47歳女性パート勤務。
現在は、高校2年生になる娘と、3人家族です。
姑との関係に悩み、まったく寝れなかったころ、「その時間を有効に活用しよう」と、読書をはじめました。
興味ある分野を次々に開拓。
今では、大好きな図書館に入り浸り、読書を満喫する日々を過ごしています。
姑にクソババアと言ってしまったエピソード1.「ヤクルト飲んだでしょ!」と、怒る姑
私の旦那の実家は、電車で5駅しか、離れていないところにあります。
これが、新幹線や飛行機を使わないと、帰れないところだったら、年に1、2度、実家に行けばいいのです。
ですが、近いので、そうも言っていられません。
娘が小さいころは、娘の成長を見せるために、一か月に一回のペースで、旦那の実家に遊びに行っていました。
土日のお休みなら、一泊で住むのですが、連休などは「泊まっていきなさいよ」と、言われます。
これが、結構しんどかったですね。
義理の父母も、いろいろと気を使ってはくれるのですが……。
気を使われているのが分かると、余計にこちらも気を使ってしまいます。
「冷蔵庫にあるものは、好き勝手に食べたり、飲んだりしてね」
そう言ってくれますが、できないですよね。
でも、これを言葉通りに受け取ると、本当に怖いのです。
実家のお泊りから帰った、次の日の朝のことでした。
実家に遊びにいった、次の日の朝には必ず、姑から電話がかかってきます。
大抵、私に対するダメ出しの電話です。
電話がかかってくると、「またか!」と思い、一気に気が重くなります。
「あーお母さん、昨日はお世話になりました。楽しかったです」
私がそういうと、姑が「Kさん(私の名前)、あなたヤクルト飲んだでしょ」と、いきなり言い出したのです。
なんのことか、まったく分かりませんでした。
「冷蔵庫にあったヤクルト。あれはね、お父さんが健康管理のために飲んでいる、高いやつなの。あれは飲まないで欲しかったわ!」
そう言うのです。
私は身に覚えがないので、多分、旦那か娘が飲んだのだと思います。
ですが、私は「飲まれて困るものは、最初から隠しておいてよ!」と思いましたね。
「『好きに飲んで』って言っておきながらなんなの? それをわざわざ電話してくる?」
姑との電話を切る間際に、「わけわかんない! クソババア!」と、つぶやいてしまいました。
「別に、姑に聞こえてもいいや」
そう思って言ったのですが、相手に聞こえていたかどうかは、分かりません……。
姑にクソババアと言ってしまったエピソード2.「洗濯物の向きが違う!」と、なおす姑
実家に泊まりにいったら、お客様でいるわけにはいきませんよね。
嫁として、家事を手伝わなければなりません。
しかし、自主的に掃除をしてしまうと、「この部屋汚い」と言っているようで、あまりよろしくないのです。
あたりさわりのない食事のあと、片付けや洗濯物を干すのが、私の役目で、よくやっていました。
姑は、洗濯が大好きな人で、一日に何回も洗濯機を回します。
タオル4,5枚とか、ほんの少しの量でも、洗濯機を回すので、「もったいないな」と思っていた私。
そんな姑が、私の干したベランダの洗濯物を見て、「Kさん! 洗濯物の向きがバラバラじゃない」というのです。
たしかに、ハンガーにかけたシャツやTシャツが、前を向いたり、後ろを向いたりしています。
「姑は、一方方向に洗濯物を干さないと、ダメな人なんだ」
そう思い、「すみません」と言って、向きを一方方向に揃えました。
そうしたら、姑はこう言います。
「違うわよ! 駅がこっちの方向だから、こっちの方向が正面なのよ」
「服はこっちを正面にして、干してくれないと」と。
「はあ? 『駅に向かって正面』って。知らないよ、そんなルール!」
それを聞いて、思わず疑問に感じてしまった私。
「『南側に向けて、太陽がたくさん当たる方向に干す』とかなら、理屈として『ありかな』と思うけれど、駅の方向って……」
意味不明ですよね。
「こっちが、前になるようにすればいいんですね。直します」
私も、半ば逆切れ気味の口調で言いました。
すると、姑は「いいわよ~、わざわざ直すほどのことじゃないから」と言うのです。
頭に血があがりましたね。
「だったら、最初から言わないでよ!」と、言いたいのをなんとかこらえました。
さすがに頭にきて、子どもたちと一緒に、外に遊びに出かけた私。
そのときは、娘のいとこにあたる女の子も遊びにきていました。
二人とも3,4歳だったと思います。
実家の団地の、目の前にある公園に、3人で遊びに行ったのです。
洗濯物が干された、実家のベランダを見あげながら、こう思いましたね。
「団地でしかも4階でしょ~。誰も4階の一室の洗濯物なんて、気にしないよ」
先ほどの怒りが、おさまりません。
すると、ベランダに姑の姿がありました。
どうやら、私の干した洗濯物をまだ手直ししている様子です。
姑は、遊んでいる子どもたちに気付いて、手を振ってくれました。
「ベランダ見てごらん、おばあちゃんが手を振っているよ。『バアバ~』って呼んでみようか」
私は子どもたちに、そう言いました。
ですが、そう言いながらも、「『バアバ』じゃないな。『クソバアバ』だな」と思いましたね。
子どもたちが「バアバ~」と大きな声で叫ぶなか、どさくさに紛れて私も、「クソバアバ~。クソババア~」と呼びます。
なんだか、スッキリしました。
まとめ
姑とは、できることなら、上手く付き合いたいですよね。
でも、どうしても上手くいかないときは、諦めが肝心です。
「もう無理!」
そう割りきって、考えないようすると、気持ちが楽になりますよ。
「クソババア」とつぶやいて、嫌な思いを吐き出し、そのあとは気持ちを切り替えます。
「クソババア」という言葉は、私にとって、心を軽くする、魔法の言葉になっているのです。