このような仕事の進めかたで、管理本部長に上りつめたものだと、びっくりします。

 

まとめ

会社で仕事をしていると、クセのある上役と接点を持つことがあります。

本人には悪気はないのかもしれませんが、周囲の社員は振り回されたり、困惑させられるケースが少なくありません。

 

クセのある社員は、社内で力を持っているケースが少なくないため、彼らとはぶなんな接しかたをするのが望ましいです。