私はネトウヨだった。ネトウヨの頃の黒歴史エピソード3つ

日本

35歳男性。現在は東京都内のIT企業に勤務。一昨年まで、いわゆるネトウヨをしていた。自分の政治的思想は保守的であり、民主党政権時代の政権運営の不備や、マスコミのリベラル寄りの報道に対して、ネット上で不満を爆発させていた。当時は、ブログやツイッターでリベラル系の政治家やマスコミを攻撃していたが、匿名性を担保できたつもりでいる。趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

ネトウヨのころの黒歴史エピソード1.リベラル派をツイッターで攻撃

攻撃

 

私の政治的思想は、保守系にかたよっています。

また、2009年から2012年にかけての民主党政権の政権運営が、あまりにお粗末であったと不満を抱えていました。

 

2007年ころから、新聞社やテレビ局の論調が、民主党政権へ移行させようという傾向がありました。

これについても、長年不満を抱いていました。

 

私は、2015年ころまで短期間ではありましたが、いわゆるネトウヨだったことがあります。

具体的な手法としては、ツイッターでのあおりがありました。

 

ツイッターでは、身元が絶対にばれないように気をくばり、写真は掲載しませんでした。

もちろん、匿名アカウントにしていました。

 

当時の民主党や社民党、日本共産党の政治家がツイッターで、反日的な内容のツイートをしたとします。

すぐに、批判するツイートを送りつけました。

 

ネット上では、私の行為のことを「クソリプ」と呼ぶようですが、当時は気にしませんでした。

また、当時の民主党の政治家には朝鮮籍から日本国籍へ変更した、政治家が複数名いるといわれています。

 

帰化人であることが、あきらかな政治家に対しては、モウレツに批判的な内容のツイートをなんども送りつけました。

「おまえは、韓国のエージェントであって、日本の国益を少しも考えていないだろう」とか。

 

「尖閣諸島を中国にくれてやるつもりだろう」などと、送りつけました。

たまに「そんなこと、考えたことはありません」という、返事をもらったことがありました。

 

ただし、基本的には返事に対しては、無視ばかりしていました。

深夜の2時や3時になっても、ツイッターを止めないことがありました。

 

今、思うとまさに黒歴史だったと思います。

 

ネトウヨのころの黒歴史エピソード2.ブログでリベラル派や左派を攻撃

メール

 

私は、匿名アカウントで、自分のブログを開設しています。

自分のプロフィールは、まったく架空の内容で、顔写真も架空の人物のものを使用しています。

 

こうして、身元がばれないようにして、リベラル派や左派を攻撃する記事を掲載し続けました。

たとえば、シールズという大学生の政治団体が、活発に活動していた時期がありました。

 

また、沖縄県では米軍基地反対運動と称して、東京から市民団体が沖縄にかけつけて、反対運動を展開していました。

私はこれらに対して、ブログでさんざん非難する内容の記事を掲載しました。

 

「シールズというのは、リベラル派を名乗っているが、リベラル派ではなくて単なるアタマが悪い派である」とかです。

 

 

 

ネトウヨのころの黒歴史エピソード3.マスコミに苦情メールを送信し続けた

マスメディア

 

私は、マスコミの報道姿勢についても、問題があると感じていました。

とくに、朝日新聞社が従軍慰安婦報道で、吉田清治氏の虚偽の証言を、認めなかったことなどです。

 

そこで、朝日新聞社や、子会社のテレビ朝日に対しても、よくメールを送りました。

「あなたたちは日本国のメディアではない。日本を分断しようと工作しようとしているだろう」などという内容です。

 

テレビ局の報道についても、テレビ朝日については私は批判的でした。

報道番組では、安倍総理の顔写真を第一次安倍政権のときのものを使用していると、苦情メールを送付したこともありました。

 

さらには、集団的自衛権に関する法案も、私はこの法案には賛成でした。

現在の日本は、アメリカ軍に占領されている状態であり、独立を取り戻す必要があると認識していたためです。

 

ところが、野党やリベラル系のマスコミは、集団的自衛権に反対です。

そして、テレビ朝日やTBSがあきらかに、かたよった報道をしていました。

 

集団的自衛権に対する、反対活動の報道をするため、抗議メールを連日送り続けました。

 

まとめ

いま振り返れば、リベラル派や左派的な主張をする人々への憎しみが、度を越していたと思っています。

ツイッターやブログという匿名性の高いツールを使うと、自分自身が増長してしまいます。

 

そのため、相手に対して攻撃的になってしまうのだと感じました。

今は、リベラル派に対しては、理性的に主張を展開してきたいと思っています。