19歳男子、大学入学予定の高等学校卒業生。
兄は大学生だったが、原因不明の休学を表明。それを皮切りに、さまざまな苦労が降りかかってきた。
自分の趣味はレジン細工作成や絵描き、爬虫類などの小動物の飼育鑑賞。
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ニートの兄がウザイと感じたエピソード1.受験シーズン中に邪魔しかしてこない
ルームシェアをしていたから、同じ空間にいるのは仕方ありませんが、受験生に対しての配慮が微塵もないのです。
自分は大学受験の真っ最中でした。
そんなわけで、勉強に対して粉骨砕身していたのですが、このニートはなぜか自分が外出、または勉強の休憩をしているときに寝ています。
また、よりによって勉強するタイミングで起床して、ゲームやら通話やらをはじめるんです。
もちろん、兄には「勉強するから、どうにかしてくれよ」と、頼み込んだつもりではあったのですが、どうやらこのニートには弟の声が届きません。
「勉強している」と言っているのに、「おい、この動画面白いぜ! 見てみろよ!」と、しつこく誘ってきたり。
兄が「自分の遊んでる様子を見てほしい」と、逐一、席から立たせてきたり。
断れば問題ないと思っている方もいると思いますが、このニート、断ると驚きの行動に出るのです。
しつこい誘いを断り続けると、彼は席を立って、物理的に勉強の邪魔をしてきます。
「なぁなぁ、ほんのすこしだから! な?」などと言いながら、使ってるノートや参考書などを取りあげてくるのです。
「ウザイ!」と口頭で自分の意思を伝えても、適当に流して、まじめに聞くそぶりも見せません。
それでも受験はどうにか乗り越えたのですが、あの日々のやるせないドロドロとした「ウザい」という感情は、今も忘れることはできませんね。
ニートの兄がウザイと感じたエピソード2.家事や家の手伝いなどをしない癖にネットでは大口をたたく
兄がニートをしていると、ゲームもさることながら、ネットで通話やチャットをするわけです。
通話などをしていると本人は「忙しい」「急用だ」の一点張りで、家事などの家の手伝いを一切しません。
それで、一向に手伝う気配のない彼の家事の分担量も、最終的に自分に降りかかってくるのです。
ニートの兄は親にも、その点で言及されましたが、本人曰く「自分の義務ではない」の一点張り。
そこまでは「どうしようもない」の一言で解決できたのですが、ある日自分がケータイで調べ物をしているときに、どうしてか兄の会話内容が耳に入ってきたんです。
最初はどうにか「兄の会話が耳に入らないようにしよう」と、ヘッドフォンをつけようとしました。
しかし、兄の口から「家事するのに、疲れた」といったものが飛び出してきたので、「何事か」とヘッドフォンをつけるのをやめて、会話の内容を聞いた自分。
すると、彼はネットの住民に「自分はこの家で、ぼろ雑巾のように扱われていて、育児から炊飯掃除まで、なにからなにまでやらされている」と報告していたのです。
それを聞いて、自分が兄に言及しましたが、本人はどこ吹く風と、まったく反省の意も見せずに、振舞い続けました。
兄が家事をしない分、自分がやらされているにもかかわらず、このニートは我が物顔で、自分が家事を全部やっているというのです。
兄がなぜ、そんな嘘をついたのかは分かりません。
ですが、兄のことをますます、「ウザイ」と思うようになった瞬間でした。
ニートの兄がウザイと感じたエピソード3.弟の彼女との時間を邪魔する
自分の彼女を家に招いたときのできごとです。
部屋で自分が彼女としゃべったり、イチャイチャしていたわけですが、兄が外出から帰ってきて、彼女を視界に入れるや否や、彼女に質問攻め。
「何歳?」「どこの人?」「弟とはどれくらい?」「好きな食べ物は?」などなど……。
正直ここまでは、「弟に彼女ができたから、興味があるんだろうなぁ」と思っていたのです。
しかし、彼女の質問責めが終わったあと、しばらくして、自分が彼女とイチャイチャしていると、部屋に突然兄が。
すると、パソコンを立ちあげはじめ、「ねぇ彼女さん、どんなゲームをしてほしい?」と質問。
これが、すべてのはじまりです。
彼女がテキトーにゲームのジャンルを答えて、自分との話を続けていると、兄のパソコンからカチカチカチと、指でせわしなくマウスをとんとんしている音が。
「ゲームのジャンル指定したのに、見にこないの?」と、半ば威圧的に、彼女へ話しかけてくる兄。
彼女は恐る恐る兄のゲームプレイを見るハメになり、すぐに終わるのならいいのですが、ニートであるからか、ゲームのプレイ時間がとても長いのです。
結局、一時間強のゲームプレイ鑑賞に、付き合わされていました。
ゲームプレイが終わったあとに、「やっと彼女との時間がつくれる」と思いきや、今度は兄が、自分のほこりのかぶった自慢話を開始。
本来彼女と、付きっきりでいるべきなのは自分なのに、兄は我が物顔で「ポテチもってこい」だの「水もってこい」だのと、言いたい放題。
彼女が目に見えるくらい、顔に「不快」と書いてあるのが見て取れる、表情をしているにもかかわらず、本人はまるで気にしないように、長々と自慢話を続けていました。
せっかく、「いい思いをして帰ってもらおう」と計画したものではありましたが、彼女が少し残念そうに帰っていったのを思い出すと、今でも兄を殴りそうになります。
今まであった兄を「ウザイ」と思うさまざまなできごとのなかで、さすがにこれだけは我慢できず、「兄との縁を切ろうか」と迷うくらい、ウザイ行動でした。
まとめ
世のなか、さまざまなタイプのニートがいます。
あなたが遊びに行った友人宅の兄や、あなたの彼氏の兄、彼女の兄、それらのなかにニートがいたらこの記事を思い出し、「弟妹たちが苦労しているかもしれない」ということを想像してしまうかもしれませんね。