41歳の主婦、事務職。これまでに接客、事務、販売などさまざまな仕事についており、転職回数が多め。それにより、新しい人間関係ができることも多く、勘違いブサイクとの遭遇率も少し高め。犬と映画と音楽が趣味。
勘違いブサイクのエピソード1.自己評価が高すぎ
数年前に知り合った友人がいます。
仕事を通じて知り合ったのですが、たまたま趣味が合い、その後も友人としての付き合いが続いています。
そんな彼が、「勘違いブサイク」であることに気が付いたのは、2年ほど前のことです。
友人として多少ひいき目に見てもブサイクだし、体はブヨブヨで締まりはなく、性格も自己中心的。
そんな彼が、共通の知人に対して「あのブス、あのデブ」なんて発言をするのです。
知人はたしかに、美人ではないし痩せてもいません。
私としては、「あんたも大差ないのに」と内心は思っていました。
ですから、「おたがい様」くらいの意味合いで、けなしているのかと思っていたのです。
しかし、SNSなどをみているうちに、そうではないと気付きました。
彼は、異様にSNSに自撮りを載せるのです。
コメントや、写真の撮りかたをみると、どうみても自分をイケメンだと思っているようなのです。
最初は苦笑いする程度でしたが、日がたつにつれて「痛すぎる」としか、思えなくなってきました。
現実でもSNSでも、頻繁に彼は女性の容姿について、「みにくい」とか「見苦しい」と酷評するのです。
仲良くしていたら、私まで同じようなことを言っていると思われそうです。
しかも、SNSでの発言も遠まわしに「俺ってかっこいい」、「俺ってできる男」みたいな発言ばかり。
自分を上げて、他人を下げるスタイルは、自己評価が高すぎることが原因のようですが、正直うんざりしています。
最近は、なるべく距離を置くようにしています。
「明るい性格なのに、友人が少ない人なんだ」と思っていましたが、こういう理由があったのだな、と納得しています。
痩せたらイケメンになる、という顔でもないのがまた残念なところ。
勘違いブサイクのエピソード2.自分のスペックを忘れて女叩きをする
短期間だけ一緒に働いた男の子も、また激しい勘違いブサイクでした。
20代前半で服装は、なぜか上下を白で揃えるという暴挙。
それ以外の服を見たことがありません。
背は低く、ボールのように丸い体型です。
顔には愛嬌がありましたが、真ん丸で赤ら顔。
決してイケメン部類では、ありませんでした。
女性の比率が多い職場だったので、まだ若くて子どものような彼は、可愛がられていました。
だから多少暴言を吐いたとしても、みんなてきとうに流していたのです。
いま思えば、それも良くなかったと思います。
彼の暴言はエスカレートしていき、女性への批判が激しくなりました。
入社から3ヶ月たったころには、彼はたいした仕事もせずに、悪口ばかり言うようになっていました。
「女はわがままで勝手で、仕事も満足にできない」とか、「あの女は醜い」など。
女性陣が彼をかまったことにより、かなり調子にのってしまったようでした。
でも私たちは知っていたのです。
彼は元ニートで、学校を卒業したあとは職歴もなく、「その自信になんの根拠もない」ということを。
あの感じでは、女性経験どころか、女性と付き合ったこともないでしょう。
しかも、そんなことを言う彼のスペックは低収入、貯金なしです。
会社の女性陣がかまうことで、「俺、モテてる」と勘違いしたようです。
あたりまえですが、すぐに女性から避けられるようになりました。
男性陣も、そんな彼をかばうことはなく、気が付いたら欠勤が続くようになり、退職していきました。
退職後はどうしているか知りませんが、あのままかわらないスタイルで過ごしているなら、苦労していることでしょう。
勘違いブサイクのエピソード3.献身を求めてくる
高校の同級生だった男の子もまた、強烈な勘違いブサイクでした。
どういうわけだか、私は彼にしつこくいろいろと要求されて、毎日うんざりしていました。
「俺のために毎日弁当作ってよ」、「うちの部活のマネージャーになって、俺のためにいろいろ働いてよ」
なぜ、私が付きあってもいない男のために、弁当をつくったり、マネージャーになってつくさないといけないのか、さっぱり不明です。
「俺は優しくて性格もいいし、勉強も出来るし、顔もいいし、最高だと思わない?」と言われたこともあります。
「かっこいい俺のためにつくせ」ということなのでしょうが、まったく顔も良くないし。
クラスメイトだった期間は、2年間。
卒業して離れられて安心したのですが、職場に彼が会いに来るようになってしまったのです。
接客業だったので邪険にもできず、本当に苦労しました。
そこでも言われ続けたのは、同じようなことばかりでした。
その職場を退職したのを機に縁が切れ、それきり会っていません。
「もう二度と会わずにすめばいいな」と、思っています。
まとめ
私が出会った、勘違いブサイクさんたちにはいくつか共通点があります。
それは、髪を異様に気にするところと、自己評価が高いあまりに他人をおとしめる発言があること。
度を過ぎた悪口は、本人の評価を落とすのだと、私は彼らから学びました。
気をつけたいものです。