35歳、専業主婦、女性。28歳で夫と結婚するまで、婚活をしていて、その間に紹介されたのが私のいとこでした。
今では、いとことはラインでつながっていて、たまに連絡をして近況を確認し合うような関係になっています。
【実話】婚活での信じられない話。その1.紹介された人
私は、20代のころに結婚を考えて婚活をしていました。
周りの人にも「良い人がいたら紹介して」ということを話していて、職場の先輩から紹介を受けることになったのです。
先輩は私よりも3つ年上で、その知り合いは同級生で、消防士をしている人だという情報をもらっていました。
消防士という職業は、安定しているというイメージがあり、悪い話ではないなと思いました。
先輩が言うには、顔も「悪くはない。普通に彼女がいそうなタイプだよ」と、言われたので少し期待もあったんです。
私の情報も相手に伝えたところ、乗り気になってくれたようで、実際に会うことになりました。
ふたりの予定を先輩が調整してくれて、三人で会うことに。
その日のために、私は気合を入れて美容院にも行きましたし、気合い入れていました。
結構、ドキドキが止まらなかったのですが、会ってみるとすごく話しやすい人でした。
しかし、しばらくして、それが私のいとこだということに気づくのです。
【実話】婚活での信じられない話。その2.本当にいとこだと確信
待ち合わせ場所でしばらく話をして、お店に移動をしました。
そこで正式に、先輩から相手の紹介をされたのですが、その瞬間に私も相手の男性もフリーズ。
名前を聞いてやっとわかったのですが、相手の男性はいとこだったのです。
その男性は、母親の姉の息子にあたる人なのですが、遠くに住んでいるためしばらく会っていなかったのです。
最後に会ったのは、私が8歳ぐらい。
15年以上が経過しているので、私も相手もいとこだということに気がつかなかったのです。
ただ苗字と名前を聞くと、消防士になっていることも聞いていました。
相手も名前を聞いて、同じタイミングで思い出したようでした。
先輩は、状況がわからないようで、ぽかんとした顔。
事情を説明して、いとこ同士だということを話すと、びっくりしていました。
【実話】婚活での信じられない話3.いろいろな話で盛り上がる
お互いに、出会いを意識してきてたので、若干残念でした。
でも、共通点があるので、話しは盛り上がります。
小さいころに遊んだこと、母や伯母の話、そして近況などを話しました。
ふたりとも「結婚を考えるけれども、出会いがないよね」と、いうことも意気投合しました。
その後は、連絡先を交換して、先輩と一緒に三人でたまに会い食事をするという関係に。
先輩は、疎遠になっていたいとこ同士を再会させて、縁を結んだということで満足したようです。
私たちの不思議な三人の関係は、私が結婚するまで続き、いとこに結婚の報告をするとすごく祝福をしてくれました。
その後、いとこが結婚をして、お互いに家庭を持っています。
結婚をしてからも、たまにラインをする関係になっていて、今はお互いの子どもの話などをしています。
結婚したら、男性と連絡をとるのは普通は遠慮しますし、夫に気をつかいますよね。
でも、いとこ同士ということもあり、夫も連絡をしてもなんとも思わないというところが楽です。
いとこの奥さんになる人とも会いましたが、すごく素敵な人で、良い人に巡り合えて良かったなと思いました。
もし、私といとこ同士でなくあのときに出会っていたら、恋愛に発展していたのかどうか、今でも気になります。
まとめ
世間は狭いと言われていますが、このことでそれを実感しました。
母も伯母もそういう形でふたりが出会ったことについて、すごくびっくりしていましたし。
周りに話をしても、驚かれます。