一人っ子の女の子のメリット2つとデメリット2つ

一人っ子

27歳女性。自営業。

幼少期より、絵画の基本を習い、イラストレーターとしても活躍中です。

 

一人っ子でのんびり育ったためか、競争や争いごとが苦手で、同じくのんびり屋の旦那と結婚。

子どもはおらず、代わりに猫を飼って、可愛がる愛猫家。

 

 

一人っ子の女の子のメリット

一人っ子の女の子のメリット1.服もゲームもいつも新品

子供服

 

私が一人っ子で、1番感じたメリットは、子どものころから社会人になるまでに、親から買い与えてもらうものがすべて新品だったことです。

 

生まれつき一人っ子であった私には、当たり前のことだったのですが、成長して兄弟のいる友だちに、うらやましがられることでそのメリットを自覚しました。

直近の親族のなかで、私が1番年下であったにも関わらず、洋服はもちろんゲームや家具まで、すべて新品で揃えてもらっていたのです。

お下がりを着たことはなく、リサイクルショップなどにも行ったことがありませんでした。

 

誰かの使い古しを身に付けることなく育ったことは、今となっては大きな幸福であったと感じます。

とくに家具などは大人になってその値段を知り、自分のために1からすべて買い揃えてくれたことに対して、親に改めて感謝を覚えました。

 

中古品やお下がりを嫌々使ったことがない私は、必然的に欲が薄い子どもに成長。

今でも福袋や限定品などのプレミア感のある買い物に対して、焦燥感を覚えたことがない私。

それは、一人っ子として、ゆとりある環境だったからこそだと思います。

 

一人っ子の女の子のメリット2.多くの習いごとを習わせてもらえる

水泳

 

もとより、多少裕福な家に生まれ、親も最初から兄弟はつくらないという方針だったそうです。

なので、私は子どものころから、自分の習ってみたい習いごとをほとんど経験することができました。

 

それは自分から言い出したものだけに限らず、親が教養として習わせたものも含めます。

とくに水泳と絵画に関しては、親のほうから習わせたものですが、とても感謝していますね。

 

水泳のスキルが幼少期より身に付いたおかげで、学校でも恥をかかずに済みました。

また、絵画の基本が身に付いたおかげで、現在もイラストレーターの仕事を副業ながら、行うことができているのです。

それもすべて私が一人っ子で、親が子どもにしたい教育を一身に受けることができたからこそだと思います。

 

受験生のときには、糸目を付けずに、近所でも評判のいい予備校に入れさせてくれました。

私立の進学校に入学できたことも、一人っ子だからこそ、お金をできる限り注いでくれたのだと感じています。

 

 

一人っ子の女の子デメリット

一人っ子の女の子のデメリット1.将来へのプレッシャーが大きい

プレッシャーを感じる女性

 

一人っ子の最大のデメリットが、将来に関するプレッシャーです。

それは就職はもちろん、結婚や出産、親の介護まで……。

なにしろ、親からしたら一人っ子である私でしか、叶えられない夢や頼れない老後があります。

 

「兄弟のいる人は、気楽でいい」とまでは思いませんが、親を思うなら自分の好き勝手な人生を送ることが難しいのが現実です。

現に私は、それで1つ夢を諦めています。

 

少女期のころから音楽を志していた私。

ですが、「大学卒業である22歳の年齢までにチャンスを掴めなければ、将来のためにスッパリ諦めよう」と思っていました。

そして残念ながら軌道には乗らず、当初の決まりどおり、音楽の道は自分で閉じることに……。

 

自分で決めていたことなので、挫折感などは薄かったように思えます。

しかし、諦めた理由には「将来、親を安心をさせなくてはならない」という責任感が多くを占めていました。

もしも、私に兄弟がいたならば、兄弟の存在に頼って、もう少し夢を追い続けることに、プレッシャーを感じずにいられたかもしれません。

 

また、私は現在結婚はしているのですが、妊娠・出産願望がもともと希薄です。

それは旦那にも伝えていて、「無理に子どもをつくらなくても、一生夫婦だけの生活でも構わない」という理解は得ています。

 

ですが「私の親は将来、孫を抱っこしてみたいだろうな」という罪悪感があるのです。

それは子どものころから「○○(私)ちゃんの赤ちゃんが産まれたら、ママに抱っこさせてね~」と言っていたので。

 

そのため、そのころから大きなプレッシャーを感じていました。

そう言われるたびに「お母さんの夢は、自分しか叶えられないんだ」と、緊張感を覚えていましたね。

 

一人っ子の女の子のデメリット2.身近な相談相手がいない

独りで悩む女性

 

私は子どものころから、人付き合いが上手ではなく、人間関係の構築が下手でした。

幼稚園や小学校でも親友と呼べる人はいなく、「なにか困ったことや悩んだことがあったときに、相談できる身近な人がいない」ということは大きなストレスでしたね。

 

親に相談するという手もありました。

しかし、「自分は一人っ子なのだから、心配かけちゃいけない」と、勝手に自制して、余計に抱え込んでしまうことも多かったです。

 

イジメと呼べるほどひどいものではなかったですが、女の子のグループから軽い無視をされる日々が続いたときは、誰にも辛さを話せずに辛い気持ちでした。

兄弟がいれば、もしかしたら、胸のうちを話せて、早い解決が見込めたかもしれません。

 

一人っ子で私のように友だちをつくるのが苦手だと、学校でも家でも孤立してしまうというデメリットがあるのです。

 

まとめ

自分に持っていないものを持っている人を羨ましく思うのは、よくある話。

一人っ子は兄弟を欲しがり、兄弟のいる人は一人っ子をうらやみがちです。

 

そんな一人っ子にも、このようにメリットとデメリットがあります。

悪い面だけを見ずに、なるべくメリットだけをポジティブに、考えていきたいものですね。