27歳女性。自営業。子どものころから、インドア派の両親に育てられた影響で、映画や絵画や音楽鑑賞と趣味もインドア。アウトドアな旦那と25歳で結婚。デコボコ夫婦ながらも、平和な結婚生活を満喫中。甘党で、麺類と寿司が好物。体重計とにらみ合う日々。
見出し
アウトドアとインドアの人間で結婚したエピソード1.アウトドア派な旦那との出会い
私と旦那は、音楽鑑賞という共通の趣味を通じて出会いました。
旦那は、結婚前から楽器演奏が趣味で、コンサートを聴くために、外国まで行くほど行動力のある男性です。
対して、私は音楽鑑賞が趣味なのですが、ライブハウスなど騒がしい、にぎやかなところに通いつめたのは昔の話。
今は、落ち着いて家のなかで、好きな音楽を聴きながら、ゆっくりすごすのが好きなタイプです。
ジャズ音楽が好きなので、まれに、近所のジャズバーに顔を出します。
そこで、旦那とはじめて出会って意気投合しました。
ですが、偶然同じ趣味を持っていたのが奇跡的なくらいに、私と旦那は生活が正反対だったのです。
アウトドアとインドアの人間で結婚したエピソード2.同棲中にすれ違い
同棲しているころから、旦那は休みになると、「公園に行こう!」とか、「サーフィンしに行こう!」と、誘ってくれました。
公園くらいなら苦ではないのですが、スポーツは苦手で断っていたんです。
ですが、あまりにも誘ってくるので、だんだんと断ることが苦痛になってしまいました。
そのことを彼に、正直に話しました。
子どものころから、アウトドア派であった彼は、休みの日に家から出ないというのが、最初は信じられなかったようです。
私が断るのは、自分に対して興味がないのかと思っていたとのこと。
「アウトドアなイベントが、あんまり好きじゃないだけ」と伝えることで、私の罪悪感も軽くなりました。
それからは、基本的にはアウトドアには誘わなくなってきました。
逆に、私からインドアな休日のすごしかたを伝えることが増えました。
彼は、今まで付き合ってきた彼女も、スポーティーな子が多かったようです。
そのため、インドアなすごし方は、新鮮に感じたようです。
このタイミングで、インドアを否定しないでいてくれたことには、今でも感謝しています。
「心の広い人なんだな」と思ったことが、結婚に踏み切った理由の1つにもなっています。
アウトドアとインドアの人間で結婚したエピソード3.旦那の優しさ
そのまま、インドア派とアウトドア派の違いに関しては、大きなトラブルもなく結婚しました。
いつも、私のインドアな趣味に付き合わせてしまうのも悪いと思って、たまにドライブには付いて行きます。
しかし、基本はインドア派の私。
それは旦那も変わらず、根っこの部分ではアウトドア派なままです。
私が旦那に対して、今も申しわけないなと思うのは、旦那が私に合わせてくれているということ。
自分の心の内にためてしまうのは、旦那にも失礼かなと思い、その気持ちは正直に伝えています。
旦那は、それにも理解を示してくれています。
「いつか、心から旦那の好きな趣味に対して、私も一緒に楽しむことができたらいいな」と、思っています。
アウトドアとインドアの人間で結婚したエピソード4.バラバラな趣味と友人
そんな、デコボコな趣味の私たちですが、それでもお互いのライフスタイルを、尊重し合えている理由があります。
それは、お互いの趣味と、それに伴う友人関係を否定せず、自由に楽しんで縛らないということです。
私は旦那からの誘いで、スポーツに関することは、ほぼすべて断っています。
ですが、旦那がほかの友人たちと、そのスポーツを楽しむことに対して束縛はしません。
私が楽しませてあげられないことを、ほかの人と楽しめるなら、幸福なことだと思うのです。
そして、逆に旦那も私の趣味の絵画だけは、取り組めないようでした。
なので、私が絵が好きな友人と美術館に行ったりするのも、認めてくれています。
旦那も、興味が持てないものは正直に言ってくれます。
いつか仕事に区切りがついて、興味を持てる余裕がもう少しできたときにこそ、アウトドアも楽しめるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私たち夫婦は、嫁インドアと旦那アウトドアの組み合わせです。
ほかのご家庭では、逆の所も多いかもしれませんね。
自分の性格に合わないからと、お互いの好みや趣味を否定せずに、歩み寄って共存しあうことが、夫婦円満の秘訣だと感じています。