20歳女性。女子大生。
高校時代に、ネットで知り合った男性と交際をはじめるが、彼は完全に糞男だった。
本当は自信がないのに、ネットで嘘をつきまくる彼。
嘘の自分をつくり出すことで、威厳を保っているような男でした。
今は別れて、連絡を絶っている状態です。
見出し
チャットで出会い、付き合った男のエピソード1.出会い
彼との出会いは、恥ずかしながら、ネットにあるチャットサイトでした。
ネットのなかで、意気投合した私たちは、メールアドレスや電話番号を交換。
その後、毎日連絡を取り合うようになりました。
「ネットで、こんなに話が合う人に出会えるなんて、運命かもしれない」
私も彼も、そう感じていました。
しばらくして、私たちは、直接会うことに。
彼は少し太っていて、かっこいいといえる感じではなかったです。
ですが、優しそうで、なにより一緒に話すのが楽しく、何度か直接会って、お付き合いをはじめることになりました。
チャットで出会い、付き合った男のエピソード2.モテている自慢
付き合ってすぐに、彼の本性があらわれはじめました。
付き合って、何回目かのデートで、いきなり携帯の画面を見せてきた彼。
内容は、「私以外の女の子に会ってるの、すごいヤキモチやいてる」というようなものでした。
明らかに、女性が彼宛に送った内容です。
なんなのか聞くと、どうやら私のように、ネットで知り合った女性と、連絡をとっているようで……。
「この子、俺に気があるんだよね~」
そう言いながら、次々と、女性から送られてきたメールの文章を見せてきました。
正直、どういった反応をしたらいいか、わからなかった私。
普通は、ヤキモチを妬くべきなのかもしれません。
ですが、どうやらその女性は面食いらしく、彼の素顔は知らないようです。
さらに、彼はメールで自分のことを「よくイケメンと言われる」なんて、紹介していました。
彼はどう見ても、「イケメン」とは言えません。
ネットで知り合ってから、直接会ったことがまだないのでしょうね。
彼女が、彼にそういったメールを送っている原因が、すぐに分かりました。
まだ付き合ったばかりだったので、「モテるんだね~」と、無難に返答した私。
しかし、心のなかでは、「すごい勘違い野郎だな」と思っていました。
チャットで出会い、付き合った男のエピソード3.学歴
彼と直接出会う前、メールや電話でやりとりをしていたのですが、どうやら彼は、東大を目指して、勉強をしていたようです。
「なにか高い目標を持って、努力をしている人は、とても魅力的だ」
そう思い、さらに惹かれたのですが、現実はそうではありませんでした。
実際に会ってみると、東大を目指すほどに、勉強している様子はまったくなく、口だけという感じ。
これもまた、ネットでのみ連絡を取り合っているからこそ、つける嘘だったのです。
彼は結局、地方の大学に合格し、毎日そこに通うようになります。
しかし、そこでもずっと、「俺は東大に受かる実力があったけど、手をぬいた」と言っていました。
実際に、東大を目指して頑張っていた人に、謝ってほしいです。
チャットで出会い、付き合った男のエピソード4.変態
これは、私が彼と別れる原因にもなった、エピソードです。
彼の性癖は、いたって普通のものだと思っていました。
しかし、私は彼が最低のことをしているのを目撃してしまうのです。
私の高校が振替休日の日、よく彼と行く街に、友人と遊びに行きました。
口だけですが、東大を目指していた彼。
「今も、学校で勉強を頑張っているんだろうな」
そう思いながら、歩いていたのですが、彼はその街にいました。
隙間のあいた階段というのでしょうか。
下から階段を登っている人の様子が覗ける場所に、彼は立っていたのです。
携帯をいじりながら、たまに上を見ていました。
なにをしているのか、気になりましたが、そのときは、友人と一緒です。
なので、メールでカマをかけてみることにしました。
「授業頑張ってる?」「うん!」
彼は即答で、嘘をつきました。
これに腹が立った私は、友人たちが買い物をしている間に、彼のもとへこっそり近づいたのです。
すると、彼の場所から見えるのは、女性の下着でした。
「まさか、このためにここにいたのか……」
そう思い、思い切って声をかけます。
驚いた彼は、謝りながら、こう言ったのです。
「勉強を頑張るために、女性のパンツが見たくなった。今日は学校を休ませてもらった。ただパンツが見たかった」と。
「いったいこの人は、なにを言っているんだろう」と、愕然としてしまった私。
パンツが見たかったから、学校を休むなんて、どこかの不良でも、考えられないことだと思います。
彼は一日中、さまざまな階段の下に立っては、女性の下着を眺めて、満足していたそうです。
「一応、私という彼女がいながら、そんなことをしているなんて……」
そう思い、思いを伝えたのですが、彼の口から出てきた言葉は、謝罪ではありませんでした。
「じゃあ、パンツ見せてくれる?!」
これを聞いて、私はさすがに完全に呆れてしまい、その後何回かの別れ話をして、彼とは別れることにしたのです。
「男と女は、それぞれ違う生き物」
そう思っていたので、性癖がどうであろうと、私は気にしないつもりで生きてきました。
しかし、彼の怠惰な性格、学校を休んでまで、成し遂げたいことが、それに向いていたこと。
また、私への反省心のなさに、「好きだ」という恋愛感情をなくしてしまったのです。
まとめ
私が付き合った、糞男のエピソードはいかがだったでしょうか。
ネットでの出会いは、いいものばかりではありません。
嘘や危険にあふれています。
自分を守るためにも、糞男には気を付けるようにしたいですね。