26歳女性。専業主婦。
20歳前後に出会った、嫉妬心が強い男性との恋愛で、しばらく恋愛が怖かった。
その2年後に、現在の旦那と出会い付き合って、3ヶ月で同棲し、妊娠発覚を機に結婚。
今は、一人息子の子育てに奮闘しつつも、幸せな人生を漫喫中。
嫉妬しすぎる男との恋愛エピソード⒈彼の友人に話しかけてはいけなかった
19歳~20歳までの一年間、交際をしていた彼氏がいました。
彼はとても素直な性格で、付き合う前から、私に対しての愛情表現が、物凄く直球な人。
やりとりしていたメールの1つ1つの内容には、必ずハートマークの絵文字が乱用されていたり、メールの最後には、「必ず好きとか愛してる」という言葉をつけて、送ってくる人でした。
そんな彼の、私に対する一生懸命な愛情表現に、心奪われてしまい、付き合うことに。
しかし、思いもよらないできごとが待っていました。
彼と付き合いだして、3ヶ月が過ぎようとしたころの話です。
彼の友人の2人と、彼の妹を含めた5人で、遊ぶことがありました。
私は「彼のことをもっと知りたい」と思い、友人の1人に彼について、教えてもらう気持ちで話しかけたのです。
すると、それを見ていた彼は、急に不機嫌に。
私が彼に話しかけても、無視をされたり、近寄ると避けられたりと、その日は1日中、冷たい態度を取られ続けました。
解散をして友人たちがいなくなり、妹がトイレに行っている間、彼と2人きりになったので、彼に「どうかしたの?」と問いただした私。
その結果、私が彼の友人に話しかけたことが、気に入らなかったことが分かったのです。
「あいつのことが好きになったんなら、あいつと付き合えば?」と、私に言い放った彼の瞳は、なにか汚いものでも見るような感じの冷酷さ。
そんな彼を見て、私の鼓動はドクンと強く脈打ち、恐怖心にかられました。
そして心のなかで、「違うよ」と思うだけで、彼が誤解をしていることについての弁解する言葉も、否定する言葉もなにも言い返すことができないまま、その日は彼と別れ帰宅。
すると、次の日彼からメールが入っていました。
「昨日はごめんね。あんなこと言うつもりはなかったんだ。俺のこと聞きたくて、あいつに話しかけたって、妹に教えてもらったよ。愛を感じた」
妹さんのおかげで、彼と仲直りすることができました。
しかし、そんな彼の嫉妬心は、こんなものではなかったのです。
デパートやお祭りなど人が多い場所へ、デートに行ったときのこと。
すれ違う男性がいると、「今あの人のこと見たでしょ? 気になったんなら追いかければ?」と言われ、喧嘩に発展。
ほかにも、コンビニのレジの店員が男の人で、愛想笑いをしようものなら、「あの人のこと好きなの? 笑顔見せてたよね? 浮気だよ」と言われるのです。
ありとあらゆる男性に対して、「気があるの」とか「浮気だよ」とか、言われ続けるようになり、それが私にとって大きなストレスになりました。
そして、私から彼に別れを告げたのです。
すると彼は、「ほかに好きな奴がいたんだね。てか、やっぱり浮気してたんじゃん」と言いました。
私は言い返すのが面倒くさかったので、「そうだよ。ごめんね」とだけ伝えて、彼との交際は終わりを遂げたのです。
嫉妬しすぎる男との恋愛エピソード2.女友だちの彼氏と会うことがいけなかった
22歳のとき、鳶をしている男性と付き合いました。
彼は4つも年上で、16歳のときから鳶の仕事をしていて、上司や後輩からの信頼が厚いベテランの職人です。
私に対しての愛情も熱く、どんなワガママも受け入れてくれる器量を持っていた彼。
私からの突然の「会いたい」という連絡を受けると、夜中でも仕事中でも、合間をみて時間をつくって、会ってくれる優しい人でした。
しかし、彼の性格が豹変してしまうできごとがあったのです。
高校時代から仲のよい友だちから遊びの誘いがあったので、2人の都合がつく土曜日に、友だちと買い物やご飯を楽しみました。
すると、急遽友だちの彼氏が合流することになり、3人でカラオケに行くことに。
とても盛りあがり楽しいときを過ごしているなか、ふと携帯に目を向けると、彼から『楽しんでる?』というメールが入っていました。
そして、私は友だちと友だちの彼氏とカラオケをしていることを報告。
すると、返事を返してすぐに、彼から電話がかかってきました。
「男いんの聴いてねぇんだけど、黙ってたの? なんで?』と、今まで聴いたことのない低い声で、問いただす彼。
そのとき、友だちの彼氏のことを男という彼に、私は違和感を覚えました。
とりあえず、ことの経緯を詳しく彼に説明するやいなや、声を震わしながら、彼は強い口調で、こう言い放ったのです。
「友だちの彼氏だろうが、男といんのは変わんねえ! すぐそこから立ち去れ!」
怖くなった私は、彼のいうとおりすぐさま、友だちに事情を話し、帰ることに。
そして、夜中に「話がある」と言われ、彼に呼び出されました。
「お前がそんな女だとは思わんかったわ。悪いけど別れてくれ」と、彼から別れを告げられたのです。
私はカラオケの件が原因だと、すぐ理解しました。
しかし、「そんな女ってどんな女? 友だちの彼氏になんで嫉妬するんだ?」という納得できない疑問を持ってしまった私。
それ以降、彼に対しての気持ちが冷めていたので、引き止めることなく別れることにしました。
そして、私は嫉妬心が強い男性との交際が、2度に渡り続いたことで、2年ほど彼氏をつくることへの恐怖が、消えることはなかったのです。
まとめ
世のなかには、自分が「あり得ない」と思うことでも、嫉妬をしてしまう男性がいるということを、この記事を読んで知ってもらえたでしょうか?
付き合う相手を知る際に、嫉妬深い人かどうか、見極めておくことは大切です。