浮気だと思ったけど実は勘違いで破局したエピソード2つ

喧嘩する男女

36歳女性。現在は所有している薬剤師資格を活用しドラッグストアでの調剤担当として勤務。

22歳のときに当時の同級生と結婚し,翌年には子どもを出産。

しかし、元主人との間の生活の不一致などから、26歳のときにはじめての離婚を経験しました。

 

以後、仕事と家庭を両立しながら、男の子を育てるシングルマザーとして活動中。

 

 

勘違いで破局したエピソード1.実のお姉さんを浮気相手と間違えた私

 

私が、当時22歳だったころに、つき合っていた元彼さんとの破局エピソードを紹介。

自分で振り返ってみても、本当に情けないほどの勘違いから、引き起こしてしまったできごとだったんです。

 

大学を卒業して社会人として働き出したころに、同じ職場で同じく新卒で入社した、同期生のある男性と意気投合し、つき合うことに。

とても真面目な好青年で、私自身もつき合いはじめた段階からすでに、将来をなんとなく考えられるくらいに大好きになった彼氏でした。

しかし、思わぬ勘違いとそれをもとにした彼への情けない行動から、つき合いだしてわずか3ヶ月で破局。

 

その別れの大きな理由となったのが、とある日曜日のできごと。

繁華街にあるカフェで、彼とひとりの女性が仲むつまじい様子で、一緒に食事をとっている姿を見たからなんです。

 

その場面を見た瞬間、私のなかでは「え? 浮気?」と、一瞬わけが分からなくなってしまう私。

普段から、彼からの無償の愛情をたくさん伝えてもらっていました。

「まさかつき合いだして、2ヶ月少ししか経っていないのにもう浮気?」という純粋な疑問が浮かびあがったのです。

 

それでも、まだまだ未熟な年ごろの女性だった私は到底我慢できず、結局、その日に彼に電話。

電話を通じて目撃した旨を告白し、結局、別れという決断を半ば一方的に、私から突きつけてしまったんです。

 

おそらく、電話での私の声や剣幕が凄かったことも、あってでしょうね。

電話の最中も終始、彼は、私に対して「なにかあったの? だいじょうぶ?」と、しきりに心配。

今でも思い出すと、心を締め付ける記憶のひとつになっているほどです。

 

ただ、そのときの私自身は、もう彼の言葉は優しい行動などは一切目に入らない状態。

とにかく、その日見た、ある女性との光景を彼に問いただすことだけで、頭がいっぱいでした。

 

「今日のお昼にある女性と、仲むつまじく過ごしている姿を私が目撃したこと」

「2ヶ月少ししかつき合っていないのに、もう別の女性とああやって仲良く過ごしている男性とは、つき合えない」

これらの内容をもとに、別れようという気持ちを伝えました。

 

最初のうちは、彼も「それは誤解で、アレは俺の姉で一緒に買いものにつき合っただけ」と弁解。

しかし、すでに別れるという決断を下したうえで、電話をしている私は、こう思い込んでしまったんです。

 

「単なるその場をごまかすための言いわけだろう」と。

最後には、彼も諦めて別れるという決断を受け入れてくれました。

 

ところが、それから1ヶ月ほど経ったころでしょうか。

同じ職場に勤める男性とつき合ったこともあってか、別の同僚からも「別れたの?」としきりに心配されるように。

そして、ある同僚から言われた言葉を聞いた瞬間、私のなかで「しまった」という感情が芽生えはじめました。

 

どうやら、私が目撃した彼と一緒に居た女性というのは、本当に彼の実のお姉さんだったのです。

彼は私と別れてから、その同僚に経緯と、てん末を相談したのだとか。

 

その事実をあらためて知ったそのときにはもうあとの祭りで、彼は別の女性と恋をスタートさせている始末。

自分自身で招いた結末とはいえ、あとでなんどもなんども、後悔してしまったできごとでした。

 

 

勘違いで破局したエピソード2.ある日を境にレスになった彼への疑惑

関係が発展しない男女

 

自分よりも一回り以上も年の離れた男性とつき合うと、なにかと心配になってしまうことってたくさんあるんですよね。

私自身が、とある心配から勘違いで別れてしまったのも、15歳年上の男性とつき合ったときのことでした。

 

彼は、私が19歳のときにつき合っていた当時34歳の男性で、同じアルバイト先の店長をしている人。

年齢的にも、年上の男性の包容力や安心感に惹かれる時期だったのか、ご多分に漏れず、私も「年上の男性とつき合いたい」という願望から、彼とつき合うことになったんです。

 

とても優しくて頼りがいのある男性で本当に大好きでしたし、年ごろの年齢の恋人。

当然、夜の営みも会うたびに、してしまうほどの仲のよさでした。

しかし、とある時期をさかいに、それまで彼から求めてきてくれていた行為が、急になくなってしまうことがあったんです。

 

私も年ごろの女性ですから、好きな人とは愛しあいたいと思うのは当然のこと。

にも関わらず、それまで求めてきてくれていた彼が急にレスになってしまったので、私自身が「もしかしたら、私の身体になにか問題があるのかな?」などなど、自責してしまう自分がいました。

 

けれど、最終的に思い当たったのが、「もしかしたら、別の女性とつき合ってるのかな?」という事実。

彼の仕事の立場を考えると、私を含め、周りには常に若い女性がたくさんいるんです。

 

それに、年齢は年上でも見た目はなかなかイケてる人だったので、同じアルバイトの女性のなかでも結構評判がよかった彼。

そのため、浮気の可能性も十分に考えられました。

 

ただ、いきなり浮気を断定するのもアレだったので、最初は彼に対して「最近、全然してないよね?」といった感じで、遠回し的に探りを入れることに。

しかし、「疲れてるから」とか「一緒にいられるだけでうれしいから」といった対応ばかりとるのです。

その対応と彼の言い方に対して、ますます疑惑を深めてしまう私でした。

 

そんな接し方が1ヶ月も続いたころ。私自身も同じ大学内で別の好きな男性ができたのです。

その結果、彼が「私以外の女性と関係を持っているんだ」と、なかば断定したうえで、彼に別れを伝えました。

 

さすがにそこは大人の男性で、彼からは引きとめる言葉も未練たらしい発言も一切なく、すんなりと別れることに、

しかし、最後に彼から告げられた告白に、私が思いっきり勘違いしていたんだということを知りました。

 

それが、彼がEDにかかってしまったという事実だったんです。

当時はまだ、ED治療薬自体があまり一般化されていなかったので、彼は彼なりに苦悩していたそう。

それでも、年下の私に告げるのが、どうしても恥ずかしく辛かったこともあり、ひた隠しにしていたようですね。

 

浮気していると勘違いしてしまったことだけでなく、彼自身が病に苦しんでいたという事実を最後に突きつけられてしまったこともあり、別れてからも心のなかに、もやもやが残ってしまうできごとでした。

 

まとめ

大好きだからこそ、恋人のいつもと違った行動を目にしてしまうと、それが途端に不安へとつながってしまう。

しかし、これはある意味、必然と言えるのではないでしょうか。

 

けれど、疑う前に、もう一度だけ恋人のことを信じてみるのもアリかもしれませんよ。

一度下してしまった決断は、容易には撤回できないですもんね。