アニメ好きの彼氏に対して感じた5つの不満

アニメコスプレ

32歳、女性。結婚後は専業主婦。
同じ会社の同僚だった元彼とは、アニメ話がきっかけで仲良くなる。
友達のままだったら、今も付き合いが続いていたかもと思わなくもない。
子どもが生まれた今も、アニメ鑑賞はいまだに趣味のひとつ。

 

 

アニメ好きな彼への不満1.アニメのセリフを覚えるように要求される

セリフを言い合うカップル

 

アニメ好きで、オタクな彼と1年ほど付き合っていたことがあります。

ご両親の影響なのか、幼いころからアニメが好きだったそうで、話題の半分はアニメに関わることでした。

 

私もアニメや漫画は好きなこともあって、それ自体は別に構わないんです。

私が嫌だったのは、アニメのセリフを覚えて寸劇のようなものに付き合わされたことです。

 

彼は特に、ルパン三世のカリオストロの城と、ジブリの風の谷のナウシカが大好きでした。

その2作品のセリフは、ほとんど覚えてしまっていました。

 

私は、ルパンはアルセーヌ・ルパンのほうが好きで、ジブリはトトロだったら何回も見ていました。

そんな私ですが、さすがにすべてのセリフまでは覚えていません。

ましてや、特別好きでもないアニメのセリフなんて覚えられません。

 

そう、何度も彼に言いました。

それでも「たかが娘っこ一人に、あいつら一体、何者だ?」と彼が言ったら、「ん?指輪じゃねえか」と言うよう、私に要求してくるのです。

 

本当に、彼には嫌気がさしてしまいました。

 

アニメ好きな彼への不満2.声優についてドヤ顔で語られる

自慢する彼氏

 

私もそこそこアニメは観るので、好きな声優さんも何人かいます。

だけど、よほど特徴的な声でないかぎり、アニメの声だけで、どの声優さんなのかはわかりません。

 

彼は、耳が良いのか声の判別がすごく得意で、アニメをみていると「これは◯◯さんだ」と言います。

それだけなら「すごいね、よくわかるねー」と言うだけですよね。

 

しかし、彼が面倒くさいのはここからなのです。

その声優さんのうんちくをずっと、話し続けるんです。

 

その声優さんの出演作から、どんな役が得意なのか、声優界での位置づけなど、ととにかくキリがありません。

さらに、その人が有名な声優さんだと、「え、知らないの?◯◯さんだよ!」とドヤ顔でこちらを非難してくることすらありました。

もう本当にウザかったです。

 

もちろん、色々なキャラクターを演じ分けている声優さんはすごいなと思います。

しかし、知識をひけらかすだけで、優越感に浸っている彼は、ただのいやらしい人にしか思えませんでした。

 

 

アニメ好きな彼への不満3.自宅で観るのもほとんどアニメ

DVD鑑賞

 

おうちデートといえば、一緒にご飯を作り、借りてきたDVDを観たりと、まったり過ごしますよね。

彼ともそんなデートをすることはありました。

 

しかし、レンタルビデオ屋さんへ行っても、彼が借りてくるのは必ずアニメなんです。

もちろん、おもしろいアニメなら私も観てみたいと思いますし、それ自体が悪いわけじゃないです。

 

でも、借りるDVDは完全に彼のチョイスで、私の好みは完全に無視。

シリーズもののアニメを一期分まとめて借りたりするので、とにかく観るのに時間がかかるんです。

 

おうちデートのたびに、彼おすすめアニメをひたすら鑑賞する会が開催されていました。

さすがの私も疲れてしまいました。

それからは、おうちデート自体を断るようになっていきました。

 

アニメ好きな彼への不満4.BGMがアニソンばかり

ドライブのBGM

 

社会人のデートは、ドライブも定番ですよね。

私たちも、ときどき彼に車を出してもらって、少し遠出をすることがありました。

 

SAで買ったおやつをつまみつつ、どうでもいい話をしながらドライブをするのは、とても楽しかったです。

ただ、BGMが常にアニソンだという点を除けば。

 

別に、プレイリストの中に数曲アニソンが潜んでいてもいいんです。

最近は、有名なアーティストがアニメの主題歌を担当していることも多いですし。

自分では聴かない曲を聴けるのも、ドライブの醍醐味だとわかっています。

 

だけど、全部がアニソンで、いわゆるキャラソンだと、さすがに耳が飽きます。

ドライブデートの帰りに自宅まで送ってもらったとしても、アニソンのせいなのかイマイチ良い雰囲気になることもありませんでした。

 

アニメ好きな彼への不満5.連休中は遊んでもらえない

イベント

 

連休といえば、社会人カップルにはデートのチャンス。

普段は仕事が忙しく、ゆっくりできない彼とも、旅行やイベントに出かけたりと楽しい休日を過ごすことが夢でした。

 

ところが、連休の予定を聞いた私に、彼は「金曜の仕事が終わったら、その足で東京。イベントあるから」という言葉でした。

確かに、アニメ系のイベントって休日に開催されるんですよね。

 

公式のイベントはもちろんのこと、同人誌の即売会なんかの非公式イベントも、連休に集中することが多いいのです。

彼と交際している間は、いつも一人さみしく休みを過ごしました。

 

どうせなら、「私もイベントに連れて行ってくれれば、良かったのになあ」と、今でも少し悲しくなってしまいます。

 

まとめ

アニメ好きなことは、決して悪いことではないと思います。

節度をもって楽しむことができれば、二人の共通の趣味として、一緒に盛り上がることもできます。

 

結局、彼とはすぐに別れてしまいました。

「私のほうに、少し努力できる部分はあったのでは」と考えることもあります。